かつて水で感動した尚仁沢湧水で日本酒を。
実は東照宮お参り前に、かの尚仁沢の湧き水を使ったという銘酒「松の寿」を見つけられないかと、ダメもとでここ「吉田屋酒店」に寄っていたんですが、なんと普通にあったんです!
ただ毎年できた途端に売り切れてしまうというものもあるらしく、今回はタイミング的には在庫がかなり少ない時だったようです。四合瓶なら残ってるものもあったんですが、普段近所で簡単に買える酒というわけではないので、一升瓶で残っていたこちらを購入。お参りを先に済ませたかったので取っておいてもらいました('ω')
以前「サライ」で今呑むべき日本酒特集が組まれたときに紹介されていたものとは違うんですが、はっきりいって最近流行の芳醇旨口というよりも前ブームの端麗辛口が近いと感じました。
とてもあっさりとしていて、上善如水を彷彿とさせるキレっキレの飲み口ですが、白身魚の刺身などと合わせるとそこはかとなく繊細な旨みが感じられて素敵です。仕込み水があれだけ旨い水と言ってもまさか水の味を酒で表現することはできるわけなく、あくまでイメージとしてですが、あの湧き水で仕込まれたんだと思うとなんとも旨いような、そんな感じです♨