懐中しるこなるちょっと洒落た逸品♨
まさか懐にしるこを忍ばせるなど思いもよらぬことですが、乾燥させたしるこを最中を用いてまとめることでそれを実現した商品が江戸の昔からあったというのです( *´艸`)
何ならこういうのを取り出だすのはやっぱり和服からが良いですね。寒い季節は羽織の袖からおもむろにってのも良いかもしれません♨
ちょっと高級感のある和紙っぽい袋から、真円の美しい最中が顔を出します。確か以前にこんな仕様のお茶漬けを、加賀のほうで見た気がしますのぅ( ˘ω˘ )
こいつをさくさくと砕いて椀に盛り、準備完了!あとは熱いお湯を注ぐだけで美味しいしるこができあがるという寸法です(*´Д`)
そこの御仁、しるこに最中が入るのは如何なものかと眉を顰めることなかれ、この香ばしさがまた上品な餡の甘さと相まって、そして湯を含むことでふっくらもちもちとした食感にもなって、実に品がある一杯になるのです(*´ω`*)
いわゆる餅そのものこそ入ってはいないものの、餅粉入り最中が包む愛らしいしっとり懐中しるこ!軽くて持ち運びも便利ということで、寒い冬はみかんとともにカバンに忍ばせるのも乙なものかもしれません♨