古いおみやげ屋さんは、本当に時間が止まった空間でした。
町自体がいかにものんびりした雰囲気の中、古いおみやげ屋さんを見つけたので入ってみることに(^^)
中は演出でなく本当の意味で時間が止まっていました。鉄瓶に置き物、キーホルダーなど、置いてあるおみやげ品になんだか時代を感じてしまいます。
奥からおばあちゃんが出てきて、「昔は夜中に問屋に連絡したこともあったが、最近では問屋もまったく来ない……」と。
一時期のバブリーな宴会社員旅行は衰退し、今や旅行は個人で楽しむ時代。規模は大きくなくとも、決して高級でなくとも、かゆいところに手が行き届いたサービスかどうかが評価基準になっている現在、いわゆる「普通」で良かったおみやげ屋さん、ラーメン屋さん、蕎麦屋さん、喫茶店、他もろもろが影を潜めていくことになる……レトロを愛する人にとってこれほど郷愁を誘うものはないですね……( ;∀;)
ここは川治。良いお湯が湧くところなので、どうか末永くお元気でいてほしいものです♨