梅の香漂う好文亭の見晴らし♨
梅園から好文亭へ。ここからは大人200円です♨
広大な梅林もいいけど、こぢんまりとした庵の庭に咲く梅もまた違った風情があって良いですねぇ(*'ω'*)
徳川斉昭の時代は質素倹約の時代。襖の絵こそ美しいですが、全体的に板の間でかなりしっぽりとした雰囲気です♨
こちらは松の間。畳敷きの間もたまにありましたが、何か安心しますね('ω')
梅の間は見事な梅の襖の上に欄間があり、ちくちくとした小枝を残したどこか愛嬌のあるデザインがまた質素ながら風流で素敵です♨
太鼓橋の廊下。温泉旅館でもたまにみるこんな演出。ただ平らな廊下よりも、渡っていく感が感じられて良いんですよねぇ(^^♪
やや狭い戸口を抜けると天井の高い開放感のある間。またこの天井の造りが良い味わいですねぇ(^^♪
ちなみにこちらの間からは厠にも入れます('ω')
そしてここが偉い人の間!大きな生け花がその間の存在感を演出していますね(^^♪
この間は好文亭の文字が刻まれた扁額のある戸口から眺めるように位置し、最高の梅の景色が一望できる贅沢な間となっております♨
こんな季節にこんな間で、湯あがりのひとときを楽しみたいものですなぁ(*'ω'*)
お次は2階へ。まず見ものなのがこの配膳用エレベーター!人力とはいえ、2階での配膳を効率よくするために滑車を仕込むなんて、なんてエコでローコストな配慮でしょう!さすがです♨
こちらは、2階にある方の偉い人の間!1階の偉い人の間よりこころなしか広くて快適です♨
こんな景色を眺めながら、明日のより効率的な運用を思う、徳川斉昭の充実した日々がリアルに伝わってきますねぇ(*'ω'*)
横に空いた丸窓。和空間に丸っていつ見ても良いものですよね♨
そんな好文亭は、今日も梅に囲まれて今の時代にいろいろな歴史を伝えています♨