現存する川越城の本丸御殿を観る(^^♪
川越城本丸御殿というやつを観に来ましたよ(^-^)
そもそも川越に城があったなんてこともつゆ知らずにいたわけですが、関東管領の上杉が城づくりの名人と謳われたかの太田道灌に築城を命じたという、平城でありながら建築物そのものとしてもかなり由緒のあるお城なのです(;・∀・)へぇぇ
入ってすぐに目を引いたのが見事な庭の枯山水(*´ω`*)
公立管理の物件なのにこういうところまで割ときちんとしてるんですなぁ……さすが川越だ♨
第一展示室にあったこの城の屋根瓦。あら、葵の紋が入っとる……どうやら後に松平の人間が城主となって、この城をかなりでかく増築したそうですな……( ˘ω˘ )おそるべし
こっちの枯山水も見事なうずまきですなぁ。蚊取り線香みたいだ(*´ω`*)
反対側から。これは完全に川の流れを表していますね(^-^)美しい
本庄住居絵図。赤囲いが現存する部分って……今自分がいるこのバカでかい広さの屋敷が全体のたったこれっぽっちって言うんですか……(;´Д`)
しかもこの地図は本丸のみ……それに加えて二の丸三の丸があるってんですよね……意味不明です。間違いなく家の中で迷子確定じゃないですか……( ;∀;)
そういえば落語の「松曳き」っていう噺の中で、家老の爺さんが自分の屋敷にいるのか殿の屋敷にいるのか混乱しまくるっていう件があるんですが、全然笑えんですよねあの舞台がもしこんな広さだとしたら;つД`)
しかもそこかしこ似たような景色ばっかり……ドラえもんの「家の中で迷子」の回を思い出しますよ(;・∀・)おそろしや
そんな折、庭が見える縁側があったのであぐらをかいて一服(*´ω`*)
じい、茶を淹れてくれんか(`・ω・´)キリッ
おお、一番奥の家老詰所にようやっと人の気配がありました!討ち入りの相談ですかな?( ^ω^ )
見てきた感じでは全体的に建物自体は、とはいってもまあ城なんてこんなものなのかもしれませんが、かなり殺風景ですよね(;・∀・)
徳川斉昭の水戸好文亭なんかは質素倹約を旨としていたのでまだわかるんですが、当時の侍ってのはほんとにこんなシンプルな暮らしをしていたんでしょうかねぇ?('ω')
飾り気のない廊下なんかは、まるで戦国時代の大河ドラマの舞台のようでもありますな♨
現代の航空写真に合わせてみた城の感じですね(´・ω・`)
現代の家一軒のサイズから見ても優に町一つ分以上ありそうな……こんな中を裃着て「殿中でござる~!」って摺り足ダッシュしたって、そりゃ何もかも手遅れになりますわな;つД`)
これは第二展示場にも展示されていた釘隠しというやつです( ^ω^ )
釘を隠すったってこれに釘打っちゃったら元も子もない……なんて思ってたんですが、隠す釘はいわゆる五寸釘ってやつなのでバカでかいわけですね(;´Д`)
さあ、やっと一周して入り口の大広間に戻ってきましたよ(^^♪
ここにはかの伊能忠敬が作った日本地図の中の大図というやつの一部が原寸大パネルで敷き詰められていました……( ^ω^ )
しかしざっと36畳もあるこの広い部屋に房総半島だけで半分って……全国分だと普通に体育館サイズかヘタするとそれすらぶち抜くってわけですか(;´Д`)ひぃぃ
この不思議なオブジェはなんじゃろ?……どうやらクマの毛で作った槍の鞘だそうです。しかも中に収められているのは日本三名槍……?(;・∀・)ごつい……
その向こうにあるのは子供用っぽい甲冑??なんか可愛いですな(^^♪
こっちの鎧は大人用サイズですがちょっと新しそう……どうやらその前に立てられた木札の方が本体のようです(;´Д`)しまった……
この襖絵はかなり見事ですね(^^♪
松と夕日が折り重なった風景画……修復したらさぞ見ごたえがありそう(*´ω`*)
最後の最後になにかこの城の権威のようなものが見られてちょっと良かったです。いくら広くてもずっと殺風景だとやっぱりねぇ……(´;ω;`)