矢切の渡しに揺られて贅沢な時間を♨
これから江戸川の方へ行こうと思いますが、その前にここで草だんごを調達です!といっても今回は普通のあんこの草だんごでなく、誘われるままにとらやの焼き草だんご!♨
ランチの間もずっと気になっていたこの漂う香ばしさ!普通に醤油の焼きだんごかと思っていたらなんと草だんごを焼くというから、これまた惹かれますのぅ( *´艸`)
よもぎに醤油に刻み海苔をばっさりと纏わせて、1本150円なり。土日祝日限定なのだそうな(*´ω`*)
これをそのまま江戸川の土手まで我慢して~、景色の良いところで美味い空気と一緒にいただきま~す(^^♪
う~ま~い~!もちもちと焼き醤油に海苔の香り!そして後から鼻に抜けるよもぎの春らしい香り!こりゃー絶品、是非みなさん土手まで運んでから食べてみてください(^◇^)
江戸川の河川敷は草野球場が縦に2つ収まる広さ!寅さんのオープニングでも野球にサッカー、ゴルフと、近所の人の憩いの場になっている風景がよく出てきますねぇ♨
そして江戸川と言えばもちろんこれ、矢切の渡し!柴又という町の長閑な一面がまさにここに集約されているんですよね~( *´艸`)
かつては重要な交通手段、今は優雅な舟遊びのひと時?なにしろこの船着き場から見ると橋ははるか遠く……いやこれはひょっとして今でも交通手段として生きているのでは?と思えてくるのですが……(;´∀`)
この静かな川面に、きぃ~きぃ~って音が響くこの感じ!揺れながぁ~ら、艪が咽ぇ~ぶ、矢切のぉ~渡ぁ~しぃ~;つД`)
いや、あんな歌詞のような厳しい駆け落ちの雰囲気ではなく、どちらかというと落語の「あくび指南」のような長閑な空気ではありますが♨
そして対岸へやってまいりました~到着~!東京都の柴又から渡ったこちらは、千葉県の松戸でございます(^-^)
またこの狭い船着き場に見事にぴたっと停泊させる船頭の技が実に見物でしてねぇ( *´艸`)
こ、これはぁ~!対岸に渡った途端、この風景ですよ!急にこれまた「ど」田舎!いや~ここまでギャップがあるとはなぁ~;つД`)
矢切の渡しにも「どこへ行くのよ……」「知らぬ土地だよ……」って歌詞がありますが、いや~これは柴又から見たら知らぬ土地ですね完全に( ;∀;)
お団子食べて喉が渇いたので自販機でカルピスソーダ( ˘ω˘ )
ちなみに松戸側の河川敷はゴルフコースになっておりまして、アスリート志向ではない娯楽ゴルファーのおっちゃんたちが、がははがはは言いながら楽しそうにラウンドしてました♨
こうものんびりぽかぽかとしていると土手で昼寝っていう手も考えられたんですが、たまに「ファー!」って聞こえるのでやっぱりやめました(;´∀`)
魚釣りの銅像。このあたりの雰囲気から察するに、「野菊の墓」関連かな?説明がなくてちょっとわからんかったです……(´・ω・`)
さて、松戸側の土手でしばし喧騒を忘れた優雅な時間を過ごしたので、そろそろまた賑やかな柴又の町へ戻りましょうか(*´ω`*)
長いスロープを降りて船着き場へ向かいながら、3人組のおっちゃんゴルフを観戦。セカンドショット1人目はグリーンオーバー、2人目はトップしてガードバンカー、3人目は奇跡のキックでナイスオン(*´▽`*)楽しそうじゃー
お、これは細川たかしの「矢切の渡し」の石碑じゃないですか!やっぱりな~、寅さんの映画でも歌われてるシーンありましたもんね!というかもはや寅さん的な歌ですよねこれも♨
それはそうと松戸側の船着き場にはちょっとした休憩所に露店も出ていて、焼き芋~なんて言うもんだからまーたお腹が空いて来ちゃうんですよこれ(;´∀`)
細川たかし 矢切の渡ししかしやっぱり何度聞いても名曲ですなぁ……細川たかしの突き抜けるような声が実に印象的に響きます( ˘ω˘ )
帰りの船を待ってるんですが、向こうの船着き場を離れてからずいぶん経つのにまだ来ない(´・ω・`)
やっと乗れたと思ったら、やっぱり思ったとおり今度の船頭さんは往路の人と違ってすごーくサービス精神旺盛で、トークに花が咲きました(*´▽`*)
ゆっくりゆっくり漕ぎながら、江戸川の今昔から最近の江戸川事情まで、いかにも地元の情報っていう話を聞かせてくれました。そうそう、今では江戸川でうなぎが釣れることもあるんだそうですよ!綺麗になったもんだ~♨
船からちょいと手だけ乗り出して、がんばって水面付近からの景色を撮ってみました。あんまり迫力出なかったなぁ(;´∀`)
はい!柴又に戻ってきました~!ここ江戸川に残る最後の渡し船、これからもこの優雅な時間を楽しませてくださいね(^-^)
寅さん百景の「矢切の渡し」!もちろんこれもテレカになっておりました。第1作では寅さん、おいちゃんと喧嘩してとらやを飛び出した後、この渡し船に乗って去っていきましたねぇ;つД`)
さくらと登が土手まで追いかけてきて叫んでました……「兄貴ー!」「おにいちゃーん!」……そんなシーンもちらほらと重なる風雅な船旅でありました(*´Д`)