銚子に大久保ありと謡われた、老舗の寿司屋さん♨
何年ぶりでしょうか大久保のお寿司。このお店も今ではこんなモダンな門構えですが、一時はこの本店の隣に回転ずし版の「大ちゃん寿司」が出来たりと、実はいろいろと変遷を経て今の形に落ち着いたわけです( ˘ω˘ )
初めてここを訪れたときは本当に昔ながらの建築といった風情で、ちょっとした旧い旅館を思わせるような二階のお座敷に案内されては、調理場のある店舗の方からお婆ちゃんがせっせと寿司桶を運んできてくれたのを覚えていますよ(*´Д`)
もちろんその頃からあったこの伊達巻き寿司。その頃どころか、多分もっと前からあったのでしょう。「鮨は大久保 まんじゅうは水戸屋 そばは加満屋でとどめ刺す」という古いわらべ歌があると知ったのもちょうどその頃でした♨
レジ横に飾られていた伊達巻き寿司のサンプル。もはやこれ自体にすでにかなり歴史を感じます;つД`)
ということで早速お寿司が来ましたよ。たまには良いんですちょっと贅沢なお寿司も(*´Д`)
あさくさ江戸屋の民芸お寿司にfoods foodのミニチュア伊達巻きを沿えて。先ほどの伊達巻き寿司のサンプルは残念ながらリアルサイズなのでちと手が出ません;つД`)
これですこれ。この謎の黄色の塊。初めて見た時はなんじゃこりゃでしたが、今やお馴染みなのであります。見てびっくり、さらに食べてびっくりなんですよこのフワフワ食感が( *´艸`)
要するに伊達巻きも巻かなければこんな感じということなんでしょうか♨
お箸でさくっとカットできます。もちろん酢飯との相性も抜群に良いですが、このまま食べてもまたうまい(*´ω`*)
何度食べても不思議な感動をもらえます( ;∀;)
この椀物がまた……かつて大ちゃん寿司で振舞われた背黒いわしのつみれ汁も最強でしたが、こちらもまた言わずもがなに最強です;つД`)
例えるならばお野菜の甘味をたっぷり仕込んだ冬の寄せ鍋しょうゆ味という感じ。実に豊かな風味で、主役のお寿司の味をしっかりと引き立ててくれます♨
最後に、コレクション未納だった大久保の箸袋はしっかりいただいてきました( *´艸`)
久しぶりでしたが変わらぬ美味で嬉しかったです。昔懐かしい写真もいくつか飾られていたりして、ノスタルジーに浸ることもできました。充実した時間をありがとうございました(*´▽`*)