山口さんの怪電波音楽(という夢)( ˘ω˘ )
学校だか予備校だかの教室。 寒い日なのか、石油ストーブがいくつか置いてある。 手をかざすと暖かい。 火傷をしないように気を付けて、転々としながら少しずつ当たる。
やがて授業が終わり昼休み。 机をくっつけてお弁当モード。 目の前の机にから揚げが乗ったパックのサラダがある。 仕出し弁当? うまそうなので半分くらい食べてしまう。
「あれ?俺のサラダは?」
どこかの誰かが言った。 あ、もしかしてこれ自分のサラダじゃなかったのかな?
バレないようにそそくさと教室を出る。 後を追われているような気がして焦る。
階段を下りている暇はなさそうなので、螺旋階段の中央の隙間を飛び下りる。
着地した先は薄暗い廊下。 山口さんが黒縁のメガネ越しに相変わらずの変顔をしてこちらを見ていた。
一瞬たじろぐも、なぜか安心してしまう。
「山口さんもこれから昼休みですか?」
ならば一緒に食事をと、暗くてせまい廊下を歩き出す。
どうやら山口さんは音楽活動をしているらしく、謎の怪電波を録音してそれを使った楽曲を作っているらしい。 サンプルを聞かせてもらったが、意外とパンクでキャッチーなノリに合わせてノイジーな電波がジリジリと鳴っているのがわかった。
「これを聞いた人はどうなるんです?」
その手の質問には相変わらずの変顔を返してくるだけで一切答えてくれない山口さん。 やっぱり不気味だなぁ。 しかもこの昼休みを使って新しい電波の収録もするらしい。
ビルの外に出ると、夜の温泉街のように赤ちょうちんがそこかしこを幻想的に照らし出す渋谷の小道に出た。 いつの間にかふじやんも加わって、3人で歩く。
そうしてしばらく歩いて、やがて細い路地に入る。 みんなで食事に行くものだと思っていたら、どうやら理髪店を探しているらしい。 なるほど、確かに山口さんの髪は頂上がゲゲゲの鬼太郎が妖気を感じたときのようにピンと立っている。
そのうち道の左手に理髪店を発見。 しかも2軒並んでいる。
手前の店から女子大生らしきグループがぞろぞろと出てくる。 人気がありそうな店だったのに入るタイミングを逸したのか、そのまま奥の理髪店へ。
てっぺんのハゲた大柄な白衣のおっさんが出迎えて、山口さんと談笑を始めた。 どうやらここは髪に火をつけて散髪するというスタイルの店らしい。 それってインドの動画で見たやつやん。
店の中では茶髪の女性がいそいそと何かやっているのが見える。 そしてなぜか庭先には本棚。 置かれているのは懐かしいコロコロコミックの野球漫画? いや、よく見るとちょっと違うような。 知らない漫画のはずだったのになぜかほっこり。
さて、これで山口さんとはお別れです。 ふじやんと2人、めしでも食ってこうかという流れ。 帰り道に、脂っこいけどうまいラーメン店があったのをチェックしていたので、おごってやるから行こうとどや顔。
しかしあっさり断られてしまいました。
残念。
という夢( ^ω^ )
ほんと久しぶりにちゃんと記憶できた夢でした( ˘ω˘ )
全然別のところで出会っているはずの知り合いがなぜか一緒に出てくるという不思議な世界線( *´艸`)
謎の先輩(青森県人・A型)とドライな後輩(高知県人・B型)。なかなか面白いパーティーでした♨