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子供を助けられなかった夢( ゚ー゚)

「ひぃ……ひぃ……」 か細い幼子の呼吸とも悲鳴ともとれる声が脳内に響く。 一体どこから? ベッドから重い体を起こし目覚めると、部屋の窓が少し空いている。 窓の外を見る。 下の路地に数人の子供たちが集まって、隣の建物の天井を覗き込むように見上げている。 どうやら一人の小さな子供が高いところに取り残され、降りられないでいるようだ。 子供たちの一人がこちらに気づき、「気づいてもらえた」と言わんばかりの満面の笑みを向ける。 寝起きのひどい格好だが、とにかく行くしかない。 私はまだ半分眠っている重い体に鞭打つように部屋を飛び出す。

現場に下りると、すでに子供を手当てしている大人がいた。 しかしさっき窓から見えた子供はまだあの場所にいる。 私が何とかするしかなさそうだ。

近くで見ると、天井の蛍光灯のようなものにしがみついているようだった。 大人の私ならすぐに助け出せる高さだが、よく見るとその子の腫れあがった左手には蛍光灯から青い電流のようなものが流れ続けている。うかつに触ると感電のショックで子供を落としてしまいかねない。 何かないか……考えている間にも子供はみるみる衰弱していくのがわかる。 「ひぃ……ひぃ……」 脳内に相変わらず響き続けるか細い悲鳴。 早く助けねば。

私は持っていたインスタントラーメンの袋を使って子供をどうにか下ろせないかと試みる。 そんなものでどうにかなるはずもなく、下手くらしくまごついていると、やがて子供は力尽きたのか、手が滑ってインスタントラーメンの上に落ちた。 幸いラーメンがクッションになったのか、どうにか息はある。しかし明らかに瀕死だ。 「ひぃ……ひぃ……」 何かを求めるように虚ろに泳ぐ視線。口からは泡が溢れている。 どうすればいい、救急車か?そんな悠長なことを言っていて良いのか? 子供の耳から大量の煙が吹き出す。脳まで焼け焦げているようだ。 瀕死のカエルのように口をパクつかせ何かを訴えるようにこちらをじっと見ている子供。

あれ?この子供は……私なのか……?

「ひぃ……ひぃ……」 声は相変わらず脳内でリピートしていた。


という夢( ゚ー゚)

いえね、怖いというかなんというか、かなり鬱になりました(´・ω・`)

要するにその子供は自分なのだから、そのまま成長しても将来は結局、こういう局面で躊躇してもたついて子供一人助けられず見殺しにするような、そんな今のこのダメな自分になるだけなんだなっていう気分でした;つД`)

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