新年早々、昭和のおもひで桃屋の瓶詰でお神酒を飲ろうぜ♨
昨年の年末ごろからすっかりはまってしまっている桃屋( *´艸`)
2022の新年早々から、桃屋の塩辛を開けつつ懐かしい昭和のCMを肴にお神酒を一献いきやしょう♨
まずは桃屋のいかの塩辛(*´ω`*)
塩辛小僧篇(1962年) - 桃屋のり平アニメCM公式サイト上での最古のCMは昭和37年のものですが、商品としての発売年は昭和27年。ほんとに歴史ある塩辛となっております( ˘ω˘ )
温泉篇 カラー版(1969年) - 桃屋のり平アニメCMしかしながら吾輩が一番好きな塩辛のCMはやっぱりこちら。すでに時代はカラーとなった昭和44年モノ(*´Д`)
汽車で草津駅だなんて、もはやドリフの映画か二代目三遊亭圓歌の中沢家の世界じゃないですか;つД`)
歌奴時代の山のあなを思い出すノリで真っ黒に煤汚れたあとに草津の湯に浸かりながら塩辛で一献。幸せの極致ですね~まったく♨
そしていかの塩辛と対を成す?かつをの塩辛もいただきます(*´ω`*)
一心太助篇(1960年) - 桃屋のり平アニメCM公式サイト上のCMは最古のもので昭和35年となっていますが、残念ながら発売年は不明。CMと同じ年くらいなのかなぁ('ω')いずれにしても古い
そしてお酒は正月らしく白鶴の上撰御神酒(*´▽`*)
御神酒というラベルの日本酒が売られていることはずっと存じていましたが、買ったのはこれが初めてでござんす;つД`)
まあ御神酒っていうくらいですから、本来なら神社や神棚に供えるべきものなのでしょうけれど……近いうちにサイト上に犬神社を再建するので許してくださいということで( ;∀;)バチ当たりませんように
ということでさっそくいただいていきましょう( *´艸`)
……っきゃー!しょっぱいしょっぱい!話には聞いてましたけどこりゃーほんとに塩っ辛い!そりゃ塩辛ですからって言いますけど令和の世にこれほどの塩辛が他にありましょうや( ゚口゚)=3
いかの塩辛で塩分17%、かつおの塩辛に至っては実に塩分21%ですぁよ……あたしゃ塩舐めながら酒飲めるほどできちゃいませんぜよ;つД`)
そんなあーたにお勧めの食べ方がお茶漬けだっつーので、してみましたよお茶漬け!もうね、お茶漬けの素なんざ使っちゃいけやせん。これだけの塩味があるのだから、熱々のごふぁーんに味の素少々、かつぶしふぁさ、んで緑茶をだーっと。そこに塩辛をちょこんと乗せるのみ( ゚Д゚)
いや、でもこれはさすがに日和りすぎました。ほんとはもうちょっといっても大丈夫。ちびりちびりと調整しながら掻き込む塩辛茶漬け……しかし考えてみりゃ塩辛でお茶漬けなんて初めてなもんでして;つД`)
でもね、わかります、推している理由が何となく。この塩辛の本当のウマさを味わうにはやっぱりこれだろうと思うんです。強烈な塩味の中に隠された強烈なウマ味!甘み!それらがほんわりと立ち上ってくるではありませんか(*´▽`*)いやウマいですよ
しかし真のラスボスはこれから。戦闘力21萬のかつを塩辛茶漬けとのバトル!いざ尋常に(*´Д`)
うん、やっぱりすごい破壊力!しかしこちらもいか塩辛同様、ちゃんと量を調整していけば鰹のうま味が広がっていきまする(^◇^)
いやほら、江戸っ子は辛い物好きって昔から言うじゃないですか。あれは決して北極ラーメンとか極激辛焼そばが好きって意味じゃなくて、つまり塩辛いものが好きって意味なんですよ;つД`)
もちろん肉体労働が多かったこともありましょうが、保存料も冷蔵庫もまだなかった時代、塩辛さが食の安全の象徴みたいなところもあったと思うんです。インド人のDNAがグリーンチリなら日本人のDNAはお漬物ってところなのだと思うんです( ゚ー゚)
先の記事でも述べましたように、桃屋というメーカーは基本ポリシーとして商品のマイナーチェンジはしないのだそうです。つまりこれらは発売当初の、本当の意味で保存食としての塩辛の製法を今でも守っているというわけなのであります(*´ω`*)
これらの商品が発売されたであろう昭和27年~昭和35年といえば、昭和31年に「もはや戦後ではない」とは言ったものの、まだどこか戦後を引きずっておるわけです。白黒テレビ、洗濯機、そして冷蔵庫が家電における三種の神器として宣伝され、憧れとされていた時代なわけです;つД`)
だからこそ昔ながらの製法が有用、先人の知恵の偉大さを痛感するという時代であったことでしょう。そういう歴史とともにあり、今この令和の時代まで脈々と生きる、そんな桃屋の瓶詰たちに敬意を表しつつ、改めて新年のご挨拶に変えさせていただきとう存じます♨