桃屋の江戸むらさきエボリューションwith七草がゆ♨
やってしまった……七草がゆを食べる日は鏡開きなんかじゃなかったじゃないですか!てことは鏡餅を七草がゆに入れられるわきゃないじゃないですか!以前の記事でも一人ですげーはしゃいでてアホみたいだったし、もうがっつり鏡餅入れて食べちゃったし;つД`)嫌だーバチ当たりは嫌だー
てことで何も知らないあたくし、七草がゆの中に早々に解体した鏡餅を入れてそれこそ神様ごといただいちゃいましたってところからすべてが始まる今回の記事となっております(´;ω;`)ひぃぃぃ
まあね、良いんです。この情報過多の時代にそういう情弱ってのも逆にある意味必要なんですよ。きっとそう、うん、きっと(´・ω・`)反省だけなら猿でもry
でもこういうのってきっと警告なんですよねー……そんなことすらもまともに守れないようじゃ、お前ほんとにいつか踏み外すぞって神様が教えてくれてるに違いないんですよ……;つД`)すいません気を付けますもうしません
鏡餅ってさぁー、この段々のどこが鏡なんだ?とか、酒樽をぱっかーんってやるのも鏡開きって言うよなーとか、いろいろ疑問が湧いては調べて勉強できた正月だったってのに、これじゃ結局何もかも台無しじゃないかーっていうね⊂⌒~⊃。Д。)⊃もう嫌だわー
でもね、これだけは信じてください!すげー気合入れてたんですよ今年!(;´∀`)
何しろ昔ながらの懐かしい充填式の鏡餅が手に入ったんで、この形をそのまんま七草がゆに入れて食べたいっていう、もうそのことだけで頭がいっぱいでしたから(´・ω・`)今となってはただの盲目思考
てことでまずとにかく周りのプラを頑張って奇麗に剥がしましたよ。充填式っていうからもっとぺたっとくっついてるかと思ったら、これが意外とあっさり取れました♨
そしてこれを意気揚々と七草がゆに……うわーんうわーん;つД`)
で、その流れで桃屋の江戸むらさきエボリューションとか……うん、もうここから先は気を取り直しましょう!何せせっかくの食べ比べなんでね(*´Д`)そういう切り替えも大事ってきっと神様がry
あーこれよく見たら4~5人前だったんですね……普通にいつも一人でいただいちゃってました……( *´艸`)今年も例に漏れず
せりなずな、ごぎょうはこべらほとけのざ、すずなすずしろ春の七草っていう呪文、ありますな……(*´-`*)テスト出ないよー
どうせならかまどさんの説明書にある「おこげ雑炊」に挑戦したいです。香ばしい七草がゆってのも乙じゃあないですか♨
というわけでまずは普通にごはん炊きます。おこげが出来るようにちょっと火あぶり気味にしたつもりだったんですが……( *´艸`)
うーん不発かぁ……(´;ω;`)おこげって難しい
まあできなかったものはしょうがない……気を取り直して続き作っていきましょう!( ^ω^ )
というわけで完成しました!割ってもいない鏡餅がマルっと入ったバチ当たりな七草がゆでございます( ;∀;)ワイルドだろう?
お餅の方は醤油を塗り重ねながらオーブンでじっくりと炙ってこんがりとさせました♨
いや~出来栄えとしてはすごくふっくらと美味しく炊けたんですよ~!ちょっと醤油の焦げた香りが鼻をくすぐる、特製七草がゆのゴッドイーターバージョンってこってす( ゚ー゚)もう腹括るしか
さてそれじゃあ味も調ったことですし、さっそく桃屋の江戸むらさきエボリューションを添えていただいてみましょう~♨
元祖!桃屋の江戸むらさき
はい、まずはコレ!すべての江戸むらさきの始祖にして今もっともレアな存在、元祖桃屋の「よい海苔 良い味 江戸むらさき」から開封してまいります( *´艸`)何しろこれが一番楽しみだった
助六篇(1958年) - 桃屋のり平アニメCM発売自体は昭和25年、つまり1950年だそうです。今でも「ごはんですよ」でお馴染み、脈々と続くのり平アニメCMの元祖であります(*´Д`)
個人的にはすごくこのアニメーションの動きからは初期のころのディズニーを思い出すんですが、やっぱり当時の最先端アニメとしてかなり影響を受けてはいたんでしょうかねぇ(*´-`*)笑ったときの目が好き
ちなみに傍らにいるちっこいやつはリーメントのやつです。昭和時代パッケージの再現シリーズってんですが、それよりもこの元祖江戸むらさきのミニチュアがあるってところがもうがっつり惹かれますよ( *´艸`)
テーマは「午前様の江戸むらさき茶漬け」。高度成長時代の猛烈社員たちの明日を支えた、あの日の桃屋の夜食(´;ω;`)お土産寿司は翌朝にでも食べるのかしら
この当時の広告がまた……トウトウサラリ、トウサラリ。江戸を受け継ぐ桃屋の味で、ドリフから仁義なき戦いまで、その思いを馳せるのです♨
そんな元祖「にやむらさき」を七草がゆに乗せて……アツアツのうちに早速いただきま~!(*´▽`*)
以前の記事でも書いたかもしれませんが、桃屋のポリシーって発売当初からの味を変えずに守るってことらしく、つまりこれは昭和当時の味そのものなんですね~!( *´艸`)
なるほどなるほど、そういわれると確かにかなり辛めに仕上がってますね!辛いというのは塩辛いってことなんですけど、江戸風味ってのはこういうもんだよなってのがふんわりと伝わってきます(*´Д`)
そもそも味付けというのは新しい商品ならより美味しいとは限らないわけでして、そりゃ味覚もグラフ化したりしていろいろ進化はするんでしょうけれど、昔ながらには昔ながらの経験則によるうま味のバランスというものが確かにあってですね……♨
要するに冷蔵庫も何もなかった時代の産物であれば、前例の塩辛のようにがっつり塩味を効かせないとってなるんでしょうが、それなのにこいつは塩味もほどほどで実にいただきやすい。これが実現した背景にはつまり、海苔の佃煮というのがそもそも傷みにくいとか、そういうのもあったんでしょうかしらね……( ˘ω˘ )ようわかりませんが
プレミアムな江戸むらさき特級
続いて世の中に登場したのが第一回東京オリンピックの前年である昭和38年、今もなおスーパーの棚から普通に手に取ることのできる「江戸むらさき特級」でございます( *´艸`)
駅長篇(1964年) - 桃屋のり平アニメCMCMが田舎の駅長さんに新幹線ってのが良いですよね!まさに高度成長時代を反映しているようですよ♨
あの頃は日本酒も特級、電車も特急、そして江戸むらさきも特級と……この特級という響きには何かこう、急速に豊かになっていく象徴みたいなものが感じられますよね(*´ω`*)今でこそプレミアムが飽和状態ですが
駅長篇 カラー版(1969年) - 桃屋のり平アニメCMそしてこのCMにはなんとカラー版も存在します。白黒テレビからカラーテレビへ……時代の変遷がそのままこの一本のCMにも反映されているのです♨
ちなみにCMの作中、新幹線が通り過ぎた後に駅長さんの首に江戸むらさき特級が下がっているという演出なわけですが、あれは「スタフ」「票券」「タブレット」と呼ばれるもので、かつてスーツ交通の動画でも紹介されていましたが、今でも銚子電鉄など一部の地方鉄道では現役で稼働している鉄道運行用アイテムなのでございます(*´ω`*)鉄オタには常識なのかも?知らんけど
お次はそんな特級を七草がゆに添えまして(^-^)
うん、やっぱり鰹節の味ががっつり来ますね!ここがまさに特級たる所以ですね!CMで言っているとおり大人の味です!元祖とはもう完全に別物♨
心なしか元祖は緑がかった色に、対して特級は紫がかった色に見える気もします。あ、これはラベルのせいかな(´・ω・`)
元は江戸むらさきだったしいたけのり
ここにこれを持ってきて然るべきか悩みどころではありました。何しろすでに昭和42年発売の「江戸むらさき しいたけのり」は市場から消え、今は昭和50年発売の「ごはんですよ!しいたけのり」に取って代わってしまったものですから( ;∀;)
江戸むらさきとごはんですよじゃあ味もだいぶ違ってくるのかもしれませんがね……でもまあ喫食順としては一応時代の古い方を優先したいと思いますので♨
のり平篇(1967年) - 桃屋のり平アニメCMちょいと色気を感じるこのCM、実はのり平さんが多忙につき出演できなかったために誕生したという経緯があるそうな( ゚ー゚)
しかもナナントですよ、よく見ると白黒にしてすでに実写とアニメの融合なんですよ!( ゚口゚)=3
いやぁ~……今でこそ映画なんかでも取り入れられている手法ではありますが、こういう発想自体って当時からすでにあったんですねぇ……( ;∀;)なんかすごい
ということでそんなしいたけのりもアツアツのうちに七草がゆに添えて♨
あ、これは!確かにしいたけを感じるぞ!というかしいたけの塊がごりっと入ってるじゃないですか!そしてやっぱりごはんですよベースになってるのもわかる!( ゚Д゚)全体的にまろい!
うーん本来であれば特級のかつぶしに対してこっちはしいたけという、つまりはおだしの対比みたいなコンセプトだったんだろうなぁ……今となっては想像することしかできないけれど( ˘ω˘ )すん
しかしかつぶしベースの特級は今でも江戸むらさきで、でもしいたけはごはんですよになった……つまりしいたけのおだしは江戸むらさきよりもごはんですよの方が相性が良かったってことですよねきっと( ゚ー゚)見えた!見えたぞ!
そしてついに登場!天下のごはんですよ!
いやぁ~しいたけのりを先にやっちゃったもんで今さらついに登場もへったくれもない順序になっちまってるんですけども(´・ω・`)
とにもかくにも昭和48年、満を持してリリースされた天下の「江戸むらさき ごはんですよ!」でございます♨
これまでの「伝統の大人の味」からコンセプトを一新、ファミリー層向けに昭和のご家族全員で好き!と言えるTHE海苔の佃煮の定番のご登場ってわけですね( *´艸`)ごはんでございま~す
オムニバス篇(1973年) - 桃屋のり平アニメCMCMももはや完全にカラーですね。何しろこの商品、ロゴからしてカラーなわけですから(*´Д`)
平和な世の中、あらゆるシーンでごはんですよ~っと!いよいよ現代に近づいてきた感、出てきましたかね~♨
小瓶の横にいるちっこいごはんですよはおみくじになっているのでごぜぇます。ええ、おかげさまで今日も朝からノリノリでござんす( *´艸`)ぶへぁ
てぇことでほっこり七草がゆに添えて♨
んー、定番の味!コレコレ感半端ないですね!一番の違いはやっぱりまろみ。これまでの江戸むらさきシリーズと比べると本当に味に角がない……( ˘ω˘ )
鰹節にほたてのダブルうま味エキスに、あとこれってもしかして醤油も変えてるのかなー……たまり醤油ってほどじゃないにしろ、とにかく全体のバランスがまろやかさ重視なのがわかります(*´ω`*)まぁろい
いわゆるセンター獲れる味ってやつですね( *´艸`)意味わからんですねハイ
ちょっと寄り道「いろいろできるんですよ」
桃屋の公式で、ごはんですよロゴみたいなのを作成できるジェネレーターとかその他もろもろ、その名も「いろいろできるんですよ」なんてぇのがあるらしいとの情報をキャッチいたしまして( ゚口゚)=3
こんなん遊ばないわけにゃーいかんじゃないですか♨
小姓、こんなCMがあったなんてこの方まったく知りませんでしたが……かつてのり平アニメとドラゴンボールがコラボしたCMなんてぇのがあったらしいんですよ(*´ω`*)
まあアレですかね、つまりは孫悟飯ですよってな具合になってくるとかこないとか♨
そして例のジェネレーター、ひらがな7文字以内で「ですよ」に繋がるロゴを作成できるみたいなんですが、ドラゴンボールで「ですよ」とくればじゃないですか!やはりフリーザ様ですよフリーザ様( *´艸`)
「おうんですよ!」ドドリアさん( ゚Д゚)捕まえなさい!
なんてことをこんなファンシーなロゴで言われてもですよっていう( ;∀;)
まあうちにはそれっぽいのがゴールデンフリーザ様しかなかったんで、すいません(*´-`*)
あとは「写ルンですよ!」とか……( ˘ω˘ )
ちょっと修羅った小芝居風に「ちち、違うんですYO!」とか( ;∀;)みたいな
前身は江戸むらさき生海苔特級か?
さて続いてはこちらもまた一度リニューアル的な歴史を持つ「江戸むらさき 生のり」……なので挟みどころをまた迷ったわけですが、とりあえずこやつの前身であろう江戸むらさき生海苔特級を軸としてここに挟むことにいたしました♨
宮本武蔵篇(1985年) - 桃屋のり平アニメCM生海苔特級のCM自体は昭和60年に流れていたようなのですが、実はこれ自体の発売年が今のところ情報がなく不明ということになってしまっております( ;∀;)
現行商品である江戸むらさき生のりは平成20年の発売と、これまたかなり最近なのでありますが……( ゚ー゚)
お、ここでなんとおこげ発見!諦めていたんですが、ちゃんと出来ていた模様!というわけでおこげ七草がゆに添えていただいてみましたよ( ˘ω˘ )
いやーこれはね……かなり生海苔感あります。たぶん平成20年の技術で作られてるからこんなにも洗練されているのでしょう……(*´ω`*)海苔の形が感じられる佃煮だなんて
おそらくコレ、もはや当時の生海苔特級からはかなりかけ離れた商品なのではないかと……残念ながらここからでは当時の味は想像すらつきません( ;∀;)無念なり
ごはんですよの弟分?あまいですよ
さて〆を飾るは、かのごはんですよの弟分を名乗る最終兵器「あまいですよ!」でございます( *´艸`)
ここまで来たらね、もうね、要するに最近の味ですよ。たぶんもう最近の、いわゆる普通にうまいって感じじゃないかと♨
アマジン篇(2004年) - 桃屋のり平アニメCMCMは平成16年。しかし商品自体の発売日は翌年平成17年の8月22日となっているようです……ちょっとした謎( *´艸`)もうアニメもキレイですね~
ということでハイ、乗せました。いやもうね、ここまで来たらもう一言「甘いは旨い」これに尽きます。とっても現代風の味♨
ただね、皆さんお気づきでしょうか?そう、この商品なんと、「江戸むらさき」の文字が消えているんですよ( ゚Д゚)
まさしく「ここに桃屋のこだわりを見た」としか言いようがありませんよね!そう、ここまで甘けりゃもう江戸むらさきは名乗れないんです(´・ω・`)江戸はやっぱり辛いが好きだから
いや、わかりませんよ?確かめたわけじゃあない!でもそうとしか……否、個人的にはむしろ「そうであってほしい!」というくらいの勢いでござんす( ゚口゚)=3
なるほど、わかってしまいましたよ。どうやら「あまいですよ!」は関西の味覚をターゲットにして開発された経緯があったらしいです。それゆえに江戸むらさきを外したのだと……(*´-`*)はっは~ん
番外編!角切りのり
普通はペースト状を想像する海苔の佃煮。そいつを角切りにしちまうたぁ一体どういう了見だ?ということで思わず試してみたくなってしまったのがこちら、角切りのり♨
たぶん昆布の佃煮的なものになるんだろう……と勝手に予想したあたくし、普通にフジッコのこもち昆布と食べ比べてみることにしましたよ( *´艸`)こむち昆布
……と思ったらなんじゃこりゃあー!全然味違うやんけ!……ってよく見たらごまラー油味とな!?( ;∀;)まさか中華風で来るとは
ええ、進みますよごはん。そんなことはもう間違いないんです。でもね、昆布と海苔でどう違うのか、みたいな食べ比べがしたかったあてくしとしましてはですね、何というかこう……いろいろとですね……もうここまでくると言うこともなくなってきてしまうわけでありますよ;つД`)しくしく
長々とお付き合いすいません!なんか失敗に始まり失敗に終わるという結果ですが、今回はこれにてお開き!ああもう疲れたわ♨