連ドラ最高傑作とも言われる「おしん」を今さら見ました♨
いやーようやく見ましたよおしん。いまだに一部では連ドラの最高傑作と謳われるくらいの名作であり、忍耐の末に成功を収めることを「おしん〇〇」と喩えたりするくらい、もはや連ドラオブ連ドラと言っても過言ではない作品ですよ(´;ω;`)
不詳わたくしめもですよ、かの第72代横綱稀勢の里が誕生した折、嬉しさのあまりつい親方の隆の里関に準えて平成のおしん横綱などとエラそーに喩えたりしてましたワ;つД`)おしん知らんかったくせに
内容を知らなかった時点ではどうしてもおしんと言えば小林綾子の名優っぷりが取り沙汰されたイメージしかなく、幼子が雪国の奉公先でひたすら陰湿ないじめに耐える辛い話としか思ってませんでした( ˘ω˘ )
しかしです……案の定と言うべきか、やはり見る前と見た後ではもうぜんぜん違うんですよこれが。要するにこの話の真骨頂は、おしんがその頭角を要所要所で発揮しながら着実に認められていくところなんだと(´;ω;`)むしろ涙したのはそういうところ
震災に耐え流産に耐え戦災に耐え、やっと平和に暮らせるかというところで戦争責任として自刃した夫への誇りを語るシーンはもはや伝説級。そうして最後まで見終わった今となっては、とにかくもう総じて田中裕子が天使すぎたとしか……あの「目で語る演技力」はセリフがなくてももらい泣きしますわや( ;∀;)
忍耐と勤勉、そして芯の強い意志という、いかにも大和魂的な武器を以てして、読み書きもできぬ極貧の小作からスーパーの創業者まで昇り詰めるという、ある意味二宮金次郎を彷彿とさせるようなジャパニーズドリームサクセスストーリー♨
今年は寅年ということで、田中裕子とジュリーが共演したという「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」もこのあとしっかり観ていきたいですね( *´艸`)縁結び映画