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ショックTHEノー残業デーな夢( ^ω^ )

今日は月に一度のノー残業デーにつき会社はほとんど一斉帰宅。 僕は久々に一杯やって帰ろうと思い同僚のSに声をかける。 しかしSは無表情のままこちらに一瞥くれると無言で目を逸らす。 その態度に血の気が引いていくが、おかげで忘れていたことを思い出す。僕はもう嫌われていたんだっけ。 今日はせっかく楽しみにして仕事を頑張ったというのに、自分の立場も忘れて思い込みでショックを受けるなんて、独り相撲も甚だしい。

しかし何故かSの声掛けで他の同僚が何人か集まってくる。皆どうやら嫌々ながら飲みには行くらしい。 僕は冷蔵庫からとっておきの瓶ビールを手に取って、なるべく気に障らないように恭しく装いながら皆の後についていく。

歩きながら、「誰の事とは言わないけれど」という悪口大会が始まった。 それが僕のことを言っていると気づくのに時間はかからなかった。 あっという間に危険アラートが脳内に響き渡り、その場から逃げなければならないという意識に支配された。

「ごめん、急用を思い出した」

アセアセとSに告げ、手に持っていた瓶ビールを半ば強引に渡してそそくさとその場を去る。

「あいつのああいうところがムカつくんだよな、自分が言い出したくせに」

僕に向けた罵詈雑言を背中越しにも聞こえるように次々と噂する。 Sたちの憎々し気な表情が目に浮かぶようだった。

なるほどそうか、僕が声さえかけなければあいつらは自分たちだけで飲みに行くつもりだったんだな。 それを空気も読まず浮かれて声をかけてしまったから、仕事の付き合い上無碍に断ることもできずこんなことに。 どうして僕には人の気持ちというものがわからないのだろう。

まあでももう考えても仕方ない。 このまま人込みに紛れてどこかへ去ろう。 新天地で一からやり直せばいい。 Sたちにもう二度と会わなくて済むように、今日はちょっと遠回りして帰ろう。

絶え間なく帰宅の途に就く社員たちの群れに隠れて、様子を見ながらオフィスの階段を降りる。

しかし下のロビーに出たところでばったりSたちと鉢合わせ。 完全に全員と目が合ってしまったが、その顔は無表情で氷のような視線を刺してくる。

「どうして?」

僕は恐ろしくなり思わず顔を伏せる。 再び僕への罵詈雑言が聞こえ始め、そしてやがて遠のいて消えた。

恐る恐る顔を上げてみると、そこにはもう誰の姿もない。周りの人込みさえもさっぱりと消えていた。 これでやっと独り。やっと平和になった。

違う。

そもそもゲームのようにやり直せばいいと軽く思っていることが間違いなんじゃないのか。 自分を鏡に映して鑑みることも怠り、ただその場から逃れるだけのためのリセットボタン。 その軽率な行為を繰り返すたび人生が追い詰められ、いつの間にか自分の中の闇だけが増大することになるとも知らず。 そうなればいつしか新天地はもはや新天地ですらなくなる。どこへ逃げても再びSたちが顔を変えて現れるだけ。

それはただ自分の闇が映し鏡のようにそこにあるに過ぎない。 自分との戦争。すでに地獄は始まっているのだった。


いやこれまたもうひどい被害妄想の夢でした。気分最悪ですわいやー( ;∀;)

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