得体の知れない不審者に追われ学校から逃げる夢( ;∀;)
今日の全校集会が終わった。 順々に体育館を後にする生徒たち。 ようやくうちの組も退出。 教室までの間には校庭が見える外の渡り廊下を通るのだが、それはまさにその時だった。
「キャアアアー助けてー!痛い!痛い!」
突如校庭の向こう、第二校舎の陰から聞こえる悲鳴。 そしてその陰からは、何かから逃げ惑うように次々と走り去る生徒たちの姿。
何かいる。間違いない。 嫌な予感がした。きっとこっちに来るに違いない。
僕はそのまま猛然とダッシュ。元来た体育館の中へと全力で逃げ込む。 後ろを振り向いてはいけないのはわかっていた。 しかしどうしても気になってふと振り返る。 体育館の入口から「それ」はものすごいスピードで入ってきた。 目が完全におかしい。
「え"あ"あ"あ"ぁぁぁぁ」
不気味な叫び声をあげながら確実に僕の方へ近づいてくる。 恐怖で動けない僕の目の前に迫るそれは、僕に襲い掛かるギリギリのところで別の生徒の方へ狙いを変えて走り去る。
ほっとする間もなく、僕は抜けた腰を何とか奮い立たせ、どこか隠れられる場所を探す。
「そうだ、階段裏のトイレ!」
体育館の裏口付近、ちょうど二階のギャラリーへ上がる階段の裏側に、個室トイレが一つあったことを思い出す。 僕は急いでそこに逃げ込むとすぐさま鍵を閉め、外の騒ぎが収まるのをじっと待つ。 個室の後ろ側には大きな窓があって、いざとなったらそこから校舎の裏側へも出られる。
どれくらい時間が経っただろう、外も静かになったような気がする。 そんな矢先だった。
ピンポーン!
インターホン? 続いてコンコンとドアをノックする音。
「入ってますかー?」
誰か来たのか?
「入ってます」
僕は一応返事をしてみる。
「次並んでるんですけど早くしてもらえますー?」
こんな時にどうしてこんなところのトイレになんか並んでるんだろう? 不審に思いながらも一応返事をする。
「はーい今出ますー」 「今出ろ早くしろすぐ出ろコラオイ〇すぞコラ」
そいつは何故か急にまくしたてるように暴言を吐き出した。 恐ろしくなった僕は手荷物のカバンを音をたてないようにそっと取ると、裏の窓から外へ出る。
裏側は少し傾斜のきつい芝生になっていて、足を滑らそうものなら怪我では済まない。 それにさっきの奴らにでも見つかれば何をされるかわからない恐怖にも駆り立てられる。 静かに慎重に、でもなるべく急いで、とにかくもう学校から出てしまおう。 ここまできたらもう自己防衛だ。言い訳は後から何とでもなる。
とっとと逃げよう。
寝起き寒かったー!寒いシーズンだからってのもありますけど、思い出したら寒気がひどかった……怖すぎて思わず一人でぷぷって笑っちゃいましたもん;つД`)
こういう寝起きに寒くなるような夢って久しぶりに見た気がしますが、やっぱり怖い夢ってのは暑いシーズンにはなかなか見ないもんなんですかねー(*´-`*)