昔ながらの川崎大師の思い出(^^♪
2022年もあと数時間と差し迫って参りました。除夜の鐘の音を聞きながら味わえばふと思い出すであろうあの頃の面影……今宵のお供は厳かに、大師名物せき止め飴とたんきり飴にございます(^^♪
幼き日の川崎大師の思い出と言えばもちろん境内より参道なのでございます。何しろそこかしこから聞こえてくるとんとこ飴の包丁さばきに乗せられてお祭り気分さながらに歩けば出店のくじ引きで小さなヤジロベーを貰ったりと……あれは実に思い出深いのでございます( *´艸`)作文にも書いたくらいに
以前はこのたんきり飴の看板も多数ありました……しかし現在はこの「たんきり」というのが「痰切り」という薬効のイメージに繋がるとの法律に基づきめっきり消えてなくなったのだとか……実にやかましい時代になったものでございます(´・ω・`)
しかしそれもまた霊験灼かなる地だからこその配慮とも取れなくはなし……それもこれも時代の流れ。致し方ないのでございましょう( ˘ω˘ )
そしてお大師名物と言えば古来よりこちらせき止め飴。どちらかと言えば「鎮咳」の薬効を思いっきりイメージしそうなこちらは何故か今も堂々と看板が出ているというこれぞ川崎大師七不思議の一。もちろん浅田飴のそれと違って医薬品等の部類ではないので薬効の表記はありません( ˘ω˘ )いわゆるのど飴の部類
たんきり飴がある種の俗称なのに対してこちらは歴史ある商標なので誤解はないものという特例なのかしらん♨
さて実食。いや良いですね~どちらもこの季節にぴったりなほっこりとしたお味!たんきり飴は水あめ主体の麦芽糖の優し~い甘さがまた逆にクセになってしまう……そしてせき止め飴のこの程よい生姜等の生薬の香り!まあしかしいずれにせよとにかく飴というものは糖の塊につきあんまりがっつきすぎてしまうのも宜しくないので程々にってことで♨
大師の杵 五代目三遊亭円楽最後に川崎大師にまつわる落語の一席をご紹介。それではみなさま、良いお年をお迎えくださいませ( ˘ω˘ )ご~ん