音楽界の歴史がまた一つ。
坂本龍一さん死去、71歳 「YMO」「世界のサカモト」がん闘病力尽く ラストエンペラーで日本人初快挙坂本龍一教授が亡くなられてしまいました。先月の28日だそうです。
がんで闘病中とは伺っていましたが、71歳……早いですよやっぱり。先日は神宮再開発への抗議文を提出されたとニュースで拝見し、まだまだこれからもご活躍なさると思っていた矢先でした。
私が教授の存在を知った頃にはすでにアカデミー賞などの輝かしい功績もお持ちでしたが、私にとってはやはり教授と言えばYMO。幼き頃、すでにファミコンというものを知っていたこともあり、RYDEENやTECHNOPOLICEなどの電子サウンドがとりわけ身近な音として耳に刻まれてゆきました。
これぞYMOサウンドとして私の中に刻まれているあの電子音。シンセサイザーという楽器で鳴らしていると知り、その後の自分の音楽趣味にとっても重大な選択肢を与えてくれました。
青年期にはYMOのCDを何枚も購入し、より深くテクノの世界を知っていく過程において、何よりも私の心に深く響き続ける音楽「HAPPY END」。そして私の人生の原風景でもある重厚で前衛的な芸術世界を音に現したような「Castalia」。数々のそんな琴線に触れる音を遺してくださったことを心より感謝いたします。
ご冥福をお祈り申し上げます。