本日5月26日は「World Dracula Day」Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
本日5月21日は世界ドラキュラの日!「World Dracula Day」は遡ること1897年、ブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」の初版が世に出た日となっております♨
ちょっと世代の古い人ならドラキュラと言えばクリストファー・リー、それよりちょっと後の人ならゲイリー・オールドマンとなるのでしょうか……自分はちなみに後者で、クリストファー・リーと言えばどちらかというとドラキュラ伯爵よりドゥークー伯爵になる世代です( *´艸`)伯爵繋がり
ドラキュラってーと真っ先に浮かぶイメージが白い顔にピッチリオールバックの黒髪、そして黒と赤のマントを纏った月夜に血を吸うコウモリ男……でも実際いろんな映画を見てもそういう姿をしているドラキュラってほとんど見たことがないんですよね……( ;∀;)やりたい放題だろみんな
最初のドラキュラがどういう話なのかは映画で観たくらいでしか知らんのですが、日光や十字架やニンニクなど色々と苦手なものがあるっていう設定も映画によってまちまちで、基本的にどれか一つ二つくらいが活用されているくらいだし、ものによっては実は呪いのようなスピリチュアルなものでなくSF要素を入れて病気扱いにしていたりと、とにかく好き放題にやり散らかした派生形の設定が世に溢れまくっているんですよねぇ;つД`)ラーメンみたいなもんですね
まあ化け物ってのは往々にしてその特徴が語られる際にアタマが〇〇「のようで」体は〇〇「のようで」と例えられるだけで、別に実在するものの集合体ってわけじゃあないんですよね(*´-`*)だからクリエイティブが刺激されるのさ
こちらはかのゴッドファーザーで有名なフランシス・コッポラ監督による、ブラム・ストーカーの原作を忠実に映画化したドラキュラ作品で、自分はドラキュラ映画と言ったらこれですねー( ˘ω˘ )
ジョナサン・ハーカー役をマトリックスのキアヌ・リーヴスが演じていたり、三人の花嫁のうちの一人をやはりマトリックスのモニカ・ベルッチが演じていたりと、何かとキャストがマトリックシーな本作ですが実はマトリックスよりも7年も前の作品なのですよ……だからみんな若い!♨
全体的にセリフ回しが演劇を思わせる古風な言葉遣いで、衣装もどっしりと重く煌びやか、そして全体に漂う退廃的な雰囲気が、いかにも平成の頃に流行ったV系ヴィジュアリズムの発端となったっぽいと思わざるを得ませんよね( *´艸`)西洋の平家物語
あとドラキュラってやっぱりホラーであり恋愛ものだからですかねー、なんかこう日本人の心にも響きやすいというか、この世で添い遂げられぬなら~みたいな話って昔から歌舞伎とかでも定番みたいになってるわけじゃないですか( ;∀;)心中モノ
でも結局こういう話ってのは悲恋の金字塔みたいなところがあって、禁じられた恋の結末はいつだってカナスィものなのですよね……とどのつまりこれだけアレンジされても救われないってことは、救われない話を救ってしまうってこと自体がやっぱりあんまり良くないってことなんでしょうかしらねぇ……;つД`)ペラくなるから?
『失われた彩画』 悪魔城ドラキュラX - 月下の夜想曲でもワタクシ、ドラキュラと言えば映画より先にゲームがあった世代なわけでして、悪魔城伝説の初代アルカードはピッチピチのドラキュラ姿だったのに、いつの間にかこんな耽美な世界になってしまわれて……んまぁ( *´艸`)失われた彩画は名曲ですね
そんな吸血鬼とサムライの間に生まれたウチの雪女ちゃんには是非救われてほしいと心から願うのですよ♨