立入禁止
黄色いライトに照らされたその薄暗い廊下を進んでいくと、その先にはやはりドアがあった。 テープでべたべたに塞がれたその上から、手書きで荒々しく書き殴られた「立入禁止」の赤文字。 どうやら「音」はこの部屋から聞こえてくるようだった。
より一層鼻を突く消毒液のような臭いに軽い眩暈を覚えながら、僕はカメラを置いてそのテープをおもむろに剝がし始める。 きっとすべての謎がこの奥に潜んでいるに違いないと確信していたのだ。
やがてテープが剥がされると、その下には古びた札のようなものが無数に貼られていることに気づく。 やはりこの北口エリアを取り巻く異様さ、謎の「儀式」の正体はここにある。 僕は再びカメラを回し、レンズで向こう側を覗くように構えながらその錆びたドアをゆっくりと開けた。
生ぬるい風とともにその「音」がはっきりと耳に飛び込んできたかと思うと、一瞬で耳が塞がれる感覚に襲われる。 まるでその重い空気の圧に頭ごと鷲掴みにされるような恐ろしい感覚。 耳鳴りとともに目の前に広がる極彩色の光に一層の眩暈を覚えるも、僕はどうにかその様子をカメラに収めんと必死に踏ん張った。
みたいな展開でしょうか。ヒトコワの最深部たる居住区の内側。一度入ったら二度と出てこられない迷宮エリア。それはまるで九龍城のごとし(; ・`д・´)
2017年ごろに見た地下世界の夢に出てきたような、薄暗い黄色い照明に照らされた狭く入り組んだ廊下を、出口を探してうろうろうろ……そんな景色が目に浮かぶんです( ˘ω˘ )バックルームにも通ずるような
そしてまた「立入禁止」って四文字の何と無機質なことか……すっきりストレートすぎてその裏に隠してるものがいかに禍々しいものかと……いかにも想像が膨らむワードなんですよねぇ(´;ω;`)
危険人物しか住んでないアパートの秘密がヤバすぎましたそういやこんなゲームもありましたっけねぇ。いやーコワイコワイ。でも怖いもの見たさで覗いてみたい的な……ね( ;∀;)それが命取りなのさ