出社前の駅の夢('ω')
今から出社。 古びたトタン屋根の駅舎は広く、ところどころから日が漏れて埃っぽくガランとしている。 そこでどういうわけか改札方向から戻ってきて券売機に向かっている先輩を見つけた。 あれ、珍しいな切符を買うのだろうか? 急に不安になって、改札横の黄色い券売機で入場券を450円で買う。 でも一応Suicaがあったのでそっちを自動改札にタッチしてみると、普通に通れてしまった。 あーあ払い戻さなきゃと、駅員の窓口へ。 すると奥の別窓口に申し出るように指示される。
狭い渡り廊下を進むと、ホームに降りる階段の前にカウンターがあって、2人組の駅員が待ち構えていた。 払い戻しを頼むと、何やら処理をしながら、ハイあなたお名前は?と関西弁で訪ねてくる。 名前?名前を聞かれるのか?どうして? とりあえず名乗ると、行儀悪くデスクに座っているもう一人とニヤニヤと何か喋りながら処理を進めている。 カウンターの奥ではレトロな石油ストーブの上でヤカンが湯気を上げている。 やばいな、遅刻しちゃうよ。 お、これから出社ですか?と駅員。 話し込んでる暇はないのに、何やらおしゃべりが好きなようだ。 いいですよ、駅員に捕まってましたって言い訳しますから、と言ってやった。 するともう一人の駅員が突然何か投げてくる。 危うく避けたそれを見ると、セーターとかにくっつくとげとげの付いたあの植物だ。オナモミ。 つい懐かしくなって投げ返したりしてしばらく駅員たちと遊んでしまう。 ハイ、通っていいですよー、と駅員。
まずいなすっかり遅刻だよ、でもとりあえずトイレには寄って行こう。 ホームに出る前、右側にトイレらしきドアを発見。 ちょっと古びたコンクリートむき出しの薄暗いトイレ。 昔の公園のトイレみたいで、お世辞にも清潔とは言えない。 色々と形も変わっているみたいだが、これでいいのかな? 用を足していると後ろの方から、ヤマダァァーというでかいダミ声が聞こえる。 やばい、絶対やばいヤツ!早く早く! ウー、ウーとうめき声を上げながら近づいてくる。 ギリギリ何とかなって振り返るとやっぱりそこにいたのは、じゃがいもみたいなツルツルの頭をした目がイってるオッサンだった。 危ない危ない。
トイレからは直接ホームに出られる出口があったのでそのままホームへ。 ホームというか、だだっ広いだけの粗末な広場といった感じで、線路までかなり距離があるようだ。 しかもちょっと霧がかっている。 とりあえず線路があると思しき際まで歩いてみると低い柵のようなものがあって、そこから下を覗き込むとそこに線路があった。 あれ、ここはまだホームじゃないのかな? 線路を渡ることができればホームに辿り着けそうだ。
歩道橋を渡って反対側に出ると、人がたくさん電車を待っていた。 なぜか初音ミクの声で「君をのせて」を歌い出す私。 ところどころ掠れてしまってどうもうまく歌えないなー、イライラ。 やがてプァーンという警笛が聞こえてくる。 下の線路をゴウゴウと通過する最新型の特急たち。 待っている人たちが口々に、何が来るんだろう、どんな車両が来るんだろうとざわめき始める。 そんな中でトンネルから姿を現したのは、電車というよりバスに近い形の車両。 プシューっと下のホームに停車したので、みんな我先にと階段を降りてホームに向かう。 私はなぜかイヤホンを支柱に掛けて、それを伝ってホームに降りていく。 ホームにお先できたのは良いが、しかしイヤホンが支柱に絡まって回収できない。 引っ張ると切れちゃいそうだし、オタオタ。 みんなが迷惑そうにこっちを見る。
というところで夢はおしまい。
最近また夢を覚えていられるようになりました。回復してきたのかしら(´・ω・`)
今日のはなかなか面白い夢でしたが、こんな文章から伝わるでしょうかね?所詮は個人的な「ゆめにっき」なんで自分さえ思い出せれば良いんですが(;´∀`)
入場券が450円だったり、それを買った黄色い券売機は実は乗り越し精算機だったり、駅員は結局払い戻してくれてなかったり、いろいろオカシイわけなんです。でもそこがいかにも夢らしい(*´ω`*)