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雪月花の湯へようこそ!ゲーム音楽が温泉旅行のお供になりますように

ゆかり3姉妹をきゃらっとで

ゆかり、かおり、あかりの三島3姉妹CHARATで擬人化してみました

長女ゆかり。歴史ある昭和生まれの元祖( ˘ω˘ )

学校給食でゆかりごはんが出るとけっこう嬉しかった思い出があります;つД`)

でもなぜか家ではあんまり馴染みがなかったなぁ……(´・ω・`)

次女かおり。生まれはバブル期よりちょっと前くらいですね('ω')

まだ全員集合をやっていた時代……そう考えるとけっこう古いかも(*´Д`)

そして時代はすっ飛んで三女あかり。もうこれはついこの前って感じですね( *´艸`)

でもそれでも10年前なのかぁ……何気に三女もけっこう歴史あるんですね( ;∀;)

ゆかり
三島食品
130円
1970年(昭和45年)発売
「ゆかり」を買いに行く

出社前の駅で('ω')

今から出社。 古びたトタン屋根の駅舎は広く、ところどころから日が漏れて埃っぽくガランとしている。 そこでどういうわけか改札方向から戻ってきて券売機に向かっている先輩を見つけた。 あれ、珍しいな切符を買うのだろうか? 急に不安になって、改札横の黄色い券売機で入場券を450円で買う。 でも一応Suicaがあったのでそっちを自動改札にタッチしてみると、普通に通れてしまった。 あーあ払い戻さなきゃと、駅員の窓口へ。 すると奥の別窓口に申し出るように指示される。

狭い渡り廊下を進むと、ホームに降りる階段の前にカウンターがあって、2人組の駅員が待ち構えていた。 払い戻しを頼むと、何やら処理をしながら、ハイあなたお名前は?と関西弁で訪ねてくる。 名前?名前を聞かれるのか?どうして? とりあえず名乗ると、行儀悪くデスクに座っているもう一人とニヤニヤと何か喋りながら処理を進めている。 カウンターの奥ではレトロな石油ストーブの上でヤカンが湯気を上げている。 やばいな、遅刻しちゃうよ。 お、これから出社ですか?と駅員。 話し込んでる暇はないのに、何やらおしゃべりが好きなようだ。 いいですよ、駅員に捕まってましたって言い訳しますから、と言ってやった。 するともう一人の駅員が突然何か投げてくる。 危うく避けたそれを見ると、セーターとかにくっつくとげとげの付いたあの植物だ。オナモミ。 つい懐かしくなって投げ返したりしてしばらく駅員たちと遊んでしまう。 ハイ、通っていいですよー、と駅員。

まずいなすっかり遅刻だよ、でもとりあえずトイレには寄って行こう。 ホームに出る前、右側にトイレらしきドアを発見。 ちょっと古びたコンクリートむき出しの薄暗いトイレ。 昔の公園のトイレみたいで、お世辞にも清潔とは言えない。 色々と形も変わっているみたいだが、これでいいのかな? 用を足していると後ろの方から、ヤマダァァーというでかいダミ声が聞こえる。 やばい、絶対やばいヤツ!早く早く! ウー、ウーとうめき声を上げながら近づいてくる。 ギリギリ何とかなって振り返るとやっぱりそこにいたのは、じゃがいもみたいなツルツルの頭をした目がイってるオッサンだった。 危ない危ない。

トイレからは直接ホームに出られる出口があったのでそのままホームへ。 ホームというか、だだっ広いだけの粗末な広場といった感じで、線路までかなり距離があるようだ。 しかもちょっと霧がかっている。 とりあえず線路があると思しき際まで歩いてみると低い柵のようなものがあって、そこから下を覗き込むとそこに線路があった。 あれ、ここはまだホームじゃないのかな? 線路を渡ることができればホームに辿り着けそうだ。

歩道橋を渡って反対側に出ると、人がたくさん電車を待っていた。 なぜか初音ミクの声で「君をのせて」を歌い出す私。 ところどころ掠れてしまってどうもうまく歌えないなー、イライラ。 やがてプァーンという警笛が聞こえてくる。 下の線路をゴウゴウと通過する最新型の特急たち。 待っている人たちが口々に、何が来るんだろう、どんな車両が来るんだろうとざわめき始める。 そんな中でトンネルから姿を現したのは、電車というよりバスに近い形の車両。 プシューっと下のホームに停車したので、みんな我先にと階段を降りてホームに向かう。 私はなぜかイヤホンを支柱に掛けて、それを伝ってホームに降りていく。 ホームにお先できたのは良いが、しかしイヤホンが支柱に絡まって回収できない。 引っ張ると切れちゃいそうだし、オタオタ。 みんなが迷惑そうにこっちを見る。


というところで夢はおしまい。

最近また夢を覚えていられるようになりました。回復してきたのかしら(´・ω・`)

今日のはなかなか面白い夢でしたが、こんな文章から伝わるでしょうかね?所詮は個人的な「ゆめにっき」なんで自分さえ思い出せれば良いんですが(;´∀`)

入場券が450円だったり、それを買った黄色い券売機は実は乗り越し精算機だったり、駅員は結局払い戻してくれてなかったり、いろいろオカシイわけなんです。でもそこがいかにも夢らしい(*´ω`*)

途中下車しておもちゃ屋に寄る

さて、出張会議が終わった。 先輩に飯に誘われたけど断った。 そのまままっすぐ駅に向かう。 今日はどうやって帰ろうかな? 家に帰るルートは2つ。 いつもの町中を抜ける地下鉄ルートは混雑するから、ちょっと遠回りだけど田舎周りルートでのんびり帰るのもアリだ。

もう夜遅い時間だけど、ついでだから途中下車しておもちゃ屋に寄って行こう。 人気のない田舎駅にあるおもちゃ屋。 駅からの夜道を、挙動不審なオタク君がブツブツ言いながらずっと同じ方向についてくる。 そんな動きしてると捕まっちゃうよ?

おもちゃ屋の手前にさしかかったころ、何やらエラソーなおっさんに遭遇。 さっそくオタク野郎はやたらテンション高めに話しかけている。 あれ、この人どこかで? あ、そうそう某有名雑誌の編集長だ。

そういえば編集部から自宅にハガキが届いてたんだった。 記載して投函するつもりで持ってきてたけど、どういう意味のハガキなのかいまいちわからなかった。 ちょうどいい、この人に直接渡してわけを聞こう。

ハガキを見ると編集長はしばらく唸って考えて、とにかくお詫びの品を渡さなきゃだから、そこのおもちゃ屋の2階へ来てくれと言い残して去っていった。 おもちゃ屋にも用があったからちょうど良かったのかもしれないけど、お詫びの品って何だろう、わくわく。

早速おもちゃ屋に入ったつもりが、よく見たらなぜか化粧品屋だった。 そそくさと通り抜けておもちゃ屋に入る。 なんでおもちゃ屋に化粧品屋が繋がってるんだろう?謎構造だなぁ。

おもちゃ屋を物色する前に約束の2階に行かなきゃなんだけど、どうもごちゃごちゃしてて行き方がよくわからない。 受付のお姉さんに聞くと、このエレベーターで行けますよと、鉄柵の付いた工事現場のゴンドラみたいなやつを案内された。 乗ってみたけど天井は低いしなんかうまいこと動いてくれない。 仕方ないから奥の非常階段から2階へ。

2階のカウンターでは約束通りに編集長が待っていてくれた。 いやいや、これがバレるとまたボスに殺されるからなぁ、危ないところだったと編集長。 ちょっと待っててと、奥に引っ込んで何かごそごそやっている。 見ればこの2階のフロアは何やらお宝の山。 ごちゃごちゃ積み上がったおもちゃたちに目がキラキラとしてしまう。 何をくれるのかわくわくしながら狭い通路をうろうろしていると、もっとエラソーな人が階段を上がってきた。 あ、この人がきっとボスなんだろうなぁ。


というところで夢はおしまい。

編集長はこのあとどうなったのか?

私は無事にお詫びの品をもらえたのか?

それは誰にもわからない;つД`)

さっきの私を検索してみる

さっきの私を、検索してみる。

さっきの私。 プロ野球の球団と、近所のグラウンドで試合していた。

さっきの私。 細長い夜道を一人、台風の煽られて歩いていた。

さっきの私。 戦国武将だった。

どれと接続しても、違和感ない。

毎朝目覚めたら、どの話の続きだったか、必死に思い出さないと。 思い出せる限り。

わからないときはググる。 ググれば解決。

良いじゃない何だって。 気楽に、気楽に。

希望って何だろう? 安楽死の望みが絶たれた今。 自殺が必要になるほどの地獄が、今日も笑顔で待っている。 その一歩を元気に踏み出すために。

検索する。


めっきりお涼しゅうなり申した( ˘ω˘ )

謎の鑑識依頼(´・ω・`)

俺はIT部門の人間だって言ってるのに、血だらけのマスクを渡されて秘密裏に鑑識してくれだなんて。 もし彼の妹と同じ病気が検出されたなら、マスクの持ち主は黒。 妹狂いのあいつは復讐に乗り出すつもりだろう。 いや、むしろもう黒だってわかってて俺に依頼してないか? あいつこそ、いつも白衣を着て仕事する部門の人間。 その筋のエキスパートじゃないか。 どうして俺に病気の鑑識なんか依頼するんだ? 秘密裏にやるにしたって、俺じゃなくてもいいだろう? 何か試されてるのか? 急にあいつが怖くなる。

IT部門に戻った俺は、マスクをデスクに放置して仲間と談笑。 ずっと嫌いだった隣の席のやつが面白半分にマスクをいじり出す。 不用意に触ったもんだから手にべったり血が付いた。 これでもうおまえも共犯だ。 ざまあみやがれ。

団地一階のホールをうろついていると、おばあちゃんが大量の買い物荷物を台車に乗せて運んできた。 おばあちゃん、荷物は俺が持ってやろう。部屋はどこだい? 階段の踊り場で荷物の段ボールを抱えながら聞くと、おばあちゃんはすでにエレベーターを呼んでいた。 エレベーターに乗り込むと、おばあちゃんが10階を押す。 階段じゃ無理じゃん! しかしエレベーターってこんなに天井が高い必要あるのかのう?とおばあちゃん。 そりゃ、俺みたいなのもいるし。 ふと鑑識を依頼してきた彼のことを思い出す。 あいつはこれでも無理かもなぁ。

10階に着くと、角の部屋のドアが開いている。 中はワンルームで、老人ホームのように布団が敷き詰められている。 おばあちゃんはタンスの中にいそいそと何かをしまう。 荷物を下ろして立ち去ろうとすると、おばあちゃんに呼び止められる。 おまえさんのような孫がおったらのう、としみじみ。 タンスにしまった小瓶のようなものを再び取り出す。 鑑識ならわしにまかせんさい。 俺は初めて協力者を得た。


薄ぼんやりとした記憶をまとめました。うーん、でももうちょっと展開があったような……忘れましたが;つД`)

白衣の彼は、前職の同僚そっくりの顔してたなぁそういえば( ˘ω˘ )

しかしこうして書き出してみるとある程度膨らませられそうな内容なんで、後で適当にアレンジしてみるのも面白いかもしれませんねぇ

狐の健康診断( ゚ー゚)

都会の真ん中、ビルに囲まれたバスのロータリー。

じいちゃんに彼の面倒を見てくれないかと頼まれ、その彼が車椅子でついてくる。 5階に用事があるのはわかっていて、エレベーターを探すつもりが何故か非常階段のドアを開ける。 上り階段には天井から壁がせり出していて狭いスリット状の隙間しか開いていない。 人並みの運動神経もないはずの僕が、そんなところに勢いよくスライディングで滑り込む。

こんなところを彼がついてこられるわけがない。 そのまま振り返ることもなく上の階へ駆け上がる。

5階のドアを開けるとそこは懐かしい職員室の廊下。 ざわざわと知った顔が僕の方をじろじろと見てくるけど、もうお構いなし。

今日は健康診断だというアナウンスがあった。 ガラス張りの廊下を急いでダッシュ。奥の会場に駆け込む。

カバンの中に受診票が入っていた。 飲み薬の在庫も切れたしちょうど良いと思っていたけど、僕の順番はまだ来ない。 さっきの車椅子の彼が僕より先に来て受診を済ませていた。


けっこうインパクトのある夢だったはずなのに、すごく断片的になってしまっている。いやー以前に比べて格段に覚えが悪いなー……やっぱり後遺症があるのかもしれないね。特に想像力部分;つД`)

なんかこう、人を騙すとか、人を撒くとか、そういう夢にやたらノスタルジーを感じるこの頃。ひょっとすると前世は狐だったのかもしれないにゃー( *´艸`)

そういえば今年は寿命が来ると根拠もなくずっと信じ込んできた年。事実、自分の身にも世間にもとにかく色んなことが起きまくっている。でも何故かおみくじは大吉だったし、命拾いもした。一体どっちやねん(´・ω・`)

ま、とにかくどっちに転んでも後悔がないように準備だけはしとかなあきまへんですなぁー

雪月花 第四夜「邂逅」

「逃げて、はる坊!」

その真っ白な姿から放たれる強烈な光に目が眩む。 突然、冷気を纏った突風に吹き飛ばされる。

「ゆき姉!」

辺り一面に轟音のように風の音が鳴り響いて、自分の声すらまともに聞こえない。

ゆき姉の最後の言葉を背に、僕はわけもわからず走った。 途端に足を取られて、山を転げ落ちる。

目の前が真っ暗になった。

「神里村に雪女が出たんだってなぁ。」 「おっかねぇなぁ……」

男たちの話し声で目が覚めた。 何故か僕は布団の中にいる。

ここは、どこかの家?

「お、ようやくあの子が目ぇ覚ましたみてぇだぞ。」

知らない男の人が僕の方へ歩み寄る。

「大変だったなぁ。気分はどうだ?」 「あ、ありがとうございます……大丈夫です……」 「おめぇも雪女に襲われたんだべな?」 「雪女……?」 「怖ぇ目に遭ったなぁ……でもここにいりゃ大丈夫だ!」

彼らが何を言ってるのかまったくわからない。

どうやら僕はあの後、たまたま村を訪れた誰かに助けられたらしい。 村の惨状を目の当たりにして慌てて引き返したが、その途中で山道に倒れていた僕を見つけたという。

「この子の前で言うのも気が引けるが、村人は全員凍ったまま粉々だとよ……」 「まったく雪女ってのは恐ろしい。この子は本当に運が良かったに違ぇねぇ。」

違う。 村のみんなを手にかけたのは僕だ。

ふと自分の手を見る。 元の人間の手。 あれだけ浴びたはずの返り血もすっかり消えていた。

「ゆき姉……」

それから数日が経った。 すっかり元気を取り戻した僕は、みんながまだ寝ている早朝を見計らって、家をこっそりと抜け出す。

一度も村から出たことのない子供の僕には、村への帰り道なんてわかるはずもない。 それでもとにかく勘を頼りに必死に歩いた。 村に帰ればきっとゆき姉に会える気がしていたから。

そして何日か過ぎ、一体どれくらい歩いた頃だったか。 朦朧とした意識の中、僕は奇跡的に村に辿り着くことができた。

見慣れた家々はすべて壊れ、そこかしこに真っ白な雪が積もっている。 あの温かい村の姿はもう見る影もなかった。

それなのにどこからか、微かにゆき姉の匂いがする気がした。

神社の前で、桜が満開のまま凍り付いている。 楽しかった思い出が溢れ出して、涙が出る。

僕は残り少ない力をふり絞り、ゆき姉を探し続けた。 声が枯れても、ゆき姉の名を叫び続けた。

命尽きるそのときまで。

……

静かな朝だった。

顔を洗って窓辺の椅子に腰かけて、ただずっと外を眺める。

不思議と気持ちは落ち着いていた。

ふらっとロビーに出てみると、そこに雪音さんが待っていてくれた。 まるですべてを察しているようだった。

「ゆき姉……」

夢の続きを見ているような感覚だった。 目の前の雪音さんが本当にゆき姉のように見えていた。

沈黙が続く。 静寂の中、自分の心臓の音だけが徐々に大きくなっていく。

「おかえり、はる坊。」

僕の中で音を立てて何かが決壊した。 雪崩のようにすべてが溢れ出す。

「ごめん、ゆき姉、ごめん!」

ぐしゃぐしゃのまま僕は、ただ同じ言葉を繰り返すことしかできない。

ゆき姉はすべてを背負って僕を救ってくれた。 それなのに僕は救われた命を粗末にしてしまった。

込み上げるのは罪悪感ばかり。そのすべてがただ「ごめん」という言葉になって溢れ出す。

でも仕方なかった。 僕にはどうしてもゆき姉が必要だったから。

あまりに頼りないのはわかってる。 でももう二度とゆき姉を失いたくない。

……

どれくらい嗚咽にまみれた時間が続いたか。 傍でずっと慰めてくれていたゆき姉が、静かに語り出す。

「でもね、本当はお礼を言うのは私の方。」 「え……?」 「今こうして幸せでいられるのは、はる坊のおかげだから……」

一度その力が覚醒してしまえば、それから先はどこへ行こうとずっと一人ぼっち。 ただ虚ろに吹雪の中を彷徨い続けるだけ。

でもそれが雪女の宿命。 いずれはそのときが訪れることはわかっていた。

何も考えられないまま幾星霜、どこをどのくらい彷徨ったのだろうか。 壊れゆく心のまま、いつしかその足は自然と故郷に向いていた。

誰に会えることもないと知りながら。

村はもう跡形もなく朽ちていた。

見覚えのある景色といえば、神社裏で今も滾々と湧き続ける湯。 そしてそこにしっかりと根を張るご神木だけだった。

しかしそれはかつて巫女として仕えていたあの頃とは見違えるほど立派になっていた。 知らぬ間に長い時が流れていたことを思い知る。

そのご神木の傍らで、何もできずただ呆然と立ち尽くしたまま、何日も過ぎた。 これからどうすれば良いのかと、宛もなく問い続けていた。

気が付くと、ずっと吹雪しか見えなかったはずの視界が徐々に色を取り戻し始めている。 はじめは何が起きているのかわからなかった。

ざわめきの中にふと、ご神木の声が聞こえる。

それは僕の最期の想い。 天に届いていたのか、ご神木に不思議な力が宿っていた。

雪女の呪いを封印する力。

まるで湯けむりとともに相殺されていくかのように、ゆき姉をずっと取り巻いていた力の暴走が消え去っていく。

ご神木の傍にいる限り、もう吹雪に閉じ込められることはない。

そうして温かな空気を取り戻したゆき姉の周りには、いつしか動物たちが集まり始めていた。 その触れ合いの中で、少しずつ心に色が戻っていくのを感じていた。

はる坊に逢いたい。 またみんなの笑顔に包まれた穏やかな日々を送りたい。

いつしかそんな願いを抱くようになっていた。

一匹の猫が、ゆき姉に語り掛ける。

「それならまずこの場所を好きになってもらえるようにしましょうにゃ!」 「ここを……好きに……?」 「せっかく温泉が湧いてるんですにゃ!この神社を直しておもてなしできるようにしましょうにゃん!」

動物たちがゆき姉の願いに呼応し始める。 ゆき姉だけじゃない、みんなもこの故郷が好きだから。

神里温泉の神もまた、そんな彼らに大きな力を与え給う。 言葉、姿、能力、知恵。必要とあらば如何なるものさえも恵みとなってもたらされた。

そうしてこの奇跡の旅籠「神里温泉 湯庵 雪月花(かむりおんせん ゆあん せつげっか)」が始まった。

……

「そうだったんだ……」 「だから、ね?もう泣かないで!」

そっとタオルを差し出してくれる。 僕はぐしゃぐしゃのままだった顔を、いそいそと拭う。

「そっか……宿帳の名前、どうりで読み方を訊かなかったわけだね……」 「本当は苗字が読めなかったけど、はる坊って気付いたらつい動揺しちゃって……」 「なるほど、前世では僕たちは姉弟だったから、僕は『白咲 葉流(しろさき はる)』だったわけか……違和感あるなぁ……」

二人の空気に笑顔が戻った。

「でもこうしてまたはる坊に逢えたのは、昨日お祓いした彼女のおかげなのかもしれないね。」 「あ、そういえばあれって……?」 「九尾狐。私たちよりずっと力の強い精霊。」 「そ、そんなものが僕に……」

その瞬間、玄関の引き戸がガラっと開く。 そして一人の長身の男がぬっと入ってくる。

「一晩泊めてくれないか……」 「あ……」

ゆき姉がその顔を見て唖然とする。 何者だろう?格好がまるで時代劇のような袴姿だが。

「政右ヱ門……さん……」

その男の背後から黒いモヤのようなものが出ていたことに、このとき僕はまだ気付くことができなかった。

雪月花 第三夜「祭り灯」

一体何が起きたのかわからなかった。 霞む視界の中、大好きだったじいちゃんが血だらけで目の前に横たわっている。

「じいちゃん、じいちゃん!」

気持ちとは裏腹に、僕の手はみるみる血に染まっていく。 満開の桜の下、そこは一面の血の海。

村人のみんなももう誰一人として人の形を留めていない。

どす黒い肌と真っ黒な爪。 僕の体に一体何が起こっているのだろう。

「いくら神主さまが偉くても、やっぱり鬼の子なんて拾うべきじゃなかったんだ!」

あれはいつも一緒に遊んでいたきぬ太郎。 後ろに必至に庇ってるのは、その妹のお小夜。

鬼の子って?

考えている間もなく、気付いたときには彼らも切り刻まれ肉片と化していた。

「はる坊……」

振り返ると、ボロボロの巫女装束を纏った傷だらけのゆき姉がいた。 息も絶え絶えだが、見ればその手にはしっかりとじいちゃんの御幣が握られている。

何かを描くように、御幣で空を切る。

「生鬼入滅!その邪悪、永久に封じ給え!」

その瞬間、ゆき姉から強烈な光が発せられた。 眩しくて何も見えない視界から、ゆき姉の叫ぶ声だけが響く。

「逃げて、はる坊!」

寒い。すごく寒い。

そのまま気を失ったのか、やがて光は暗闇へと変わり、どこからともなく男たちの話し声が聞こえる。

「あの山には雪女が出たそうだな……」 「可愛そうに……」

……

はっと目が覚める。 ものすごい寝汗だった。

時計を見るとまだ夜中の三時。

あまりにも血生臭い悪夢。 気持ちのダメージは一昨日の比じゃない。

ここに来てから三日目。 快適に過ごさせてもらってる反面、夢見はどんどん悪くなる。 このままでは頭がおかしくなりそうだ。

布団にいても眠れそうもない。 気分転換のつもりで窓辺の椅子に腰かけて、冷蔵庫の湯あがりサイダーを開ける。

そうして放心状態のまま時間だけが過ぎ、やがて朝を迎えた。

気分とは裏腹に、空は久々の晴天。 太陽を見られただけで、何だか少し救われたような気がした。

……

思い切ってこの妙な夢見について相談してみようと思った。 もしかしたら少しでも楽になれることもあるのかもしれない。

今朝も朝食の用意で部屋に来てくれた雪音(ゆきね)さんに、悪夢で困っていると話してみた。

「そうですか……白桜花香(はくおうかのこう)をもってしても眠れないほどの悪夢なんですね……」 「ええ……」 「……もしかしたらそれは、何か善からぬものが憑いているのかもしれませんね。」 「善からぬもの……」 「少し遅くなってしまいますが、後ほどお祓いをしてみましょう。」 「お祓い……ですか。」 「はい。本当は今からでも執り行いたいんですが、今日は神里(かむり)温泉祭りの日なので……」 「え、祭り?」 「そうなんです。……と言っても今は一軒宿しか残っていないので、私たちだけの小さなお祭りなんですけどね……」

寂しそうに笑う。

「でもいつかまた、この場所に人々の笑顔が溢れる日が戻ってくると信じてるんです。」

……

その日は本当に祭りだった。

会場はなんと露天風呂の敷地。 祠に向かって小さな櫓が組まれている。 祭りのメインは湯の神への神楽奉納だという。

四方にぐるりと紅白の提灯が下がり、見れば出店が三軒も出ている。 小規模ながら、本当に雰囲気は祭りそのもの。

出店は焼きそばに射的にわたがしという、いかにもレトロなラインナップ。 そのすべてを、なんと湯猫(ゆねこ)一人が掛け持ちでやっていた。

浴衣姿の枕兎(まくらう)が、わたがしを手に射的に夢中になっている。 そしてその傍らにもう一人、初めて見かける猿のような何かがいる。

日差しと湯の熱気のせいだろうか、浴衣に羽織という格好でも不思議と冷えを感じない。 これなら神楽も落ち着いて見ることができそうだ。

正午になって、神楽奉納の儀が始まる。

巫女装束を着飾った雪音さんが櫓に上がると、場の空気が一気に変わる。 音が消え、そこにいる者すべての視線が雪音さんに集中しているのがわかる。

やがて神楽が始まる。 その神々しくも艶やかな舞い姿に、時間が経つのもすっかり忘れ見惚れてしまう。

ふと、雪音さんの体からぼんやりと白い光が発せられていることに気付く。 よく見ると彼女の周りにあるものがメキメキと音を立てて凍りついていく。

そしてどこからともなくひんやりとした空気が流れてくる。

「これは……」 「あまり近づきすぎると凍っちまいますぜ。」

ちょうど僕の隣で神楽を見ていた、猿のような見知らぬ半獣半人が声をかけてくる。

「神楽の最中は気が高まるとかで、どうしてもご神木の封印が効きづらくなるんだそうで。」 「ご神木の封印?」

普段、彼女の力はご神木の加護によって封じられているという。 しかし神楽などで特殊な精神状態に入ると、どうしても封印との力の拮抗が保ちきれなくなるのだそうだ。

やっぱり雪音さんは普通の人間じゃない。 最初に思ったとおり、本当に雪女なのかもしれない。

だとすると雑誌の記事で読んだ話とはまるで違っている。 冷気で取り殺されるどころか、逆に凍えそうになっていたところを救ってもらった。

それにあの夢。 何かが僕に語りかけているようにも感じられる。

どうしても彼女と重なって見えるあの「ゆき姉」という存在。

僕は普通の家庭に生まれ普通に育った普通の人間。 そもそもあんな過去なんて存在しない。

なのに妙に懐かしさを覚えるのは一体どういうことだろう。

自分の置かれている状況がよくわからない。 頭の中が混乱する。

「おっと、申し遅れました。手前、当館で板前をやっております酒猿(ささましら)と申します。お初にお目にかかります!」 「あ、はい、初めまして……」

なるほど、温泉担当が猫、布団担当は兎、そして料理担当が猿というわけか。 動物たちがこの旅館を支えているというのも、今となっては何か霊的な力を感じるような気がする。

「手前、実は板前やらせてもらいながら密かに演歌歌手デビューを目指しておりまして……ステージの方はこのあとすぐですんで、ひとつ応援の方を是非よろしくお願いしますよ!」 「は、はぁ……」

そしてみんなどこか人間臭い。 八百万の神とはこういう者たちのことを言うのかもしれない。

僕ら人間も含めて。

やがて神楽を舞い終えた雪音さんが楽屋から戻ってくる。 不思議な冷気は治まり、格好も普段の着物姿。

「お祭りはもう少し続くので、終わり次第お祓いの準備をしますね。」 「え、あ、はい……すいません。」 「それまでは、一緒にお祭りを楽しみましょう!」

おもむろに僕の手をぎゅっと掴んで引っ張る。 僕は何も考えられないまま、再び賑々しくなった祭りの熱気に呑まれていった。

……

夕方になって、盛大のうちに祭りは幕を閉じた。 櫓も出店もすっかり片付き、元ののんびりとした露天風呂の姿に戻る。

「では、お祓いの準備ができましたのでこちらへどうぞ。」

雪音さんに案内されたのは、あの冷気を纏った謎の部屋。 中には祭壇のようなものがあるが、まるで部屋全体が冷凍庫のように冷えていて、すべてがキラキラと白く光って見える。

こんなところに一体どのくらいの間いなければならないのか。

「少し寒いですけど、すぐですから我慢してくださいね……」

少しなんていうレベルじゃない。

祭壇の前に僕を座らせると、さっそく御幣を振りかざし、勢いよく祓う。

「其の背に憑きし邪悪なる御霊、此処に形成し給え!」

言霊が部屋中に共鳴したかと思うと不思議と寒さがやわらぎ、僕の体から黒いモヤのようなものが出てくるのが見える。 モヤはやがて人の形のようになって、祭壇の上から僕らを見下ろす。

「あなただったんですね……」

雪音さんが異形に語り掛ける。

「ソノ者ニ見セシハ前世ノ記憶ナリ……」

頭の中に直接話しかけてくるような黒い声。 前世の記憶?

「ソレデモ我ヲ拒ムカ……」 「今すぐ出て行って……」 「コレガオ前ノ願イダッタノダロウ?」 「彼を苦しめることなんて望んでない!」

その瞬間、雪音さんの体から強烈な光が放たれたかと思うと、目の前の祭壇がバキバキと凍りだし、やがて粉々に砕けて跡形もなくなった。

「す、すごい……」

僕はただ呆気に取られている。これが雪女の力。

「シカシモウ遅イ……ソノ者、既ニ全テヲ知ル運命ナリ……」

そう言い残すと、モヤは散り散りになって消えた。 途端にめちゃくちゃな寒さが全身を襲う。

「ちょ、ちょ、めっちゃ寒いんですけど!」 「あ、すいません!もう大丈夫ですよ!お祓いは終わりましたから!」

ガタガタ震えながら部屋を逃げ出す。 その足で温泉に直行、その場はどうにか難を逃れた。

……

これで今夜は本当に悪夢を見ずに済むのだろうか。 そんな不安も完全に帳消しになるくらいに、一日の疲れがどっと込み上げてくる。

今日もいろんなことがありすぎた。 眠気に任せて布団にもぐった途端、僕は一瞬で眠りに落ちていた。

窓の外の庭先に、怪しげな黒い影が蠢いているとも知らず。

「やっと見つけたぞ……雪女ぁ!」

雪月花 第二夜「面影」

一面に咲く桜の中にいた。 懐かしいみんなの笑い声も聞こえる。

「だぁめ、この卵焼きは私のー!」 「ゆき姉、ずるい!」

今日は大好きなじいちゃんに連れられて、村のみんなでお花見。 ゆき姉とはまたいつもの喧嘩。

「はる坊こそ、私の分の里芋食べちゃったじゃない!」 「だってゆき姉、ぜんぜん食べないんだもん!」

喧嘩するほど仲が良いなんて、村の子供たちにもよくからかわれたっけな。 覚えているのは温かな湯けむりと満開の桜に包まれた村の景色。

その景色がさらさらと霞のように消えていく。

「あんなに楽しかったのに、あんなに幸せだったのに、みんなどうして死んじゃったの?」

唐突に悲しい気持ちが溢れ出したかと思うと、みるみる視界が白く染まっていく。

……

「朝か……」

子供のころの夢か。寝起きの気分がやけにブルーだ。 それにしても変な夢だった。僕には祖父も姉もいないのに。

「まあ夢なんてそんなもんか……」

そういえば昨夜は雪で帰れなくなって、旅館に泊まっていたんだった。

部屋の窓から外を見ると昨日のような吹雪こそ収まっていたが、雪はまだ深々と降り続いている。 すっかり雪に閉ざされた山の中。これでは今日も帰るのは難しいかもしれない。

とりあえず気分転換に朝風呂に入ろう。 今朝は昨日偵察しておいた露天風呂にでも行ってみようか。

館内は空調が効いているとはいえ、やはり朝方はかなり冷え込んでいる。 浴衣の上からしっかり羽織を引っ掛けて出掛ける。

昨日見かけた変な部屋は今朝もそのままだ。相変わらずこの部屋の前だけはひどく寒い。 さっさと素通りして突き当たりまで来たところで、スリッパを下駄に履き替える。 外に出て渡り廊下をしばらく進むと、やがて見えてくる湯暖簾。

見れば二つある脱衣カゴのうち一つが埋まっている。どうやら先客がいるようだ。

湯けむりと降雪で真っ白な視界の中、寒さから逃れるようにさっさと湯舟に入る。 贅沢にも朝から雪見風呂。顔と体のこの温度差がたまらない。

「おお、おはようございますにゃ!」

先客は昨日も内風呂でご一緒した湯猫。他に泊り客はいないのだろうか? さっそく饒舌な温泉トークが始まるかと思いきや、今朝は無口だ。

鳥の声もない、雪に埋もれた静かな朝。 立ち上る湯けむりの向こうから、絶え間なく注がれる湯の音だけが聞こえる。

注ぎ口の傍らに、小さな祠のようなものがあることに気付く。 その後ろには注連縄が締められた大木。寂し気な冬の枯れ木だが、その立派な姿からは確かな年輪を感じる。

「あれは神里温泉神社のご神木ですにゃ!」

ようやく湯猫が口を開く。

「開湯八百年、この神里温泉を見守り続ける由緒正しき神さまですにゃ!」 「そうなんですか……」

やはり温泉に神社仏閣は付き物だ。 それだけで自ずと効能が高まるのがよくわかる。

ふと、今朝のあの妙な夢を思い出す。

あの満開の桜の木にも、ちょうどこんな注連縄が締められていたっけな。

……

温泉たまごに温泉おかゆ。

朝食も美味しくいただき、すでに体調は万全。 つい昨日まで凍死寸前の憂き目に遭っていたことがまるで嘘のようだ。

オーバーキルならぬオーバーヒール。 ここに来る前よりもむしろ体調が良くなっている気さえする。

本当に、雪音さんには感謝してもしきれない。

あとは無事に帰路に就くだけなんだが、残念ながら今日もこの天気。 雪の中を歩く装備があるわけでもないし、この深雪の中を無理に歩いて帰るのはさすがに危険だろう。 せめて麓の温泉街まででも送迎などしてもらえないだろうか。

ロビーに出てみると、ちょうど雪音さんがいたので訊いてみた。

「申し訳ありません……山の中の一軒宿なもので、お車の出入りは難しいんです。」

ということはタクシーを呼ぶこともできないわけだ。

「じゃあもう春まで連泊になっちゃうかもしれませんね……」

冗談っぽく言ってみたが、案外冗談では済まないのかもしれない。

「それに連泊ったって、そんなに持ち合わせが……」 「あ、それならご心配なさらなくても大丈夫ですよ。」 「え?」 「冬の間は宿代をいただいていないんです。」 「はい!?」

ここに来てからいろんな不思議なものを目にしてきたが、その何よりも衝撃を受ける話だった。

単なる善意でできるはずがないし、何かよほど特殊な裏事情があるに違いない。

しかしそれを気にしたところで他に選択肢があるわけでもない。 ここは素直に感謝するしかない。

「そうなんですか……それは助かります。でもそういうことなら何もしないっていうわけには……」 「いえいえ、お気遣いなさらなくて大丈夫ですよ!」 「あ、そうだ!ちょうどカメラもあるし、宣伝のためにこの旅館を取材させてくださいよ!」 「せ、宣伝……ですか……」

気の利いた申し出のつもりだったが、思ったより反応が良くない。

「だめ……ですか?」 「その……まだ行き届かないところだらけでお恥ずかしいですし……」 「そ、そうですか?」

旅館が宣伝を嫌がるなんて珍しいとは思うが、そう言われるなら仕方ない。 これ以上推すのはやめておこう。

……

滞在することになった途端、急に時間を持て余してしまう。 玄関に置いてあった番傘を借りて、気まぐれにふらっと外に出てみる。

昨日は吹雪のせいでまったくわからなかったが、そこは小さな和庭園のようになっていた。 灯篭につくばいが良い形に配され、一様に雪をかぶって実にほっこりとした冬の情景を描いている。

そんな傍らに、小さな歌碑のようなものがあることに気が付いた。

「春の糸 忘れ果てりと 風流れ うららかなる日々 遠くなりけり」

どういう意味だろう。よくわからないが何となく寂し気な歌だ。 彼女が詠んだのだろうか。

何故かふと、夕べ見た夢を思い出す。

「……ゆき姉?」

夢に出てきたゆき姉という少女の顔と、雪音さんの顔が何気なく重なって見えた。

……

夜の帳が降りる。 今夜もまた変な夢を見なければ良いが。

「失礼しますぅ~。お布団敷きに参りましたぁ~。」

窓辺で湯あがりサイダーを開けて寛いでいたところ、襖越しに聞き覚えのない声がした。 入ってきたのは白衣に身を包んだ少女。

「お初にお目にかかりますぅ~。お布団敷き担当の枕兎(まくらう)と申しますぅ~。」

やたらと眠そうな表情に、テンション低めで間延びした喋り方。 その声を聞いているだけで何だか眠りに誘われる。

それによく見ると湯猫と同類の雰囲気がある。人のようでいてどことなく兎のような。 もう今更驚くこともないが。

手際よく真っ白な布団が綺麗に敷かれた。 しかし何が納得いかないのか、最後まで枕の位置にやたらとこだわり続けて悩んでいる。

「お客さん、昨日はよく眠れましたかぁ~?」 「あ、ええ、おかげさまで……」 「そうですかぁ~、じゃあ今夜も白桜花香(はくおうかのこう)、焚いておきますね~。」

昨夜はお湯から戻ったらすでに布団が敷かれていたが、そういえば部屋全体が微かに良い香りに包まれているような気がしていた。 なるほどテレビの横にこんな香炉が置いてあったのか。全然気が付かなかった。

「では今宵も最高の眠りを~。失礼いたしますぅ~。」

温泉で温まった体にお香のリラックス効果が相まって、眠気が程よく襲ってくる。 おかげで今夜もよく眠れそうだ。

これであとは変な夢さえ見なければ良いのだが。

やがて部屋の明かりが静かに落ちる。

雪はまだ深々と降り続いていた。

まさかこの曲がアイドルソングの予定だったとは;つД`)

もともと中森明菜に提供する予定の曲だったそうですね。知りませんでした。YMOにしては珍しい、ただのエロい曲だとばかり思ってました( ;∀;)

それを知ってしまったらもうイメージも何もないんですが、そもそも思っていたのは「黒いヒール」とか「桃色吐息」とかでしょうか。別の曲になっちゃいますね(*´▽`*)あらヤダ

過激な淑女

思い浮かぶ色といえばもう単に黒一色ですが( ゚ー゚)桃色どこいった

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