益子に塩原、尚仁沢を巡ってきたので旅行記を書きました!
益子焼の逸品に魅了され、ゑびすやの間欠泉にじんわり癒され、温泉おかゆでおなかの中から健康になり、名物しもつカレーに舌鼓、そして最後は尚仁沢湧水の水で感動('ω')
レトロゲーム音楽の耳コピと、のんびり名湯秘湯と蕎麦とご朱印の旅を。
2015年 平成二十七年 7月~!七夕祭りで夜空を見上げて☆
益子焼の逸品に魅了され、ゑびすやの間欠泉にじんわり癒され、温泉おかゆでおなかの中から健康になり、名物しもつカレーに舌鼓、そして最後は尚仁沢湧水の水で感動('ω')
塩原での昼食から小太郎ヶ淵のさらに奥、超が付くような酷道をひた走り、目指すは日本指折りの名水と謳われる尚仁沢湧水(`・ω・´)
たどり着いた山奥の小さなパーキングで案内板の地図を確認し、山中へ続く歩道に踏み入れると、遠めの雷鳴が……
それでもここまで来たのだからと、険しい山道をずんずん進んでいきました。
ちょうど中間地点あたりでしょうか、沢に降りられるところまで来て水を触ってみると、いい感じにぴりっとしてます!
これはと思った矢先にちょっと大きめの雷鳴……そう、ここは天気の変わりやすい山の中というだけでなく、栃木県なんです!
栃木のらいさまと言えば、泣く子も黙る暴れ神としてその名を知らぬものはないという強烈な暴君……
やばい、ここまで来たとはいえ、落雷にあったなんて洒落にもならないので、涙を呑んで引き返すことに……しかしなんとここは中間地点だったのです(´・ω・`)
雷鳴が徐々に大きくなる中、もと来た山道をバタバタと戻るわたくしども。
追われて歩く山道がこんなにキツイものだとは、正直嘗めておりました♨
ぜーぜー言いながらなんとか雨にも降られず車中へ。さあこれからどうすんべと考えて、とりあえずこの先に「尚仁沢はーとらんど」なる道の駅っぽい施設があるそうなのでそこへ移動してみました。
開けた景色にたたずむちょっとのんびりした感じのはーとらんどですが、お土産品なんかをぶらぶら見ていると、空のペットボトルが売られていることに気づきます。
そう、もちろんここにはちゃんと引かれていました尚仁沢湧水!
ペットボトルは買わずとも車中で飲んでいたお茶のそれがあったので、よ~く濯いで水を汲み、がぶりと一口含んでみると……わかりますわかります!これはすごい水です!
よーく口の中で転がしてみるんですが、本当に丸い!雑味や癖がまったく感じられない、真にクリアな、しかし口当たりのやわらかな水!なんというウマい水!水でこんなに感激するなんて予想外甚だしいです!
この水をありったけのペットボトルに汲んで、さらに売店で名物里芋フライをひとつ、それに先ほど小太郎ヶ淵で入手した草団子♨
塩原~尚仁沢の夢のオールスターで、最高に贅沢なおやつタイムを堪能させていただきました(´ω`)
そしてここまででお気づきでしょうが、何をどう間違ったのか、こんな素敵な時間の写真が一枚もないのが無念でしょうがないんです(´・ω・`)
なんで一枚も撮らなかったかな~……らいさまが怖くてそれどころではなかったのかな~……
そんな尚仁沢湧水の水ですが、なんと通販でも買えてしまうようなんです……(´・ω・`)
こんな思いまでして行って、とうとう源流にたどり着くこともできなかったわたくしとしては逆に、エ~……なんですが……
栃木の郷土料理しもつかれの材料を使ってカレーを作るという試みで生まれたしもつカレーは、個々のお店で独自のアレンジが効いており、食べ歩くのもとっても楽しいのです♨
1回目の今回は、パン屋さんの焼き立てパンをスープカレー仕立てのしもつカレーに漬けていただくという、めろん亭さんのメニューをチョイスいたしました(^.^)
パン屋さんに併設されたレストランの小さなドアを開けると、なんとも明るくも落ち着いた暖かみのある空間!
メニューを見るや否や、さあさっそく注文です♨
もう、腹が減っていることもあって、この彩にこの香り、たまらんです!
焼き立てパンもバスケットに乗って香ばしい香りを放っております♨
まずはカリカリのトースト仕立てから……この焼き立ての香りを、大胆にカレーに浸して……サクッ、ジワッ、う~ん良い香りが広がる広がる(^.^)
具は骨付きの鶏肉、ブロッコリーにゆでたまご、じゃがいもに豆もたくさん入っていて、すご~く健康に良さそう!お味も優しくなんとも上品で、バケット、クロワッサンとどんどん進んでもまったく飽きが来ません!
というかこのバケットっぽいパンがまた素晴らしくウマい!
しもつカレーを完食後、隣のパン屋さんでこちらのバケットをしっかりお買い上げさせてもらいました♨
ちなみに後の調べでわかったのですが、しもつかれって酒粕や鮭の頭なんかも使うらしいですが……こんな素晴らしい味にできるものなんですねぇ(´・ω・`)
何度も訪れている竜化の滝!久しぶりの再訪です。
駐車場から道路沿いの小道を少々、やがて森の奥へと続く入り口に到着します。
つり橋を渡って、渓流沿いの山道がなんともいい感じ。沢に降りて水に触れられるポイントもいくつか。水も冷たくて夏場はうれしいですね(^.^)
そんな途中にひとつ滝があるので、これか!?と騙されたのは遠い昔……流石にもうわかってます(^^;)
上から見ることもできる滝は清涼感抜群です。ここを過ぎれば竜化の滝まであと少し!
最後に観瀑台へ続く階段を登ると……
21秒 音あり 4.25MB右側から突如轟音とともに顔を出すご本尊!
3段になって落ちる様はまさに竜が化ける姿。最初に訪れたときは期待も少なかっただけに、けっこうな衝撃を受けたのも記憶に新しいです。
避暑にはもってこいの小太郎が淵。小太郎という人にまつわる話はよく知らなくても、ここは清流の気持ち良いフィトンチットスポットであります(^.^)
ちなみに冬とかは閉鎖されます。期間限定!
このなんとも涼しげな雰囲気の岩場の上に「小太郎茶屋」があります。読みは「こたろうちゃや」ではなくて「こたろうさや」です。
ここはまず草団子が絶品。今回は昼食前なので縁台ではいただかず、本日のおやつ用に草団子(小)500円をお持ち帰りです('ω')
縁台の様子を見ると、ああおでんうまそうだなぁ、うどんもキノコがたっぷり乗ってうまそうだなぁ、なんてことに。でもここは我慢です(´・ω・`)
上流側は少し滝のようになってます。向こう側にも縁台がありますね。
それにしても今立っているこの茶屋に続く橋、なんかベニヤ板みたいで頼りないけど大丈夫か?と思ったら下はちゃんと丸太組みになってるので安心でした(^^;)
ちゃんと下から覗かないとただのベニヤ板にしか見えないから怖い( ;∀;)
源三窟に入る前に、入り口で簡単な歴史の説明がありました。
源頼朝に追われた義経の家来がこの地に逃げ延びてこの洞窟に隠れていたところ、米の研ぎ汁が流れ出たのを見つけられてとうとう殲滅させられたという話です。
鍾乳洞は短めで、中では武者人形により当時の様子が再現されています。そういえば、勝手に観光協会の栃木編でもここを視察してましたね。
ここのお土産売り場で購入した楊枝入れ。でも楊枝入れとしてではなく、今回は桧と書かれているだけに「りらく」のヒノキ香入れとして使っています。りらくは楊枝くらいのサイズなので楊枝入れがとてもしっくり来るのです。
そして洞窟の外には湧き水があったので、ちょうどお茶もなくなったし、ペットボトルに汲んで持っていくことに。味のほうは……後味にやや癖がある水ですね。
この日の宿泊は塩原元湯のゑびすや。車を降りると早速硫黄のかほり!ああ温泉だなぁ……(^-^)
塩原温泉卿の中で「元湯」と付く歴史あるお湯で、今回一番の目的は何といってもその歴史をひしひしと感じずにはいられない湯殿!
湯殿の写真は今回撮れませんでしたが、全体的に湯治宿の面影があるのが、この外観の写真からふんわりとでも伝わればいいなぁ(;_;)
部屋で一服して早速お湯に向かったわけですが、もう期待通りというかそれ以上の「ザ・湯治の湯殿!」です!
景色が良い、ロケーションが良い、というのとはまた別世界のこの味わい深さ……「梶原の湯」は間欠泉から噴き出す高温のお湯をそのまま湛えた熱い湯船と、そこから引いたぬるい湯船があって、熱いほうはもう「熱湯風呂」!
我慢大会は厳しいので、もちろん長湯ができるぬるいほうにのんびり浸かりながら、西暦800年あたりの開湯から何人の湯治客を治癒してきたんだろう……いい湯だなぁ~♨なんて思ってたら少し湯あたり気味に。ぬるいといってもそこは温泉、油断は禁物でしたね(^^;)
お湯自体の感触としては、手触り自体は滑らかながら、私の場合は少し肌に刺激を覚える感じすらありました。湯の花の分厚さがその効能を物語ってます。
それなのにまたこの温泉が飲めるっていうからびっくりなわけですが(>.<)
湯上りに脱衣所わきの飲泉処でお湯を飲んでみましたが、まあなんとも言えないお味!この宿のもう一つの楽しみが、朝食にこの温泉を使ったおかゆが出る、ということだったんですが、温泉だけ飲むとちょっと不安になったりして……
そしてお待ちかねの夕食。ああ腹減った(>_<)
ここは山奥の秘湯、なのでもちろん山の幸!ゆばに山菜に、川魚は確かヤマメだったかな……?箸袋の絵はヤマメですね(^^;)
地酒があったので別注文して、なんともいい心持ちです。私は山の幸が特に好きで、ジビエっぽいものなら何でも大喜びします。ごちそうさまでした!
夕食時の箸袋、実はちょっとした仕掛けがありました。見た目にも薄々表れているんですが、何やら地図のようなものがデザインされているようなので広げてみると……( *´艸`)
ゑびすやとその周辺の観光案内が!近くを流れる清流とたくさんの滝、ハンタマくんのスキー場も載ってます!嗚呼塩原にいるなぁって感じですね♨
さてと、食後はほろ酔い気分も少し落ち着いたころにもうひとっ風呂と行きましょう♨。そしてロビーのソファーでのんびり涼みタイム。先日購入した「蕎麦柄のてぬぐい扇子」でぱたぱたしながら、アンティークな感じに囲まれゆったりした静かな時間を過ごしました。
翌朝、恒例の朝食前ひとっ風呂♨!温泉旅館の朝風呂は最高ですね!
そして朝食は今回のもう一つの目玉、温泉おかゆの登場です!
写真右下のゆかりがかかっているのがそれです。おかわり自由でふりかけも数種類ありました。食べてみると飲泉のときの印象はまったくなく、ちょっと甘めのごく普通のおかゆでした(^^)
とってもうまいし、しかも胃腸に良いということなので朝からおかゆ3杯……なにやら本末転倒のかほりがしますね(^^;)
ちなみに朝食の箸袋はこちら!こちらは裏地に登録商標「鹿沼大音」のロゴが入る、栃木の飲食店などではメジャーなお箸ですね(*´ω`*)
そして出発前にもう一仕事!チェックインのときにもらっていたポリタンクに温泉を汲みに行きます!
どうせ汲むなら間欠泉から直接汲みたい!アツアツが噴き出す注ぎ口で待つこと30秒。勢いよく噴き出す熱湯風呂にポリタンクの注ぎ口をうまく当て、満タンにすることができました。滑って落ちたら着ている服ごと激アツの高難度アトラクションでしたが、そこはうまいことクリアー!
……って、入浴時に汲んでおけば良かったんですよね。めでたし(^^)♨
もらった温泉は料理に使うもよし、自宅のお風呂に入れるもよし、ということで私はお風呂に入れてみました。完全にあの時の香りが蘇り、自宅のお風呂でまた思い出に浸れます!
ちなみにポリタンクはこれ。小さめですが、次にまたゑびすやに行くときにこれを持っていくと2倍汲めるんじゃないかという浅ましい考えが過ります。
もうこの際、ゑびすやの温泉を定期便で送ってくれたらいいのに……なんて思って探したら、「熱の湯」っていう面白い温泉の素があることも知ったりして……関係ないですが(^^;)
リピート確定の素敵なお宿「ゑびすや」に、ぜひ皆さんも泊まってみてください!ぜったいおすすめです!
益子焼共販センターの敷地内にあるお蕎麦屋さんで昼食を(^^)
団体さんがすぐに入るようで、店内はややバタバタしてました。なので注文は速やかに限定20食の鴨せいろに決定!
お蕎麦は割とすぐ来ました。ほどなくして団体客がわらわら……危ないところだったんでしょうね(^^;)
麺は細打ちの二八でしょうか、おいしいお蕎麦でした。
鴨せいろのつゆは温かい定番のお味。ねぎのおこげが香ばしいですね。付け合わせの春雨の酢の物も割といい感じ。器が益子焼なのか、ちょっと味わい深いものを感じました。
益子の花がデザインされた、なんとも優しい印象の箸袋。蕎麦祭りにいつかぜったい来るからね~;つД`)
益子焼の里についにやってきました。目指すは町中の窯元作品が集まっているという共販センター(^^)
真夏日よりの益子は暑いのなんの!裏手の駐車場から逃げ込むように建物に入ると、すごい数の焼き物が!
今回は酒器に絞って探すと決めていたのですが、ぶらりと見て回っているとひときわ目についたのがこちら!
神秘的な深い蒼が放つ輝きに目を奪われました。焼き物ですかこれ本当に、と思わず聞きたくなる魔性の一品!
裏から見ると、確かに焼き物。同じものが何点かあったんですが、色の深さがやや違っていたので、一番深いブルーをチョイスしてきました(^^)
水や日本酒のような透明なものを汲むとまた違った表情を見せるのが魅力。
縁にデザインされた注ぎ口のような部分をうまく使えば、ちょっと変わり種の片口のようにもなるかと期待したんですが、だめでした(^^;)
本日のあなたの運勢は吉です!
お寺の静寂に力を借りて、運気の向上を図ってみるのも良いでしょう。
本日のラッキーほっこりは チェリオメロン です!
本日はまだ引いていません