1. 玄関
  2. 2020年 10月 令和二年 神無月

玄関

雪月花の湯、玄関ロビーでございます。更新履歴を月別に展示しております。

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2020年 10月 令和二年 神無月

2020年 令和二年 10月です。寒いところは紅葉が始まります!いろは坂が固まるピークです

雪月花 第一夜「雪宿り」

昔々、ある山深い温泉宿のこと。

そこは冬ともなればすっかり雪に閉ざされ、客もない。 ゆえに冬の間は宿に留守番の者だけを残し、みな山を降りてしまう慣例になっていた。

その夜は、このあたりでは珍しい大吹雪。

「あーあ、今日も客なんて来るわけねぇし、酒でも呑んでさっさと寝るかー……」

酒は番人の役得と、囲炉裏の火に温ったまりながらのんびりくつろいでいた政右衛門の耳に、ふと誰かが戸を叩く音が飛び込んでくる。

(……まさか……こんな夜に?)

不審に思いながら恐る恐る戸を開けてみると、暗闇に吹き荒ぶ風雪の中に、真っ白な着物に身を包んだ美しい娘がぽつりと佇んでいた。

「道に迷ってしまいました……。どうか今夜一晩、ここに泊めていただけないでしょうか……」

その異様な光景に、ただ唖然とする政右衛門。

なるほど、これはキツネかタヌキが化けて出たに違いない。

「あー……今日は客も来ないと思ったもんで、何の支度もないんですよ。麓まで降りてみられた方が、ちゃんとしたお食事なんかも……」 「いえ、もうとても歩くことなどできません……。ただ泊めてくださるだけで十分ですので、どうか一晩だけ……」

こいつは……どうあっても自分を化かすつもりなのだろうか。

しかしそのあまりに哀れを誘う物腰に、どうしても迷いが生じてしまう。

もしかしたら本当にただの迷い人なのかもしれない。 もし万が一普通の人間だとしたら、このまま見殺しにするのはあまりにも後味が悪い。 化けて出たというのなら、そのうち尻尾を出すこともあるだろう。

(まあ、少し様子を見てからでも……)

戸口で考え込んでいるうちにいよいよ寒さも応え始め、結局娘を中に迎え入れてしまうのだった。

時間はまだ宵の口。 しかし娘は疲れているからと言って、早々に奥の客間で休んでしまう。 囲炉裏の火に当たることもなく。

「やっぱおかしいな。何の化け物か知らねえが、正体見せたらすぐにでも追い払ってやらねえと……」

新しい薪をくべながら、どうしても気分が落ち着かない政右衛門。 用心のための木棒を傍らに、この日はとうとう一睡もできず、朝まで酒を飲み続けてしまうのだった。

……まだ日も登らない早い時間。 すっかり旅支度を整えた娘が、奥から姿を現した。

「昨夜はありがとうございました。あいにく持ち合わせがありませんので……どうかこれをお納めください……」

そう言って差し出したのは、彼女が髪に挿していた氷のように透き通る髪飾り。 不思議な輝きを放つそれは、見るものの視線を釘付けにする。

(こりゃあ……売ればさぞ高値で……)

外は吹雪も止み、空は薄っすらと白ずみ始めていた。

「それでは……」

丁寧にお辞儀をすると、まだ青々と暗さの残る雪の中、娘はいずこともなく消え去ってしまった。

「……なんか心配して損したわ」

長い夜がようやく終わって、ほっと胸を撫で下ろす政右衛門。 背伸びをすると急に疲れが込み上げたのか、大きなあくびが出る。

見れば夜明け空の向こうから、朝日が眩しく差し込んで来ていた。

「結局徹夜になっちまったが、元が取れたならその甲斐もあったかもな」

その不思議な置き土産をもう一度よく見てみたくて、手に取って何気なく日の光にかざしてみた。 するとそれは見る間もなくキラキラと白い粉雪のようになって舞い上がり、そして消えてしまった。

……それから何日か経って、久々に宿の主人が様子を見に戻ってきた。 政右衛門は堰を切ったようにあの夜の出来事を語り出す。

しばらく黙って聞いていた主人だったが、やがて神妙な面持ちでこう言った。

「そりゃあ……おそらくユキオンナというやつだろう。もしそのとき囲炉裏の火を消して寝てしまっていたら、お前さん今頃は……」

はじめは冗談かと思って聞いていたが、主人の物言いはあくまでも真剣だった。 あのとき自分の身に何が起きていたのか……考えるだけで全身から冷や汗が噴き出してくる。

「キツネかタヌキの方がまだマシだったってか……」

この噂はほどなくして近隣の村々にも響き渡ることになる。

とうとうこの山にも雪女が現れた、と。

……

翼舞う
ゆきの門出に
降る涙
幾の想い夜
とくこともなし

それはまさかの急な猛吹雪。 気付けば仲間の姿も見失い、僕は一人になっていた。

「あれは……山小屋か?」

数メートル先までしか見えない真っ白な視界の中、運よく見つけられた小屋らしきもの。 吹雪を掻き分けるように歩を進め、どうにかそこに逃げ込むことができた。

中は真っ暗だったが、吹き込む吹雪を抑え込むようにとにかく急いで扉を閉める。 そのまま息も絶え絶えに、すぐにスマホを取り出す。

電波の表示は圏外。 薄々嫌な予感はしていたものの、電話もネットも繋がることはなく愕然とする。

「大丈夫、落ち着け、きっと何とかなる……」

幸運にもどうにか吹雪だけは避けられたのだ。 ここは一旦冷静になって判断せねば。

画面の光で小屋の中を照らしてみる。 薄っすらと浮かび上がるその空間は、広さは六畳間ほどとやや広め。 山仕事か何かで使っている資材置き場といったところだろうか。壁にはスコップやら何やらが整然と掛けられ、奥に炭俵のようなものが大量に積まれていた。

この炭俵を燃料に暖を取れないものか。 一瞬考えが過ったものの、肝心の火を熾す道具がないことにすぐ気付く。 いくら軽装備にしたとはいえ、それくらいは用意しておくべきだった。 今更後悔してももう遅い。

こうなった以上は少しでも体温を逃がさぬよう、小さくうずくまって過ごすくらいしかできない。

山の天気は変わりやすい。 突然の吹雪なら、逆にすぐに収まる可能性だって十分にある。

大丈夫、何とかなる。

……

そうやってどのくらいじっとしていただろう。 いよいよ体温が下がりすぎてきたのか、寒さを通り越して頭がぼーっとしてくる。

外の吹雪は勢いを増すばかりで収まる気配もない。

もはや奇跡的に見つけられて救助されない限り、本当にここで人生が終わる。 人生が……終わる? いや、あり得ない! あり得ない……。

……眠い。 まずい。

寝たら死ぬなんて、映画か何かのセリフじゃあるまいし。 本当に冗談じゃない……冗談じゃ……。

遠のきかけた意識の中、突然耳に飛び込んできた軋むような音と、鮮明になる風の音。

(扉が……開いた?)

幻聴なんかじゃない。 僕は最後の気力をふり絞り、伏せた顔を上げる。

もはや視界は霞み、はっきりとは映らない。 しかし確実に扉は開いていて、吹き込む吹雪とともに真っ白な人影のようなものがこちらに近づいてくる様子が辛うじて認識できた。

助かった……。 いや、あの世からのお迎えか?

その瞬間、変に安心したのがまずかったのか、ふっと意識が途切れてしまう。

……

一面に咲く桜の中、懐かしいみんなの笑い声。

「だぁめ!この卵焼きは私のー!」 「ゆき姉、ずるい!」

今日は大好きなじいちゃんに連れられて、村のみんなでお花見。 僕とゆき姉はまたいつもの喧嘩。

「はる坊こそ、私の分の里芋食べちゃったじゃない!」 「だってゆき姉、ぜんぜん食べないんだもん!」

喧嘩するほど仲が良いだなんて、村の子供たちにもよくからかわれたっけな。

あの頃は子供同士、みんなで温泉に入ったり、春になればご神木の下でお花見したり……本当に本当に幸せだったのに。

そんな楽しげな風景が、一瞬にして真っ白な光に包まれ消えていく。

寒い。

これが死ぬっていうことか。

……

「ゆき姉……」

夢なのか現実なのかわからなかった。 生きてるのか死んでるのかすらも。

体が重い。 まるで強力な磁石か何かで全身が地面に吸い寄せられているような感覚だった。

僕はどうなってしまったのだろう。

薄ぼんやりとした意識の向こうに見える面影。 誰かが心配そうに僕の顔を覗き込んでいる。

ダメだ、声が出ない。

再び意識が遠のいた。

……

目が覚めると、天井が見えた。 一面の板張りに、四角い照明。

半開きの障子窓から差す自然光。 ほんのりと照らし出される、薄萌葱を基調とした和の空間。

何だかほっとする景色だ。

窓の外では今も雪がしんしんと降り続いている。

(救助隊……間に合ったんだな……)

まるで悪い夢でも見ていたようだ。 まさか本当に自分が雪山で遭難して死にかけたなんて。

しかし体にはその痕跡らしき感覚が確かに残っている。 全身が鉛のように重いどころか、感覚そのものがないようにすら感じる。 これではまともに動くことなど到底……。

……いや、違う。おかしい。

……動けない。本当に。指一本。

(え、まさか……?)

顔は動く。喋れる。 でも首から下がまったく動かない。

「おい……ほんとに……やめてくれよ……冗談じゃ……」

血の気が引いていく感覚。 混乱を通り越して、頭の中が真っ白になる。

全身不随……。 最悪の後遺症だ。

「クソ!何で……何でだよ!」

信じない。 信じられるわけがない。 絶対何かの間違いに決まっている。

(動け……動け!)

とにかく必死に念じる。 これこそ夢であってほしい。

……

そうしてどれだけ足掻いていただろう。

体は一寸たりとも動いていないのに、こんなにも疲弊するものだろうか。 いつしか心まで絶望に押しつぶされ、念じることすらできなくなった。

(そうか……僕はもう……ダメ……なんだな……)

これから僕はどうなるのだろう?

自ら山に足を踏み入れたのだから、その身に何が起きてもすべて自己責任。 それはわかっていたはずなのに……。

後悔と情けなさが一気に込み上げて、じわじわと視界が霞んでいく。

こんなことになるくらいなら、いっそ助からなかった方が……。

「……シ……テ……」

ふと、耳元で掠れたような声。

目を凝らせば霞んだ視界の向こうに、いつの間にか映り込んでいた顔があった。

枕元で誰かが僕の顔を覗き込んでいるようだ。

……少年?

薄っすらと透けて見えるその表情は、まさに無そのもの。 見下ろす虚ろな視線を、僕はただじっと見続ける。

やがて僕の中に広がっていく、果てしない虚無感。

「ドウ……シテ……」

再び呟いたかと思うと、その顔がメキメキと音を立てて凍り付いていく。 同時に僕の全身に、今まで経験したことのないような強烈な悪寒が走る。

……あ、死ぬ。

何が何だかわからない。 わからないが、とにかく直感的にそう悟った。

しかし今の僕には恐怖の感情など微塵も芽生えない。 このまま死なせてくれるというのなら、むしろ本望だ……。

「ダメ……だよ」

またどこからか微かに声がした。 今度は鈴のような声。

声に反応するように少年は僕から目を離しどこかを見据える。 途端に僕の体から悪寒が消える。

その視線の先……。

そこにいたのは、声の主と思われる少女。 彼女もまた少年と同じように姿が透けていた。

少年と見つめあう不安げな表情。 何かを訴えているようにも見える。

しかし不意に僕の方に視線を向けると、それは優しい微笑に変わった。 その顔に、何故か不思議と懐かしさのようなものを覚える。

やがてその姿は徐々に影が薄くなり、そして完全に見えなくなった。 ふと枕元を見れば、少年の姿もすでにない。

……後に残されたのは、静寂。

何が起きたのかわからず、僕はただ呆然と天井を見つめる。

残り火のようにくすぶるのは、言い知れようのない物悲しさだけ。

「……当たり前だろ」

思わず呟く。

死にたいと思えばその場で死ねるなんて、そんな都合のいい話があるわけもない。 僕は何を期待したというのだろう。

……畜生。

これから僕は……一体どうすれば……。

思わず目頭を拭う。

目頭を……。

「……あれ?」

……動いている。 僕の右手が。

……いや、動く。全部動く。

治っている……。 まるで何事もなかったかのように。

「……」

思考が追いつかない。

また頭の中が真っ白になる。

一体何……?

全部、単なる僕の……勘違い?

「はは……」

乾いた笑いが漏れ、再び天井の景色がじわじわと滲みだす。

突然の悪夢からの解放。

混乱する思考を差し置いて、ひたすらに溢れ出す歓喜の渦。 顔中の筋肉が引きつっていくのがわかる。

「なんだよ……良かったんじゃないか……死ななくて……」

……

しばらく気持ちの整理もつかないまま、また静かな時間が流れる。

(僕はどうかしていたな……)

冷静になってようやく違和感に気付く。

雪山ではあれほど必死に生き残ろうとしていたのに、先ほどは何故いとも簡単に生きることを諦めたのか……。 不治の病と決まったわけでもないのに、思えばあれは妙に衝動的な自殺願望だった。

死霊は生者の心の隙に入り込み死に誘う……。 そんな話をどこかで聞いたことがある。

つまりあの奇妙な少年……やはりあれの仕業と考えるしかないだろう。

そもそもオカルトなど毛頭興味もないのだが、今回ばかりはその方便に頼らざるを得ない。 気を失っている間に自分の頭がおかしくなったなど、絶対に考えたくもない。

ということはつまり……かつてここで自殺でもあったというのだろうか。 それはそれでかなり嫌だが……。

とにかくしばらくはここでの入院生活が続くかもしれないのだから、二度とあんなことにならないよう気をしっかり持たなければ。

(……ん?)

ふと、体のわきあたりで何かに手が触れる。 固くて冷たいもの。

ナースコールのボタンか何かだろうか? いや、それにしては変な形をしているような……。 何だろうこれは?

薄々嫌な予感が過りつつも、意を決して布団をめくる。

「……うぉわッ!」

思わず声を上げて飛び退く。 幸いベッドではなかったので落ちることこそなかったものの、勢い余って背中と後頭部を壁に強打してしまった。

そこにあったのは、手首。 作り物のように真っ白だが、その切断面はやけに赤黒く生々しい。

今のドタバタとした音が響いたのだろうか。 部屋の外から何やら慌ただしい足音が近づいてくる。

「どど、どーしましたにゃ!?」

襖を開けて飛び込んできたのは、浴衣姿の少年。いや、猫? この際もう何でもいい。

「手首……手首が……布団の中から……!」

不覚にも、顔を背けてガタガタと指さすのが精一杯だった。 なんでよりによって布団の中にあんなものが? ずっと一緒に寝ていたのかと思うと、寒気と鳥肌が止まらない。

「手首?……って……え?……どこですにゃ?」 「え……?」

意外な反応に、恐る恐る向き直る。

確かにそこには何もない。 ただ水に濡れたようなシミが広がっているだけ。

まるで狐につままれたような気分。 感触や冷たさまではっきり覚えているのに。

……幻覚?

さっきから立て続けに起こる怪現象。 一体僕の身に何が起きているというのだろう。

「というか、このシミ……」

少年が呟く。 何か知っているのだろうか?

「まさかいい歳してやらかしたんですにゃ?」 「……は!?」

違う。 この非常時にそういう方向に話を持っていかないでほしい。

「いやそうじゃなく、本当にさっきまで手首が……」 「……」

しかしそう思われても仕方がない状況なだけに、言ってて虚しくなってくる。 そもそも手首がどうのなんて話、誰も信じるわけ……。

「あ~……にゃるほど……そういうことですにゃ……」

突然何かを察したような素振りを見せる少年。

「ひょっとして、ユーレイみたいなものとか……見えたりしませんでしたにゃ?」 「え……?」

幽霊。 その言葉から即座に思い浮かんだのはもちろん、あの奇妙な半透明の二人。 普通ならあまり人に言えた話ではないかもしれないが、ピンポイントで指摘されてしまっては思わず口を開かずにはいられない。

「え、ええ、見ました!見たんですよ、少年と少女の二人組で……姿が透けていたり突然消えたり……あれ、絶対人間じゃなかったですよ」 「なるほど、了解ですにゃ。……やっぱりそういうことでしたにゃ」

何の疑問も挟むことなくすんなり聞き入れる。 そして突然真剣な表情。

「失礼しましたにゃ……どうやらワガハイの見通しが甘かったみたいですにゃ」 「……?」

一応謝ってくれているようだが……ちょっと何を言ってるのかわからない。 見通しが甘かった?……って、何の話?

「ちょっと待っててくださいにゃ。とにかくこのままじゃマズいので、今すぐ呼んできますにゃ」 「え、ちょ……」

それだけ言い残して部屋を去る少年。

すっかり話に置いていかれてしまった。 真剣に取り合ってくれるのは嬉しいけど、せめてちゃんと説明くらいしてほしい。

「お待たせですにゃ」

数分後、少年が部屋に戻ってくる。 そしてその後に続いて入ってきたもう一人。

「し、失礼します……」

そこにいたのは、清楚な白い着物に身を包んだ若い女性。 上品……というよりどこか浮世離れしたような、やや近づきがたい雰囲気を纏う。 俗に言うオーラというやつだろうか。

幽霊と聞いて呼ばれてきたということは、除霊師か何かということなのだろう。 手にはお祓いの時に使う大麻のようなものが握られていた。

「お休みのところ申し訳ないですにゃ……そういうわけなので、またお願いしますにゃ」 「え、ええ……承知しました」

何だか本当に疲れているようで、足取りがおぼつかなげだ。 何を始めるのか知らないが、こんな様子で本当に大丈夫なのだろうか?

「その……この度は色々とお騒がせしてしまって……本当に申し訳ありませんでした……」 「え、あ、はぁ……こちらこそ」

何故か僕に深々と頭を下げてくる彼女。 釣られるようにこちらもつい頭が下がってしまう。

「それじゃあ……始めます」

……

光差す障子窓を背に立ち、姿勢を正し呼吸を整える。 大麻を胸のところで持ち深々と一礼すると、正面に真っ直ぐ構える。 半眼のような眼差しのまま一呼吸置くと、何やら呪文のようなものを唱え始めた。

「……天におわす数多月詠みたる神々。その依り代に不浄成したる禍事罪穢……雷禊(いかづちのみそぎ)たる詞霊(ことだま)の威を以て之を(そそ)ぎ給う由、恐み……恐み白すなり」

気のせいだろうか、中空に一瞬電気のようなものが走ったように見えた。 除霊だか何だか知らないが、やたらと気配が物々しい。 本当にこれ……色んな意味で大丈夫なのだろうか?

「イメル……ルヤムペドルセ……!」

ひと際大きな掛け声とともに大麻を降り下ろした瞬間、辺りが強烈な光に包まれる。 閃光弾でも浴びたかのように、僕は思わず体を丸めて目をつぶる。

……

……暗闇の中、しばらくの静寂。

「やっぱり……アウトだったですにゃ……」

少年の声で恐る恐る目を開ける。 アウトだった?ということは……失敗したのだろうか? 部屋の様子は、特にさっきと変わってはいないように思える。

いや、一つだけ。 膝から崩れ落ちた彼女が、まるで放心状態のように空を見つめたまま動かない。

「とにかく……護符をあと一枚ずつ……ですにゃ」

少年はせっせと部屋の壁にお札のようなものを貼って回っている。 よく見ると、すでに同じものが二枚ずつ貼られているようだ。

「いろいろと騒がしくて本当に申し訳ないですにゃ」

作業を進めながら、少年がぽつりとこぼす。 そろそろわけを説明してほしいところだが……。

「申し訳ないついでと言っては何なのですが……少しの間、彼女をこの部屋で休ませてあげてほしいのですにゃ」 「え……そ、そりゃまあ別に構いませんけど……じゃあ新しい布団を……」 「それは不要ですにゃ」 「え?」 「小一時間もしたら気が付くはずですにゃ。それまでただそっとしておいてあげてほしいんですにゃ」 「こ、このまま放置するんですか!?」 「そうですにゃ、それで大丈夫なんですにゃ」

大丈夫と言われても気が咎める。 やはりあとでこっそり布団を出して……。

「むしろ逆に……」 「……逆に?」 「絶対に近寄らないようにしてほしいんですにゃ」

……少しタメてからのフリみたいな言い方だが、表情は至って真剣だ。

「ど、どうしてです?……近寄るなまではさすがに……」 「迂闊に近づくと……アナタが怪我をしてしまいますにゃ」 「……へ?怪我?」

寝相が悪いのか何なのか知らんけど、さすがに怪我までは……。

「とにかくそういうものだと思ってあげてほしいのですにゃ。ご迷惑なのは重々承知しておりますにゃ……」 「いや、迷惑とかそういうことはもう……」 「本当に申し訳ないですにゃ。今回の件はワガハイにも落ち度があったんですにゃ。あとで必ず埋め合わせはさせていただくので、どうかお許し願いますにゃ」 「は、はぁ……」

そこまで言われると、もはや言い返す言葉もない。

「それではワガハイはこれにて失礼しますですにゃ。……あ、後ほど別の者がお布団の交換をさせてもらいに上がりますにゃで、そのときはよろしくですにゃ」

そう言ってペコリと頭を下げると、少年は本当に彼女を残したまま部屋を出て行ってしまった。

……

座椅子にもたれてしばし考える。 これから一体どうするべきか。

まだ体調が十分ではないとはいえ、とにかくこんなところは一刻も早く出ていきたい。

部屋の隅に僕の荷物がまとめてあったので、そこからスマホを見つけ出し見てみるも、ここでもまた圏外。 一体僕はどこに迷い込んでしまったというのだろう?

窓の外では降雪もまだ続いている。 見える景色は白一色の山林のみ。

体調もまだ万全とは言えないし、迂闊に外に出るなんて自殺行為でしかない。

となると最後の手段は……ここの固定電話を借りて、タクシーなり救急車なりの迎えを呼ぶ、ということくらいだろうか。

着物姿の彼女はというと、相変わらず崩れ落ちて放心したまま動かない。

くれぐれも近づくな……。 その言葉が何故かやたらと頭の中で反復する。

「失礼しますー」

襖の向こうから声が聞こえた。

返事も待たずに入ってきたのは、仏頂面のうさ耳少女。

「お布団の交換に参りましたー」

言うが早いか、慣れた手つきで新しい布団がさっと敷かれ、古い布団は畳んでカートのようなものにどっかりと乗せられる。 淀みない一連の流れが見事というほかなく、すごくプロっぽい。

「あ、そうそう……さっき湯猫(ゆねこ)が渡し忘れたとかで、これ……預かってきました」 「……ん?」

手渡されたのは、小さな水晶の付いたお守り。

「部屋から出るときは必ず持っていてくださいにゃ、だそうです」 「……はぁ」

ますます嫌な予感しかしないが、ここを無事に出るまでは黙って従っておいた方が良さそうだ。

「……それはそうと……雪音さん、まだ意識戻らないんですね」 「あ、ええ……そうみたいですね」 「何もこんなになるまで……一人で背負うことなんてなかったのに……」

横顔に、少し憂いの表情。

「さすがに二日目くらいからは、代わりますよって私も何度か言ったんですけどね……どうしても自分が看るって聞かなくて……」 「……え、それって……僕のことをってことですか?」 「やっぱり自分が助けた手前、責任みたいに思っちゃってたのかもしれないですね……」 「……はぁ」

一体どうしてそんな意地を張ったのか、聞けば聞くほどやるせない気持ちにしかならない話。 まるで捨てられた動物を拾ってきた子供みたいだ。

……いや、そんな話は別にどうだっていい。 とにかく脱出の方法を探らねば。

「あ、ところで……」 「はい?」 「ちょっと電話をお借りすることってできませんかね?」 「電話?」 「どうもスマホが圏外で繋がらないようなので……」 「んー……」 「あ、もしあれば公衆電話とかでも……」 「んー……」 「ダメですかね……?」 「いや……そもそもウチに電話なんてあったかなーと……」 「え?」 「いやほら……ウチってちょっとその……アレなんですよ。いろいろあって……」

……アレとかいろいろとか……説明下手か。

「そうですか……まあないものは仕方ないんで、諦めますよ」 「すいませんなんか……ご要望に沿えなくて……」

てへぺろ調の軽い謝り方。 もともと食い下がるつもりもなかったが、そう返されるとますますその気が失せる。

しかしこれでいよいよもって万策尽きただろうか……? 連絡を取る手段は一切なし。どうにか歩いて脱出するしか方法はなさそうだ。

外は雪山。迂闊に出歩けば今度こそ事故死もあり得る。 さて一体どうしたものだろう……?

「う……」 「あ、雪音さん……!大丈夫ですか?」

ようやく動けるようになったらしい。 本当に放置で正解だったということか。

「あ……れ……私……」 「だからあれほど……無理は良くないって……」

諭すように詰め寄る少女。

「え……私まさか……お客様のお部屋で気を失って……!?」

僕の方に向き直るや否や、みるみるその顔が青ざめる。

「あ、いえ、大丈夫ですよ。話は聞いてますから……」

宥めるように軽く返すが、彼女の表情は変わらない。

「申し訳ありません……!私……なんてことを……」 「いえいえ、別にそんな謝るようなことなんて何も……」 「お怪我は?その……お体は大丈夫でしたか?」 「え?あ、ああ……その点はちゃんと話を聞いていたので大丈夫ですよ」

この慌てぶり……。 あの少年の忠告を破っていたら、本当にただじゃ済まなかったのかもしれない。

「その……やっぱり……嫌いに……なっちゃいましたよね?」 「え?」 「こんな温泉旅館なんて……普通じゃないですもんね……」 「……温泉……旅館?」

温泉旅館。確かにそう言った。

その瞬間、つい不穏な話が脳裏を過る。 山に入る前に聞いた、このあたりに伝わるという忌まわしき伝説……。

ふと見ると、彼女は今にも泣きだしそうな顔をしていた。

「……やっと……やっと……初めてのお客様が……来て……くれたのに……」

初めてのお客様……?

……。

……って、僕が?

いやいや、僕はそもそもお客様じゃないし、温泉旅館ということも今初めて知ったわけだし……もうどうすればいいのやら自分でもわからない。 命を助けてもらったことには感謝しているが、とにかくこれ以上わけのわからない面倒ごとに巻き込まれる前に、さっさとチェックアウトしてしまいたい。

「私たち、この神里温泉(かむりおんせん)をもう一度盛り上げたくてこの一軒宿を始めたんです。せめてもう少しだけでもこの旅館のいいところを……その……見てもらえると嬉しいんですけど」

兎の少女がはっきりとした口調で諭してくる。 その目はあくまでも真剣そのものだ。

「んー……そこまで言われると……というか、実は帰る方法がそもそも……」 「ですよね!そうですよね!」

突然キラキラとした表情で僕の目を見据える兎。 いや……ですよねって、初めから計算だったみたいに聞こえるからそういうの……。

「ですって、雪音さん!……良かったですね!」

兎が満面の笑みで改めて念を押す。

「……本当に、いいんですか?」 「あ、ああ……まあ、しばらくはどうしようもないんで……」 「あ、ありがとう……ございます……!」

……あれ、泣いてる?

いや、ぎりぎり泣いてないみたい。

……

雪はまだ、音もなく降り続いていた。

架空ホラーサイト

僕は「検索してはいけない」という類のホラーが大好きだ。

一時期、あるサイトが「検索してはいけない」として話題になったことがあった。 ブログ形式で綴られるそのサイトは、読み進めていくとやがて文章の表情が不穏になっていき、最後には赤い文字で呪いのメッセージが綴られているというものだった。 平成18年8月21日に某県の村で実際に起きた殺人事件で、被害者女性が亡くなった後に書いたとされるそのブログは、いつしか「検索してはいけない呪いのサイト」と囁かれるようになった。

しかし実はこのブログ、ある仕掛人による単なるホラーコンテンツであり、根拠とされた殺人事件も実はすべて架空だという。 最近になってどうもネット上で仕掛人本人がタネ明かしをしたらしい。

僕はその「呪いのブログ」の話を半ば信じかけていただけに、その話を聞いてほっとした反面、ちょっと残念な気持ちにもなっていた。

しかし殺人というものは必ずしも事件としてニュースに残るものばかりとは限らない。 実際に起きたにもかかわらず、どんなに調べても記録として出てこないこともある。

失踪したと思われていたある女性が平成18年8月21日というその日、某県の村で実際に殺害されていた事実が判明したのはそれから3年後だった。 あのブログの仕掛人がその後どうなったのかは、誰も知らない。


ホラー系に架空の裏設定ってよくありますけど、もし未解明なだけで実は本当にあった事件に一致してしまっていたら……?という話です(´・ω・`)

宝くじで1等が当たるより確率低いかもしれませんけど;つД`)

東風吹かば

東風なのに純和風。聴けば聴くほどそうなってしまう不思議

Tong Poo

アレンジ一つでこんなにも「気付き」をもたらされるものなのですね。映画で言うところのいわゆる「本が良い」ということと同じなのでしょうか( ˘ω˘ )

誰しもが中国のイメージしか持っていなかったであろうこの曲に、よもやこれほどの「和」が潜んでいようとは;つД`)

これはつまり大陸と日本の、切っても切れない遺伝子的な繋がりのようなものの存在を証明しているかのようでもありますね( ;∀;)

忙しく激しくすると大陸的になり、ゆったりと語るように奏でると日本風に化けるこの曲。和楽器で演ってるからというわけではない気がします。つまりそもそも「そういうもの」というか

改めて、時代劇のBGMに意外と和楽器が使われていないという事実にも重なりますね(*´Д`)

キーワードは「神話ともののけ」「昔話」「風化」とかでしょうか。土に眠り時代に眠り、そうやって千の風になってゆくのでしょう(´;ω;`)

まんが日本昔ばなし 佐吉舟

ちょうど同時にこんな話を見ていたものだから、ひとえに昔話とて悠久とばかりは限らない、どこか不穏なものを感じてしまうのかもしれません(;^ω^ )

しかしその不幸、人間の弱さにこそ目出度き、愛でたきものがあるのやもしれません。ちょっと何言ってるのかわかりませんけど;つД`)

健康的不健康( ˘ω˘ )

けっこうふざけた感じのようでいて、聞き方によっては皮肉たっぷりな気がしてくるちょっと怖いこの一曲(´・ω・`)

一見すると青空の下で爽やかに健康的にみんなして体操しているだけなんでしょうが('ω')

Taiso

イメージとしては「画一的健康美」「量産型教育」「ラジオで体を操る」という感じでしょうか。今となっては一部サブカル界で一昔前に出がらしたような問題提起なのかもしれませんが(*´Д`)

イメージカラーは白、スカイブルー、濃紺といった当時の体操着カラーの風景とかですかね('ω')

謎の寿命ゲーム(´;ω;`)

そのゲームには2つのエンディングがあると聞いていた。 高層ビルの1階からエレベーターに乗り込み、50階で降りるとそこには寿命が50歳の「庶民」がたくさんいて、1つのエンディングを迎える。 もう1つは100階。そこにいるのは寿命が100歳の「大富豪」。もう1つのエンディングとなる。 しかしその2つのエンディングを見た後に再びロードしてエレベーターに乗り込むと、なぜか80階で降りることができてしまう。 バグなのか、降りても誰もいない。もう一度エレベーターに乗り込もうとすると、開いた扉の向こうは真っ暗闇。 そこに転落して謎エンディング、という不気味なもの。 それを見た僕は、このゲームを教えてくれた群馬出身の後輩にこのことを話したくて仕方ない。 温泉旅館のロビーの下駄箱のところでたまたま会ったので、興奮気味に得意げに話しかけると、「ああ、知ってますよ?」と普通に返される。 怖い思いをしてちょっとマウント取れると期待したのに、拍子抜けの気分になってしまった。

翌朝、温泉街のお店でおみやげを買い込んでから車に乗り込み、いざ次の目的地に向かって出発。 ちなみに買ったのは「絶品プリン」と、あと名前が思い出せない何とかプリンという2種類。 両方ともプチプリンのように一口サイズのパックに入った駄菓子系プリンだ。 どこか景色の良いところに行って食べようぜ。

おや、この道はずいぶんと登り傾斜がきつい。 ローギアに落として踏ん張るように進む。 一度止まってしまったら発進できないかもしれないと思った矢先、あれよあれよと車が止まってしまう。 ギアをガチャガチャしながら発進を試みるが、少し進んでは後ろに下がって行ってしまう。 危ないなぁ……でもなんとか頑張って発進できたので一安心。

目の前に急にでかい富士山のような山が見えてくる。 今回は東北地方の旅だったはずなのに、どうして富士山? でもよく見ると形は富士山そっくりだけど、ゴツゴツした岩山のような質感だ。

山を見ながら走っているうちに、なぜかスーパーゼビウスを思い出す。 どこか停まれる良い場所はないかな? ぜひあの山を眺めながらプリンを食べたいんだが。 いつの間にか、ラジコンヘリのような視点から景色を見下ろしている。 下のグラウンドでは草野球の練習をしているのか、やたらと打球が飛んできて危ない。

そうこうしているうちにある食堂を見つけた。 その2階の廊下からの眺めが最高だ。 ベランダがあるようなのでガラス戸を開けて腰かけて、足を延ばそう。 ふぅ~疲れた。 さっそくプリンを取り出して、食べる前に山の眺めを背景に写真を撮りたい。 鉄格子が入らないようにあれやこれや構図を考えていると、あとから来たおばちゃんたちがベランダをわらわらと陣取ってしまう。 ああもう、これじゃ写真が撮れないじゃないの……がっかり。 ま、いっか。


という夢うつつでした;つД`)

なんか夢の内容をはっきり記憶できたのも久しぶりのような( ˘ω˘ )

最初のゲームのくだりは、やれ自分の寿命を意味してるんじゃないかとか、いろいろ妄想して恐ろしくなっていたような気がしますが、結局その後輩くんのあっさりした一言にサクッと推し負ける形で、疑問の一つも全然共有できないまま、まぁいいかみたいにふわっと忘れましたよ

しっかし最近めっきり涼しくなって寝心地は良いはずなのに、なぁんか早い時間に目が覚めちゃって困るんですよね~;つД`)歳のせいかな

地雷女

白い肌に泣き腫らしたような赤い目、そして真っ赤な唇。 話には聞いていたけど、なるほどこれが噂の地雷メイクってやつか。 またの名をメンヘラメイクと言うらしい。

でも動画や画像ならまだしも、実際にその格好で目の前にいるってのはけっこうレアなのかもしれない。 よく見ると手首にもくっきりと切れ込みが見える。 要するに本当に病んでるんじゃないか……?

いや違う。 切った跡じゃない、まるでフィギュアの可動部分のような。 義手?

「私、地雷女なんです。」

初めて口を開いたかと思ったら、まさか自分で言うかなしかし。 見ればわかるし。

「小さいころに地雷を踏んで、手も足も頭もなくしちゃったんです。」


はい、地雷メイクのネタでした( *´艸`)

そんな言葉はU字工事チャンネルを見るまで吾輩も知りませんでした;つД`)

U字工事は世の中についていけているのか!?後編

ビジュアル系という言葉が流行った時代にこんなメイクをよく見た気がしますけど、それ言うと歳がバレるとかなのかな……

よく響く金属音のツッコミが入りそうなコミカルさ

西部劇な感じの荒野を行く疾走感YMOらしいくすぐったい遊び心がスパイスとして効いている名曲( *´艸`)

アナログなイメージの音色なのに、このふざけた感じにいかにもテクノを感じる不思議( ˘ω˘ )

Multiplies

アルバムタイトルにもなっている「増殖」という言葉を体現するかのように、後半にかけてワラワラと増えていく「ッホイッホイ」という掛け声がシュールすぎですね(*´ω`*)

イメージカラーは荒野らしい茶色とか夕陽のオレンジとかでしょうか。ワードとしては「疾走する細菌」「こそばゆいスピード感」という、なんかそのまんまな複合ワードになってしまいますね

重く顔のない集団( ゚ー゚)

それはまるでゾンビであるかのよう( ゚ー゚)

黒山の人だかりが大河のように一方に向かってゆっくりと同じ歩調で流れていくというシュールな景色が浮かびます( ˘ω˘ )

Mass

イメージする時間は夕方でしょうかねぇ……思い浮かぶキーワードは「もしゃもしゃ」「画一的大勢」「淀み」という感じでしょうか

カラーイメージは個人的にオレンジ灰色青緑などが浮かびます。どん深な水の流れのような雰囲気というか(´・ω・`)

あんまり感情がない人々をイメージします。ちょうどInsideというゲームに出てきた操り人形みたいな(^-^)

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