ブルーノスタルジーな夢( ˘ω˘ )
冬、なのかな。ストーブが消えそうだから、灯油を入れなきゃ。 僕は慣れない手つきで灯油を汲む。うまいやり方がわからずにびしゃびしゃとこぼしてしまう。
両親にこっぴどく怒られた。
夜、両親が話しているのが聞こえた。 あんなこともきちんとできないのは幼いころにちゃんと教育しなかったからだ。小学生からやり直せないのか?
ある日学校のイベントで、学校とまったく離れたところにある会場に集められた。 イベントも無事終わり、それぞれみんな電車で戻ることに。
ええと、ここから学校に戻るにはどう行くのが良いんだっけな? 僕は一人悩む。
電車はやがて地下に潜り、地下鉄佐倉駅に到着。 ここで降りた方が良いんだったっけなー……
いろいろ考えてるうちに扉が閉まってしまう。 外を見ると他のみんなは反対側のホームに止まっている電車に乗り換えている。そこには色とりどりの着物を着た笑点の落語家たちもいる。
間違えたかな……次の駅からだとどう行くんだっけ? 次は田舎の大佐倉駅。
電車の中を見ると、不良グループが残っている。 急に眠たくなってきた。手すりに寄り掛かっていびきをかく。
大佐倉駅に到着。相変わらずアーケード街は閑散としたシャッター街になっている。 ここからだと四街道のバスターミナルに行くには、いったん自宅に戻るルートが早いんだっけな? 頭の中でいろんな景色が交錯する。あ、これは昔見た夢だったかな?
時計を見ると午後3時。 もう学校に戻らなくてもいいかー……変なサボり思考が過る。
のんびりとトイレを借りていると、鍵をかけ忘れていて開けられてしまう。 あ、すいません。ガラガラ……隣でも同じことが起きていた。
踏切を渡る手前に懐かしい昔のスタイルのローソンが。 こんなのできたんだなー、しばらく利用してない駅だからなー。
そうそう、大佐倉駅の右側にお店ができない理由がわかったんだ。 それは、地面が斜めだから。
踏切を渡って、古い商店の廃屋を横目に歩いていると、見覚えのある人が。 不良グループにいるやつで、昔はよく喧嘩したけど、今は普通に話す悪友。確か孤児院育ちなんだよな。
去年のイベントのときはどうやって戻ったんだっけ? 何気なく聞くと、俺はこれを使った、と言って白い紙切れを出す。
そこには僕の筆跡と思われる文字も書かれている。 あ、そういえばこれを使えば良かったんだっけ。
お前また同じ失敗をしたのか?とそいつに笑われる。 お前ほどしっかりしてないんだよ、と照れ隠しに僕は言う。
アーケードのシャッター街を歩きながら、どうやって戻るか考えている。 あの景色はどこだったんだっけなー……山の上にある駅から階段を下りて振り返ると、階段の周りにケバいバラック街みたいなのがごちゃっとあって……まるで要塞みたいだったんだよな。
あ、そういえばこんな心理テストを知ってるか? ふいに思い出して僕はそいつに質問を投げかける。
口頭ではらちが明かないので質問用紙を出して説明する。 ふんふん、とそいつは質問に答えていく。
相変わらず夢なんで脈絡もないし変なところで切れてるんですが、不思議と寝起きの気分が夢の中の世界観に囚われたまま、現実になかなか戻れないことってありませんか?;つД`)
現実の記憶のパーツがまったく別の関係性で繋がっているまさにパラレルワールド的な夢で、懐かしいのに悲観的。何となく後悔というか懺悔のような気分になったりします(´・ω・`)
そういうのを名付けてブルーノスタルジーとか呼んでみたら良いんじゃないか、なんつって思うわけです(*´Д`)
久々にこういう気分になりましたが、まあ昔から度々「残しておきたい気分になった夢」みたいなのは経験してました(;´∀`)
しかし今は思ったときにすぐ書き留められるのでありがたいですねー……昔はすごーくモヤモヤしたもんです。夢なんてだいたいすぐ忘れちゃうもんですからねぇ♨