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アヤシイロッカールームにビールを取りに行く夢( ˘ω˘ )

会社の同僚たちとこれから飲みに行くので休憩室で待ち合わせ。 高野さんが帰宅ついでに居酒屋まで車で送ってくれるって言ってくれてるけど、その前にちょっとトイレに寄っていきたいので遠慮する。

やがてぼちぼちと仕事を終えた人から順に休憩室に集まってくる。 田口さんと入谷さんは休憩室の冷蔵庫から缶ビールを取り出しておもむろに飲み始めた。

「ちなみに今日予約してる居酒屋って『竹下通り』沿いだったっけ?」

と入谷さん。

「いえいえ、竹下通りって大学があるでかい通りでしょ?あの居酒屋は確か線路沿いの通りですよ」

私もうろ覚えだったが、記憶をどうにか掘り起こして説明する。 というかふと見ればみんなが集まる前に冷蔵庫のお酒がなくなりそう。 ちょうど休憩室の裏手にコンビニがあったはずなので買い出しを申し出る。

「トイレ行くついでにお酒買ってきますよ」 「あ、お酒ならコンビニ隣のロッカールームにまだ在庫があったと思うよ」

後から来た梶江主任が教えてくれる。

「わかりました。じゃあちょっと行ってきます」

玄関のドアを開けると外は暴風。 勢いでドアが煽られて全開、玄関の中まで風が吹き込んでしまう。 慌ててドアをどうにか閉めてから、ふと思い出す。 そうだ、ロッカールームのカギを持って行かなければ……危ない危ない。

休憩室に戻ると田口さんたちはすっかり出来上がっているのか大声で盛り上がり中。 あれ、もしかして私がいたから遠慮させちゃってたのかしら? まあいいや、とりあえずカギを探さないと。 あれは確か中井さんから説明を受けたときにこの引き出しにあるって……あれ、ないな。 休憩室中を探し回る私を見かねてか、田口さんが口を開く。

「ロッカーのカギならサイドボードのペン立ての中ですよ」 「そうでした、すいません」

まったくコレだから私はいつも仕事が遅いのだ。 ロッカーと書かれた古びたタグの付いたカギをポケットにしまって、今度こそ出発。

強風に逆らいながら頑張って団地の路地を抜け、坂道に差し掛かったところでふと思いつく。 これはこの風を利用してバルーンになった方がラクチンだ。 足を地面から浮かせてみると自然と体がふわりと宙に浮く。 ぷかぷかとマリオのPバルーンのように何も気にせずに移動できるのでこれは便利。 見れば道路の反対側の通行人もぷかぷか浮いて移動している。 やはりこの方が楽だからみんなやってるな。 最初はやたら難しかったのに、今では足を浮かせるのもだいぶ鳴れたものだ。 だがこれには大きな欠点がひとつある。 移動速度がやたら遅い。 今日は近所のコンビニあたりまでだからいいけど普段はあまり使えたものじゃない。

そんなこんなでコンビニに到着。 あれ、電気が全部消えてるな。 コンビニなのに休みなのかしら? 中を覗いてみると暗闇の中、レジの一部だけ明かりが付いていてそこにはちょっとヤンチャそうな店員さんが2人いる。 私に気付いた店員さんが私を客と思ったのか、センサーが働いたようにお店中の電気がついてしまった。 しかし私は軽く会釈だけしてそそくさと隣のロッカールームへ。 背中越しに舌打ちが聞こえたような気がしたけど気にしない。

ロッカールームはまるで廃墟ビルのような古びたコンクリート打ちっぱなしの外観でちょっと怖い。 中に入るといくつか扉があって、この中のどれかがうちの会社のロッカーになっているが……考えたらその場所もまったく思い出せない。 しまった確認してくるんだった、と一人まごついていると後ろからゾロゾロとコワモテのチーマーのような人たちが集団で押し寄せてきた。 どうやらこの部屋で飲み会を始めるらしい。 みな思い思いの席について袋から缶ビールのようなモノを取り出していくが、どう見ても見たことないアヤシイデザイン。 黄色い照明に照らされた室内はホコリやカビっぽい空気が充満しており、ハデめのサングラスを掛けたいかつい兄ちゃんたちが口々に吐き出すアヤシイ煙と相まって気分が悪くなりそうだ。 これは早いとこ会社のロッカーを見つけないと。 ふと、カギについたタグのことを思い出す。 よく見てみると「107」の刻印。 これだと思って慌ててカギを刺すも回らない。 おっと間違えたここは108だ。 もう目が回りそうで耐えられない。 隣の107の鍵を開けて、ようやくロッカーの中を確認。 んーでも見た感じ、主任が言ってたビールの在庫なんてどこにも見当たらないじゃん。

仕方ない、隣のコンビニで買って帰ろう。 ロッカーを閉めて鍵をかけ、とりあえずこんなところに忘れ物だけは絶対にないように。 持ってきた枕もちゃんと持って帰らなきゃと思いふと見ると、コワモテの兄ちゃんがぐでんと頭を乗せていた。 スミマセ~ンと恐る恐る枕を引っ張って取り、そそくさとロッカールームを退場。

隣のコンビニに戻ると今度はさっきの沈黙が嘘のように大盛況。 店の外に臨時のレジまで出して客寄せしている。 お手伝いまで動員されているのか、小学生くらいの少年がお盆にさっきのアヤシイビール缶を乗せて客席へと運んでいる。 どうやらさっきの兄ちゃんたちもここで買い物したらしいな。 私は普通の見慣れたビール缶を冷蔵ケースから取り出して、レジの列なのかもよくわからないままとりあえず並ぶ。 しかしこんな小さな子供がテキパキと働いててエラいなぁ~と感心するも、彼らの身なりにどこかヤンチャな空気を感じて将来が心配になる。 客層もみんな若いけどちょっとやっぱりハデな感じが多い。 このコンビニはいつからこんなブレイキングダウンみたいな空気になったんだろう?

あ、そういえばトイレ寄れなかった……


……と言ってトイレに起きる夢。トイレ関連の夢を見るたびに何だか先行きが不安になります……年齢とともに( ;∀;)

あと何故か休憩室の外が昔の実家っぽい景色だったのが何でだろうってちょっと

そういえば夢って言えば以前見て怖すぎて夢メモじゃなくコワい話の方に書いたエレベーターの夢なんですが、あれメモったから記録として残ってはいるものの、実は映像的にはどんな夢だったかがまったく思い出せないんですよね……他のやつは読み返すとそれなりに風景とか蘇るんですけど、あれだけはどうしても戻ってこない……それだけトラウマになるほど怖かったってことなのか、それとも……(;・∀・)呪いか何か?

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