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懐かしいたこ焼き屋台の跡地で懐かしい顔ぶれと呑む夢(*´-`*)

僕はとある修理会社に勤務している。

ある日社内のデキる女子社員が大量のゲーム基盤を手に帰社。

「修理請け負ってきました!」 「でもこれゲーム詳しい人じゃないと修理できないよ」

基盤の山を前に腕組みして考え込む上司の多治見さんと女子社員。 何やら不穏な空気を感じ取った僕は、丸投げされる前に出張のフリをしてそそくさと会社から抜け出す。 目が合ったらアウト。ここで後ろは決して振り返ってはならない。

会社の裏門という名の壁の穴を跨いで街に出ると、そこは何やら懐かしい景色。 幼少期を過ごしたあの場所は、今ではすっかり低層階級の溜まり場のようになっていた。 ブルーシートに覆われたホームレス小屋のような出店が多数並ぶ異様な雰囲気の空き地と、その奥は工場跡地の廃墟。

そんな一角の小さな空間……確か昔はここにたこ焼き屋さんの屋台があって、よく母に連れられて買いに来たのを思い出す。

「さてどこでランチにしようか」

とりあえず食事のことを考えているところに、ふと懐かしい顔ぶれの集団が目に飛び込む。 あの先頭にいるのは、小学校で同じクラスだった伊藤だ。

あの頃と全然変わってないな。

そうか、あの年端も行かない雰囲気は、つまりあいつの息子ってことか。 手下みたいな仲間を連れてヤンチャしていそうなところも父親そっくりだ。

「よォ」

そんなふうにぼーっと考えごとをしていた僕とふと目が合って、何故かフランクに声がかかる。 まるであの頃と同じ関係のような。

「お前も昼メシ?」

おかしいな、絶対初対面のはずなのにまるでそんな気がしない。 すでに場の空気は懐かしい旧友との邂逅そのもの。 和気あいあいと食事を共にする流れになっている。

ふと目をやるとさっきまで空き地だったところにブルーシートに覆われた小さな出店ができている。 きっとあの懐かしいたこ焼き屋に違いないと中を覗くと、おばちゃんが鉄板で小さなお好み焼きを焼いていた。 惜しいな。

「ここにしよう」

だがここでなら何か昔の話を聞けるかもしれないと、僕は咄嗟に店を指定。 伊藤たちにとっては馴染みの店のようで、皆ぞろぞろと出店の奥にある廃墟のような建物に入っていく。 ここの出店で買い食いするんじゃなかったのかこの店は。

わけもわからず僕も後に続いて奥の店に入ると、そこそこ広い店内の雰囲気はさながら古い居酒屋そのもの。 カウンターの角の席に着くと、何故か頼んでもいないのに目の前にコップ酒が置かれる。

そして店の奥から次々と運ばれてくる大皿料理を、何故か客の僕らがそれぞれの分を取り分けて配膳していく。 最初は静かだった店内も気づけばすっかりガヤガヤと騒がしく、伊藤たちも店のおばちゃんと一緒になって料理を運んでるし、まるで店も客もないような、一言で言えばアットホームな雰囲気というやつ。

一体何なんだこの店は。

納得いかないながらもとにかくランチを済ませたいので、適当に自分に取り分けられた料理を食べ始める。 だが二口くらい食べたところで伊藤から注意される。

「自分の分ばっかり食ってんなよ。ちゃんと周りと足並み揃えろ」

意味が分からない。これじゃあランチどころじゃない。 周りに合わせて昼間から酒をガブガブ呑むわけにもいかないし、ここは急用のフリをしてとりあえず逃げよう。

ふと奥の座敷にいる一団を見ると、何故かそこにいたのは会社の同僚の山口さんらしき人。 最近YouTubeでブレイクしてるらしい。

「よーう!」

目が合った途端また酔っぱらったようなでかい声で呼び止められそうになるが、ここはもうとにかく変にイジられる前に一刻も早くこの店を抜け出すのが先決だろう。 軽く会釈だけして、そのまま僕は足早に店の裏口から脱出。

バタバタと裏路地に這い出ると、そこには天ぷらのようにチリチリな毛並みの黒い野良犬が2匹。 まるで合わせ鏡のように僕の方をじっと見つめていた。


まーた謎夢です。久々に記憶に残ってたので書き起こし。最近ほんとに夢が記憶に残らなくてメモネタも捗りません。困ったものです( ;∀;)

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