今は亡き弁天温泉を偲び大吊り橋を渡る( ˘ω˘ )
那須湯本温泉「弁天温泉旅館」閉館栃木県那須郡那須町湯本157
那須温泉(鹿の湯)、大丸温泉、高雄温泉、八幡温泉、北温泉、三斗小屋温泉と、そして今回訪れた弁天温泉を数え、古来より那須七湯と謳われたのだそう。ここ最近は立ち寄り湯のみ営業していたそうですが、2020年4月にコロナ休業に入りそのまま閉業を余儀なくされてしまったとのこと……(´;ω;`)
在りし日の湯殿の姿を見るに、源泉はスカイブルー色の見事な濁り湯。もうどっからどう見ても名湯間違いなしなもので、やっていれば本当はここの立ち寄り湯にも是非入りたかったのですが……せめてその面影だけでも覗いておきたいということで、弁天吊橋の見学がてら今も残る旅館の廃屋の方にも少しだけ足を延ばしてみたいと思うのです( ˘ω˘ )
しかしすでに廃墟ということもあって、その道順はすべて地図頼り。座標上で一番近いと思われる休暇村付近を探してみると、山の下へと続く階段を発見。しばらく手入れもないのかすでに鬱蒼としているものの、階段周りには石灯籠が灯されていた痕跡があっておそらく宿はこの先で間違いないだろうという雰囲気( ゚ー゚)
下まで降りると吊り橋方面と宿方面へ道が分岐。まずは弁天温泉の面影を見ておきたいということで、分岐を左に進みKEEP OUTのロープを跨いでさらに山道を下ります(*´-`*)
道すがら、左手に地蔵塚。あれ、弁天温泉なのに弁天じゃないんですね……(´・ω・`)
その足元には今も滾々と湧く長寿の泉。飲めたのかなぁ……昔は飲めたんだろうなぁ……(*´Д`)名前からして
沢の向こうに見えてくるのが弁天温泉の建物かしら?♨
ありました見えました。静かで空気が美味くて流れる水も奇麗で……良いロケーションなのになぁ……勿体ないなぁ……こんな場所で露天入りたかったなぁ……;つД`)
橋はちょっと朽ちかけてるので乗っかるのはやめときます。しかし確かにこういうロケーションじゃ運営がぎりぎりすぎるとむしろ安全面っていう方が責任持てなくなってくることもあるよなぁ……何か起きてからじゃ遅いから、閉業っていうのもむしろ英断だったのかもしれませんね(´・ω・`)断腸の思いで
吊り橋方面へ
さて引き返して今度は先ほどの分岐を反対方向へ。こちらは少し広くなっていてどうやら駐車スペースの模様。車で来る場合は別ルートがあってここに停めるってことだったんですね……(*´-`*)
弁天温泉には送迎バスもあったんですね。最盛期はけっこうな来客だったんだろうなぁ……(´;ω;`)
ダイドーの自販機も時が止まってます( ˘ω˘ )ウェルカムドリンク
ウルトラサイダーとか復刻堂の三ツ矢サイダーとか、けっこう最近見覚えのあるラインナップ……この頃に来てれば湯にも入れたのかと思うとなんか悔しいですね;つД`)出遅れた感
その先の遊歩道をさらに下へと降りると、見えてきたのはお待ちかねの弁天吊橋!なんか凄そう( ゚ー゚)ワックワク
ちと古びて読みづらいですが間違いなくこれがそう( *´艸`)
割と新しいのか、けっこうしっかりめな吊り橋のよう。これだけしっかりピッチリ道があれば多少の高所恐怖症の人でも大丈夫?(´・ω・`)いやそれとこれとは……
いやーでででもやっぱり揺れる揺れるっフゥ~!( ;∀;)高い声出ちゃいます
遠い谷底には先ほど宿のそばを流れていた沢……?あれ、でもなんかちょっと温泉の色入ってませんか?別の水脈かしら?♨
そしてあれに見えるは何ぞや!?清水の舞台??( ゚Д゚)
てことでどうにか渡り切りましたが、気になるのはやはり先ほどのあれですよ(;・∀・)
なるほどこれですか。近くで見るとかなり普通の展望台ですけどね……吊り橋上から先に見ちゃうとこーりゃ鋸山の地獄覗きも真っ青ですわい( ゚口゚)=3だって下ないんやんこれ
いやーでも吊り橋の全体像が良く見える~!これ帰りもあるんですからねー忘れてないですよねー!……いやしかしこっちから見たらあっちが地獄、あっちから見たらこっちが地獄ってな( ˘ω˘ )何かの教えのよう
最後に戻ってから吊り橋越しの舞台をパシャリ。どうやらこのあたりは八幡つつじコースという散策ルートになっている模様。そうかー八幡温泉も近かったんですね……歩いて歩いて温泉入って飯食ってまた歩いて。那須ってそういうところよねー( *´艸`)なにせ煙草屋旅館がある地ですから