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新春の川治をたずねて

成人の日を利用して、新春の川治温泉へ一泊で出かけてきました

一日目

  1. 出発
  2. 電車内で駅弁朝食
  3. ラーメン八海山
  4. 温泉神社
  5. 骨継地蔵
  6. 薬師の湯
  7. 湯けむりの里 柏屋

久しぶりの電車旅に、思わず駅弁まで準備してしまいました

雪の川治を出発前からずっと期待していたんですが、今年は湯西川でもかまくら祭りができないかもしれないくらいの危機的暖冬ということで、もはや川治の雪化粧は出発早々諦めました(´・ω・`)

千葉駅(電車で3時間15分)鬼怒川温泉駅

万葉軒で3位にランキングされる「やきはま弁当」!

JR千葉駅千葉県千葉市中央区新千葉1

旅の車中で駅弁朝食を('ω')

千葉駅の駅弁といえば「万葉軒」。その中で弁当ランキング3位に輝いているのがこちら「やきはま弁当」!

焼き蛤といえば九十九里の名物ですが、それをそのまま駅弁にしちゃったという贅沢な一品です。

茶飯の上で串にささっているのが蛤ですが、これはまるで煮物のような食感……しかしよく思い出してみると焼き蛤といっても焼くのは貝殻で、身は中で醤油煮のようになる料理なんですよね、鍋焼きうどんのように。

付け合わせのお漬物(左上)が成田名物の鉄砲漬けなのがまたなんともうれしいです

朝食にぴったりの、軽めのお弁当ですね('ω')

そういえば昔、コカコーラの「一」というお茶についてきたおまけで全国の駅弁と茶畑車窓シリーズってのがあって、その中で「やきはま丼」が再現されてるんですが、もう生産終了しちゃったらしいんですよね~(´・ω・`)

この弁当箱欲しかったなぁ~;つД`)

やきはま弁當
万葉軒
930円
JR千葉駅

朝から旅の気分を満喫しながら、馬喰町→東日本橋→浅草と進み、ここから東武特急スペーシアで一気に鬼怒川温泉へ!

駅に着いたら時間はお昼時、ラーメン八海山に並ばずに入れるかどうかが勝負です(`・ω・´)

鬼怒川温泉駅(徒歩6分)ラーメン八海山

鬼怒川温泉に寄る時は必ず!ラーメン八海山の「たろう餃子」!

ラーメン 八海山栃木県日光市鬼怒川温泉大原1403-11

2011年にモヤモヤさまぁ~ずで紹介されて以来、ここのたろう餃子は一躍有名になり、今では行列のできるお店です

今日は鬼怒川温泉着が11:59ということもあり、まだ行列はありませんね。今のうちに滑り込みです(^.^)

席に着くや否や、後から登山客と思われる団体さんがどやどや……注文で出遅れるとロスになるのでさっそく「たろう餃子」と「味噌ラーメン」を注文!

いつになく厨房がバタバタと忙しいようですが……割とすぐに出てきました「たろう餃子」

この餃子のタネ、何か仕掛けがあるんじゃないかと思えるほどウマいんです!方向性は特に肉にこだわった肉餃子というわけでもなく、いわゆる普通のTHEが付く餃子なんですが、ひき肉と野菜の丁寧な練り込み具合が生み出す繊細な食感と、噛んだ時に広がる香辛料の香りが、実に懐かしい餃子らしい餃子としての極上の味わいを実現しているのです(`・ω・´)

これを食べるためにわざわざ遠方から足を運ぶお客の絶えないこと……特に連休の今日はあっという間に行列ができてしまっています

さて、餃子に続いて今回は味噌ラーメンをチョイスしてみたわけですが、これ、意外です!

例えていうなら、まさに味噌汁にラーメン。しかしこれが実にウマい!中華というより和食に限りなく近いこの濃厚スープの味は、元来の味噌ラーメンの再現なのかもしれません。

やさしい味で食べ飽きず、呑みの〆にはこの上ない仕上がりですね

さらに、こちらは塩ラーメン

もうこのビジュアルにまずはやられます。麺も味噌ラーメンのものとは違って細いですね。

スープはやはりやさしいお味。ここは居酒屋メニューも豊富にあって、ラーメンはすべて〆を意識して考えられた味のような気がします

いつかこのたろう餃子で一杯呑んでみたい(*‘ω‘ *)

ラーメン 八海山
中華料理
栃木県日光市鬼怒川温泉大原1403-11
0288-76-8500
~1,000円
11:00~15:00・18:00~翌2:00(夜12時以降入店可) 月曜定休(本店) 火曜定休(支店)
東武鬼怒川線 鬼怒川温泉駅 徒歩2分
駐車場あり

一度、たろう餃子を飽きるほど食べまくる企画をやってみたい今日この頃です

さて、おなかも満たされた一行は野岩鉄道に乗り込み、一路川治湯元駅に向かいます。

今宵の宿「湯けむりの里 柏屋」は、連絡すれば駅まで送迎バスを出してくれるんですが、チェックインには早いのでここは川治温泉街散策と洒落込みます

ラーメン八海山(電車で22分・徒歩15分)川治温泉神社

川治温泉明月苑の裏手にひっそりとたたずむ温泉神社。

川治温泉神社栃木県日光市川治温泉川治173

長生閣明月苑というちょっと大きめの旅館の陰に、ひっそりとたたずむ温泉神社。ちょっと見つけづらく通り越してしまいそうです(´・ω・`)

神社は浅間山という小さな山の山麓にあるため、浅間神社かと思いきや関係は特になさそうです('ω')

新春のため社殿にはお神酒と鏡餅がお供えされていて、冬のぴりっとした空気の中で森閑とした威厳を漂わせていました

案内板に由緒書きが書かれていましたが、川治温泉は享保3年に元湯が発見されたのだとか。

塩原や奥日光より比較的新しい温泉のようですが、「けがは川治」とうたわれる効能は確かなので、期待できそうですね(^^)

ちなみにご朱印ですが、神社の手前に社務所らしき建物があったので訪ねてみたところ、玄関が開いていて中は資材置き場のようにごちゃごちゃ……人の気配がなかったので諦めました(´・ω・`)

川治温泉神社
栃木県日光市川治温泉川治173
川治湯本駅から徒歩8分
創建 享保8年(1723年)
主祭神 大己貴命・小彦名命

お次は骨継地蔵にお参りを。

けがは川治なので、怪我を治癒する願掛けは必ずしておきたいところです。自覚がなくてもどこか傷ついてる可能性はあるので、見えない傷を癒してくださいということで(´・ω・`)

しかしこの骨継地蔵、川沿いの細道に祠があるだけなので、マップに出てこない……正確な位置もプロットできないのでちょっと曖昧な地図になってしまいます( ;∀;)

川治温泉神社(徒歩7分)骨継地蔵

薬師の湯から川沿いの小道を入ったところにある小さな祠。

骨継地蔵栃木県日光市川治温泉川治

男鹿川と浅間山の岩肌沿いに続く細い遊歩道。その中腹あたりに骨継地蔵の祠が鎮座します。

けがは川治の効能をより高めるため、お地蔵さまに願掛けします。

骨継ぎなので骨に関する怪我には最高の御利益がありそうですね

しかしこの祠がある場所はこんなところ。足を踏み外したら逆に骨に来そうです(´・ω・`)

祠の横には急な石段があり、そこにもお社が。こちらに関しては情報がまったくないため、何のお社なのか……鍵付きの門がしっかりあったので、元湯の宿らんりょうの私有かもしれません

ご朱印は、もらえそうなところがないですな(´・ω・`)

骨継地蔵
栃木県日光市川治温泉川治
川治湯本駅から徒歩12分
駐車場なし
本尊 地蔵菩薩

願掛けも一通り済んだところで、薬師の湯に突入です

川治は源泉が1つなので、今宵の宿とお湯は同じなんですが、こちらは源泉かけ流しです。

骨継地蔵(徒歩1分)薬師の湯

川辺の露天は何と混浴!?ふらっと立ち寄り湯でほっこり

川治温泉 薬師の湯栃木県日光市川治温泉川治227

やってきました薬師の湯

7年前にリニューアルしたようで、外観もまだまだキレイですね(^.^)

外の川辺に露天風呂があるんですが、こちらは何と混浴(*‘ω‘ *)

まあ、今回はいろいろめんどいので混浴はとりあえずパスですが、内湯の入湯券を買えば外の混浴も自由に入って良いんだそうな。太っ腹!

そんなこんなでひとっ風呂浴びたわけですが、お湯は源泉が37度しかなく加温しているそうで、無色透明のさらさらです。一見、白湯かとも思うほどですが、水を沸かしたのとは明らかに肌触りが違います。やっぱりこれはどう見ても温泉

ちなみに洗い場は3つしかないので、タイミングが悪いと待つことになりそうです。あとは別料金ですが貸切風呂もあるようなので、空いていればそちらを利用する手も良さそうです

そういえば一つ不思議だったのが、洗い場と湯船が別の部屋になっていたこと……一体何のために??ちょっと入浴客が多かったので湯殿の撮影はできなかったんですが、これは永遠の謎です(´・ω・`)

休憩室からは今宵の宿が川向うに見えましたが、なんとその露天風呂が丸見え!人はごく豆粒大にしか見えない距離ですが、人がいるのは完全にわかっちゃいました。なかなか野趣溢れるそんな設計がナイスです(`・ω・´)

牛乳は普通にパックでした~♪

川治温泉 薬師の湯
栃木県日光市川治温泉川治227
0288-78-0229
~1,000円
10:00~20:30 水曜定休

さて、日も傾き始める時間になってまいりました。今宵の宿にチェックインしましょう

途中に温泉ラーメンなるお店を発見しました。でもお店の前を通るとなぜかラーメンでなく蕎麦つゆの匂いが……(´・ω・`)

今回はできませんでしたが、こいつは湯あがりにふらりと出歩いて浴衣姿で食す「湯あがりラーメン」にもってこいのお店のようですね!ちなみに夜9時まで営業です。

ちなみに地図では迂回ルートのようになっていますが、普通に川に橋があって渡れるので宿までは意外とすぐです

薬師の湯(徒歩5分)湯けむりの里 柏屋

露天から望む野岩鉄道は、夜空を駆ける銀河鉄道!

川治温泉「湯けむりの里 柏屋」栃木県日光市川治温泉高原62

さてはて今宵のお宿「湯けむりの里 柏屋」に到着です

久々のでかい宿なので、まずはロビーの広大さが心地よいですね~♪

チェックインと宿の簡単な説明を受けている間、なんといきなり自家製水羊羹が出てきました。ロビーでいただくウェルカムスイーツといったところでしょうか、面白い趣向ですね(^^)

ともあれ部屋に通されまずは一服。お茶菓子には銘菓「きぬの清流」が用意されているではありませんか。そして珍味も!焼きかわはぎぴりり椎茸は寝酒のお供に良さそうですね(^^)


さて暗くなる前にまずはひとっ風呂

こちらも別料金で貸切風呂が楽しめるそうですが、今回は大浴場へ。何といっても楽しみはダイナミックな露天から見下ろす川治の清流と、鉄橋を渡る野岩鉄道のコラボという豪華な景色!

夕方は人が多かったので写真はありませんが、川向うの薬師の湯から見えたあの露天に、今いるんです!

お湯はもちろん薬師の湯と同じく無色透明のさらさら湯で、露天の方はかなりぬるめに調整されています。1時間入っていても湯あたりしない温度なので、野岩鉄道をじっくり待つことができますね(^.^)

ただ湯船の深さがかなりあって、体育座りすると完全に鼻まで潜ってしまいますが、かといって岩の段差に腰掛けると肩が出てしまって寒い……空気椅子状態で浸かるとちょうど良いという面白設計です

何だかんだで野岩鉄道を2~3回は見た気がするので1時間くらい経ったでしょうか、湯あがりはロビーあたりを涼みがてらぶらぶら

ふと茶室らしき空間が目に留まり、中を覗くと煌びやかな反物が。何とも涼やかな和の演出が素敵です(^.^)


お次はお待ちかねの夕食。3階の食事会場「彩雲」の前には囲炉裏があって、イワナがずらりと囲むように炭火焼きされていました。この壮観な画を撮り損ねたのは失敗でした(´・ω・`)

夕食の膳はコースのようになっていて、説明書きが添えられていました。

まずは季節の旬菜。中でも金粉の乗った「柿博多重ね」という料理がなんとも面白かったです。黒い部分は干し柿だと思うんですが、まるで干し肉のようなしっかりした噛み応えのある食感で、その間の白い部分はバターでしょうか、こってりした脂身のようです。全体的には甘いんですが、果物とはとても思えない新しい体験でした

ちなみに柿博多は売店にも売っていました(´・ω・`)

最初に運ばれてきたのは合鴨の治部煮。高野豆腐に里芋、生麩と一緒に出汁で炊き合わせになっているのを熱いうちに

17秒 音あり 3.17MB

そろそろ火が入ったがぐつぐつ言い始めました

ここでとんすいのレンゲに乗せられた大根おろしを鍋に投入!大根の甘味が程よく出て一段と美味しくなるんだそうな(^^)

そしてお次はお酒によく合うイワナの炭火焼

仲居さん、「お酒によく合う」を強調されてました。面白い♪

お酒は宇都宮の銘酒「黄ぶな」の特別本醸造を(^^)

イワナはもちろん頭まで食べ尽くしました。尾だけは塩が乗っていたので残しましたが、本当に中骨から何から全部いけるいける!そろそろほろ酔い、旅気分です♪

続いて寒鰆の餡かけ。鰆は魚へんに春と書くから時期じゃないんじゃ、と思いきや旧暦の春は1月なんですよというオチが付くわけです。(酔っぱらいの戯言でホントはそれも違いますが)

アツアツの鰆の身は蟹身、ワカメ、枝豆と一緒にほっくりいただきます。うーん温まる(^.^)

ここで趣向が変わって特製ビーフシチューの登場です

3日煮込んだそうで、お肉はほろほろ。ここだけ無性にワインが欲しくなる瞬間でした(*‘ω‘ *)

そして最後の食事は「山の幸ごはん」と自家製味噌の「川治の鬼子蔵汁」(^^)

具だくさんの味噌汁は味付けもしっかりしていて、山菜ごはんと合わせれば野趣満点です!お香々と焙じ茶をいただいて、本日の〆と相成りました

デザートはとちおとめのプリン。苺の香りに癒されます。ごちそうさまでした

川治の老舗らしい夕餉の箸袋もまた上品で素敵です(*´ω`*)


食後は囲炉裏の前でしばし談笑

囲炉裏の奥には何やら相撲に関する資料室のようなものが。

よく見ると横綱大鵬に関するものばかり。実はこの化粧まわし、大鵬が横綱になった最初の土俵入りの時に締めていたもので、なんとこのお宿柏屋から贈ったものなんだそうな(゚◇゚)

囲炉裏の炭を引き上げに来たちょっと格式高そうな方(女将さん?)に伺ったお話では、こちらの旦那が大鵬を若いころから贔屓にしており、横綱昇進の暁にこの300万円という錦の化粧まわしを贈ったのだとか。大鵬もたびたび若い衆を連れて柏屋を訪れたそうで、いわゆる谷町のひとつとしての繋がりの深さを物語ってますね

力士にとって怪我は隣り合わせでかつ大敵。力士のみならずすべてのアスリートにとって、「けがは川治」の湯は験担ぎとしても重宝がられる存在なのでしょう

このあと食後のひとっ風呂を浴びて、今夜は就寝です。


今回は珍しく寝坊、朝風呂に行くことなく朝食です(´・ω・`)

朝食はたまご粥にしました。しかし後からごはんもありますと運ばれてきたので、ついごはんももらっちゃいました。旅館の朝食は何故か進むから不思議(´・ω・`)

ちなみに火が入ってる鍋の中身は肉じゃがなんですが、これが珍しい鶏肉じゃが。朝なので鶏のほうが軽くてありがたや(^人^)

お香々はたまご粥と同じくセルフになっていたのでつい欲張ってしまいました。朝の梅干しは最高ですね

食後はコーヒーとフルーツヨーグルト。こちらもセルフ。リンゴとパインの上からヨーグルトをかけ、ブルーベリーシロップをひと回し。程よい甘さがおめざに良いです(^^)

朝餉の箸袋はシンプルに宿の家紋入り。出立前の英気を養う爽やかな一膳(*´ω`*)


さて朝食が済んだのですが、やっぱり朝風呂に入らなきゃ1日が始まらない!ということでチェックアウトぎりぎりまで温泉です

そしてここにきてようやく、お風呂に人がいない状況だったので湯殿を撮れました♪

朝のぴりりとした空気の中、冷たい石敷きを寒い寒い言いながらお湯を求めて急ぎます。

26秒 音あり 4.74MB

この景色が柏屋の露天!朝は特に開放的ですね~♪

川向うにかかる橋は手前の青い方が歩行者用、上の高い方が野岩鉄道の鉄橋で、夜は鉄橋が見えないので野岩鉄道が宙を走る銀河鉄道のように見えるんです

なんたってこの景色が見たくて選んだ旅館ですから!

そういえば内湯から露天に出る途中に、やけにぬるい湯船があって、普通に湯あがりに入るとまるでプール……でもこれ、後で知ったんですが源泉かけ流しの湯船だったんです。おそらく加温も何もしてない、生の源泉なんだと思います。隣にサウナがあったから水風呂かと思ってたよー入っときゃよかったよー( ;∀;)


風呂場から中庭を通ってエレベーターに向かうと、途中にゲームコーナーが!久しぶりにゲームコーナーのある旅館に泊まってる気がします。でも朝は電源が落とされていて静かですね……( ;∀;)

出発前に部屋を1枚。よく見るとちょっと変わった部屋で、書間のような2畳ばかりの空間があるんです。ここで書いたらきっと面白い作品ができるかな……?

いやぁ、久々にこの規模の旅館を堪能しました。最初はやっぱりちょっとシステマチックな印象が否めなかったけど、総評としてはしっかり行き届いていたと思います。よかったよかった

川治温泉「湯けむりの里 柏屋」
栃木県日光市川治温泉高原62
0288-78-0002
大人1名 12,000円~
カード可
駐車場あり(無料)
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