町並み交流館でミニチュア佐原の世界へ( *´艸`)
さーてお蕎麦も堪能したし、小江戸の午後が始っじまっるよ~ってなもんで、まだひな祭りの船出までにはちぃーっと時間を残しているので、ここで駅ハイのチェックポイントになってるお隣の町並み交流館の方へ寄ってみたいと存じます(*´ω`*)
ここねー何度も前を通りがかってはいるもののまだ一度もお邪魔したことない施設なんですよねー……しかも今日はリアル流し雛イベントの楽屋にもなってるとかなってないとか……もう特に町並みを案内してもらうってこともないですしぃ……一体こん中にゃ何があるってんでしょうかしら(*´-`*)あんまり期待してない……
ん?これは……え、ミニチュア!?えええーッ!?ま・さ・かー!?( ゚口゚)=3
うおおおー金平湯のミニチュアじゃあないですかー!昔っから佐原に来るたびにいっつも時間の都合でやってるのかやってないのかわからんって日々が続いておりましたが、先日とうとう菖蒲湯に入りに来られたっていう、あの小江戸佐原随一の風呂屋じゃあないですかー♨
それをミニチュアにしたですってー!?こーれはなかなか見ごたえがありそうですわいー( *´艸`)
そうそうこんな感じの佇まいなんですよー!ちょっと路地を入った静かなところに小ぢんまりとあって、意外と営業時間も限られてるので通りがかるたびにいつも開いてなくて、良い風呂屋っぽいんだけどなーいつか入りたいんだけどなーでもやってないのかなーもう廃墟なのかなーなんてずっとモヤモヤと考えとったやつですよ( ;∀;)
結局最初に来た小江戸が佐原なのに、栃木の金魚湯、そして令和2年に惜しまれつつ閉店した川越は旭湯と入ってきてからの、とうとう最後に入ることになってしまった小江戸銭湯なのでございます( ˘ω˘ )
これですよこれー!まーさーに三丁目の夕日さながら!こういう古いスタイルで続いてる銭湯ってほんと良いですよね~!まあ実は意外とあるところにはあるもんで、かつては用賀とか町屋とか船橋とかでも戴いてきましたけど、新しいスーパー銭湯の形式では絶対に味わえないこの何とも言えないTHE昭和の風呂屋ーって匂い……ほんとたまらんです⊂⌒~⊃。Д。)⊃
いやまったくこのタイルの床にケロリン桶、そして壁には一面の富士の絵がどーんと……このカランの低いど真ん中にドリフな感じがたまりませんなぁ!やっぱりね、江戸東京ってなぁ風呂屋に始まって風呂屋に終わる世界ですよ。三匹が斬るの第一話も風呂屋の話から始まったし、そういうもんですって(*´ω`*)こんな良い風呂屋潰されてたまるかってんでぃ
そして風呂屋の向こうにゃまだまだ続くよ小江戸の老舗ミニチュア街!いやーたたまらん!こりゃたまらん!この町のどこかで見たことある蕎麦屋に呉服屋に本屋を忠実に!こんなんまるでカイロソフトの大江戸タウンズさながらじゃあないですか(´;ω;`)
大江戸タウンズをダウンロードしにいくまずは老舗の蕎麦屋さん「小堀屋」の内装から!いやここそもそも二階席なんてあったんですね……全然知らんでしたわい( ゚Д゚)
よく見りゃちゃあんとお蕎麦は名物の黒切り蕎麦になっとります!いや芸細ー!佐原愛がとことん詰まったミニチュアって感じですなほんと( *´艸`)うっふふー
このねー正文堂って本屋さんも見覚えありますよ……江戸と昭和を繋ぐ雰囲気と言いますか。寅さんとかにもすごく出てきそうな風合いですよね♨
このまた内装が泣かせるじゃないですか……いの一番に小学一年生を推してるあたりがもうすっごく昭和!ぴっかぴっかの♪いっちねんせいって音が脳内を流れまするる~( ;∀;)あの頃だにぃ~
1982年CM 小学一年生 ピッカピカの一年生 小学館このCMも最近リバイバルされてるらしいですね!実に25年ぶりの復活なのだとか( *´艸`)
さきほど山車会館の方でも見てきた各町内の山車のミニチュア!こーれはね、小野道風のやつ持ってますよワイも!普通に昔佐原のおみやげで買いました!だーかーら一度は祭りにも来なきゃーいけんのですってばよ( ;∀;)
はい、昔ここで買いました小野道風の山車ミニチュア!忠敬橋の角におわす老舗「中村屋商店」のミニチュアですね~( *´艸`)
今は物販じゃなくおしゃれカフェになっとりますが、かつては自分の中で植田屋荒物店と双璧を成す佐原のほっこりレトロお土産屋さんだったんですよね~(*´▽`*)
なんかすごーくね、小江戸の粋が詰まった品揃えだったのを覚えてますよ……見ててほんとウキウキワクワクってなお店で毎度楽しみにしてました。今はカフェになってますが一度どこかでお邪魔できたらと思いますね( ˘ω˘ )
そして先ほどもいかだ焼きなど買わせていただきました正上のミニチュア!今とは少し形が違って見えるようですが、かつてはこういう暖簾だったんでしょうか……今も昔もかなりシンプルな佇まいですよね( ^ω^ )
そしてここです!木の下旅館!かつてアド街ック天国で佐原を特集した際にここがかなりがっつり紹介されていて、あまりに気になりすぎてその後すぐに宿泊予約したのを覚えていますよ(*´ω`*)貴重な体験
あれは確か十五夜の日で、宿泊した夜はおもてで月見だんごと佐原の町みたいな画が撮りたくてすったもんだした覚えがあります♨
もちろん番組で紹介されていた手りゅう弾消火器は生で拝みましたし、お風呂のかなり熱く設定された湯船にもちゃんと浸かりましたよ!湯の温度については番組内でも佐原っ子にインタビューしてましたが、普通だよね?と涼しげでしたっけねぇ……まあ昔からそういうのは内心やせ我慢とも言われてますが、真っ赤な顔して「ぬ、ぬるい~」と言えなきゃ江戸っ子じゃあないですからねぇ(*´▽`*)
こちら葛飾区亀有公園前派出所 © 集英社 / 秋元治まさにこち亀のこのあたりが江戸っ子の定義そのものですよね。男がいったん口に出したらやらにゃいけんよって仁義なき戦いでも言ってましたから( ˘ω˘ )あれは広島ですけど
そんな木の下旅館の内装拝見~!いやーこんなんでしたっけねぇ~さすがにちょっと宿泊したのも昔すぎてあんまり覚えてないですが。手りゅう弾消火器を必死こいて探しましたがミニチュアん中にゃちぃーっと見つけることができませんでしたねぇ~……残念(;^ω^ )確か階段の二階んとこだった気がしますが
一階のこれは食事処ですね。すごく家庭的でほっこりな風合い!まさに昭和の旅館風景ってこんな感じだったかもしれんですねぇ( *´艸`)
そしてお二階のお部屋。このTHE客間って感じが良いんです!いわゆる今よく見る旅館のスタイルとはちょっと違うところが価値あるんですよ~!ここもすでに旅館業をやめて久しいわけですが、いやー惜しい!実に惜しいです;つД`)
ミニチュア以外もすらり盛大に
そしてその先へ目をやるとでっけぇ~ひな壇がお目見え!これぞまさにこの時期ならではの展示物!雛飾りとか五月人形とかもあれミニチュアっぽさがすごくあって良いんですよね~♨
これなんかもうめちゃくちゃミニチュア感あるじゃないですか!ひな壇自体が小さいと芸細になっていってよりミニチュア感マシマシなやーつになっていく傾向もあるんかもしれんですねぇ( *´艸`)
こちらはつるし雛。勝浦のビッグひな祭りと同日に確か御宿の方ではこのつるし雛の祭りをやってたりするんですよね……いわゆるひな壇形式のひな人形よりもこっちのが歴史的には旧いのだとか('ω')ちりめんでほっこり
そして……お、ここは何ですか?急に何かルパンみたいな趣の部屋……どうやら金庫室なのだそうですが、ここも入って良いんですよね?入りますよ?( ;∀;)タイホしないでね
そうかなるほど、ここはつまり三菱銀行佐原支店の旧本館ってぇあのレンガ調の建物と一続きになってるわけなんですね!つまり外装のみならず内装に至ってもほんとに使ってたのを一部そのまま残してるってなことですのぅ♨
そしてこちらには何やら昭和レトロチックな物品が所狭しと陳列されておるじゃあないですか!ワシャーこういうのにもほとほと目がないんじゃよー……いやまあ別にこの時代をリアルに生きてたってわけじゃあないんですけども( ˘ω˘ )
いや良いですねーこの激レトロ扇風機なんかもう!白黒のゴジラ映画とかに出てきそうじゃないですか!南海サルベージにあったんじゃないですかねほんとにこの型式?( *´艸`)
そしてお約束の黒電話~……プッシュ式はおろか今や宅電そのものが絶滅危惧種……固定電話なんてもはやオフィスなんかでしかおそらく使われてないんでしょうなぁ~……(*´-`*)
あ、ちなみにこれはワイも現役で使ってたことありますよ。大体ご家庭のやつはこう電話カバーなんつってピンクのフリフリのかなんかが着せられてたりしたんですよね~……懐かしい~(*´Д`)
SNAKEMAN SHOW 爆笑!「盗聴エディ P-1」そしてそう、まさにこのスネークマンショーの盗聴エディみたいな音がしてたんですよ。この電話が繋がるときのンゴコっていう独特な籠った音……そして通話の音質もかなりチープになっててそれがまた味だったみたいな( ˘ω˘ )これぞ電話クオリティ!
そして最後に出口付近に飾られていたのがこの山車の大団円のパノラマ写真!こんなんどこで見られるんでしょうかしら!?だって山車って二回の祭りでそれぞれ分かれて出るってことだったじゃあないですか……う~む( ;∀;)さっきの大団円ミニチュアはガチだったのか
お帰りはこちらから~!今まで外から見てるだけだったこのレンガ調の建造物ですよ!いやまさかこんなに充実したところを今まで一度も見たことがなかったとは!これは見て良かった!確かに駅ハイのチェックポイントに指定されてるだけのことはありましたね(*´ω`*)