ハチブドー酒を求めて数年ぶりのシャトーカミヤへ( *´艸`)
実に数年ぶりの再会です、牛久シャトー!シャトーカミヤが正式名なのかと思ったら、2017年9月1日から牛久シャトーの方を正式名としたそうですね(*´Д`)場所をわかりやすく
テレカに残るあの頃の写真とちっとも変わらない歴史的建造物( ˘ω˘ )当たり前田のクラッカー
もちろん電話番号だって変わっちゃいませんぜ( *´艸`)
さらにこんなオシャレなテレカだって当時はあったんですよ……鮮やかなグリーン地にゴールドのロゴだけがぴしっと決まってるデザイン。いかにもブランドって感じがしてええですよねぇ♨
シャトー・Dカミヤ。Dってのは傳兵衛のDですね。ここ牛久シャトーと浅草神谷バーの創設者であります(^-^)
山門(?)をくぐると本堂(?)の手前に噴水が。ちょっとデザインが桝っぽくて日本酒風?(*´-`*)
そう、本日は是非ハチブドー酒を買って帰りたいと思っていたので、酒蔵見学の前にショップの方をちょいと……と思ったらななんと本日定休日ですって!?(´;ω;`)ぎゃーす
公式サイトには無休ってあったからまさかーと思ったんですが、どうやら酒蔵見学は無休でもショップやレストランには定休日があった模様;つД`)そんなゴムタイな
まあ気を取り直して酒蔵見学と参りましょう!まだ時間も早いしお店の定休日ともあれば余計に人は誰ぁ~れもおりません!こりゃいろいろと伸び伸び撮影できそうだ( *´艸`)うふふよしよし
1階フロアは巨大ワイン樽の間!現在この樽ではワインの仕込みは行われていませんが、当時の雰囲気を今に残すこのレトロな香りのする空間が実に良いですよね♨
2階の資料館へ
順路に沿って2階フロアへ。こちらは資料館となっております。こんなレトロなポスターがあったりと、成田山米屋本店の羊羹資料館によく似た雰囲気(*´ω`*)落ち着く~
なんかよく見ると瓶のラベルにやたら漢字が並んでますね……そりゃ時代が時代だからってのはわかりますが、こりゃとてもワインには見えぬですぞ(´・ω・`)
資料館の遠景。なんか以前よりちょっとスッキリしてる?いや模様替えしただけかしら?('ω')よく覚えてないや
密かに見て取れるのが床のところどころにある四角い板。おそらく日本酒の酒蔵なんかと同じで、巨大な仕込み樽の中身を2階からごにょごにょする構造ってことでしょうか( ˘ω˘ )たぶん
こちらはさっきのポスターよりモダンな感じ?表記も難しい漢字の羅列じゃなくシンプルに蜂ブドー酒だし、髪型も髪結いさん式からお釜をかぶるパーマへ(*´-`*)
ドリフ大爆笑 パーマコントちょうどドリフのコントでもやられてるこんな時代に作られたポスターなのかしら( *´艸`)ちょうちんいらず
とすると絵柄が写真みたいになってるこちらはもっと後の時代?でもまだ横文字が右から左ですよね~Ψ( ̄∇ ̄)Ψ酒ードブ蜂
滋養とか補血強壮とか……森永のミルクキャラメルにも書いてありますけど、なんかリポDみたいな売り方ですよね(´・ω・`)
ざっくりとシャトーの歴史を紹介する映像パネル。これから見ていく実物展示見学の前の予習コーナーというわけですね♨
100均のワインミニチュアもここでは実に映えますね~(*´ω`*)
重文として保存されてるんだから当たり前だけど、本当にまったく見た目も変わってない1903年創業当時の牛久醸造場全景( ˘ω˘ )
牛久の町の方がむしろ全部ブドウ畑だったっていう( *´艸`)
ここのワインがヨーロッパでも絶賛だったことがわかる受賞メダルの展示(*´Д`)
今だと主に勝沼のワインとかがジャパニーズワインとして品評会でブイブイ言わせてるといったところでしょうか( *´艸`)
おっとここでついに神谷バーの話が登場しましたよ。古来より浅草の中心地である花川戸、現在の住所ではなんと浅草一丁目一番地一号なんですよね神谷バー( ゚口゚)=3一等地中の一等地
そして神谷傳兵衛の別荘が稲毛にあるのだそうで!今も残っているとうことなので今度行ってみます(*´Д`)知らなかったわ~
しかしこの写真……人が液体みたいにべろっと流れ出てる感じでなんかオモロイですね( ^ω^ )
平成20年になってから発見されたという当時の牛久葡萄酒。お酒なのに「発見された」ってのがなんか良いですよね( *´艸`)化石みたいで
昭和2年、初代神谷傳兵衛の追悼式典にて。初代ってことは襲名制ってことですね……今は何代目なんでしょうかしら( ゚ー゚)
それにこの写真、よく見ると線路が引かれてるんですよね。最初の予習ボードでも言ってましたが、当時はここから駅までワイン専用の引き込み線があったそうなんですよね~( *´艸`)
てことはあの庭の真ん中の噴水のあたりが丸く凹んでたのは、まさかSLの転車台の跡なんてことが!?いやいやシャトー内はトロッコだよなさすがに( ;∀;)
旧式のフィラーことびん詰め機。富国強兵時代のメカニカルな感じが良いですね!SLとかガトリングガンとかと同じかほりがいたします( *´艸`)スチームパンキッシュ
そして出ました電氣ブラン!以前買って飲んだことがありますが、忘れもしないですよあの衝撃の味♨
今だとデンキブランと電氣ブランオールドがあるそうで、いつか飲み比べてみたいですのぅ。どうせなら神谷バーのこの専用グラスで飲みたいですのぅ(*´-`*)とちぎの帰り道に寄って
うおお……なんじゃこの沈没船から見つかったみたいなヤーツ(;´∀`)パイレーツオブカリビアンか
ちなみに冒頭のポスターにもあったあの漢字の羅列のラベル。あれが実はハチブドー酒の元である「蜂印香竄葡萄酒」ってやつだそうで、そもそもは輸入ワインにハチミツや漢方をブレンドしたまさに薬用養命酒みたいなものだったそうですね( ^ω^ )
当時の日本では普通のワインは口に合わなくともそれなら流行るって寸法だったようで( ˘ω˘ )神仏集合みたいな考え方
蜂印香竄葡萄酒の「香竄」ってのは、神谷傳兵衛が自分の父親に感謝の念を込めてその俳号から拝借したという意味と、この言葉自体が持つ「隠しても隠し切れない豊かな芳しい香り」というそのものの意味を掛けたものだそうです(*´ω`*)ナイスチョイス
んなにぃぃブルコメがハチハニーワインの歌を歌っていただとぅ!?牛久のブルーシャトーってわけですか;つД`)やっぱりそうきたかー
ハチハニーの歌 / ブルー・コメッツちなみにハチブドー酒とハチハニーワインは別物らしいですね( ˘ω˘ )ずっと同じものかと
良いなぁ昭和歌謡って感じがして……古いレコードばっか扱ってた佐原のあの店を思い出します♨
あれま、しかもこいつぁソノシートじゃないですか!かつて雑誌の付録とかで付いてきたそうですね。自分の世代だとサタマガソノCDのが現役ですが( ;∀;)ちなみにソノって何?
そしてでかでかと、酒ードブ蜂!重厚感のある黒地に金の色使い、そして蜂の絵の作り込みが素晴らしいですね!言われずともかなり高級感あります( *´艸`)怒首領蜂
そもそも何で蜂なのかってのはハチミツみたいに甘いワインだからでしょって思っていたんですが実はそうではなくて、神谷傳兵衛がもともと「
あ、これは覚えてますよ!たぶんテレカ買ったあのときにもこれの写真をガラケーで撮ったはず♨
てことで今回はミニチュアを添えてワイン親子~(*´ω`*)
Kamiyaブランドのロゴテレカを添えてもう1枚♨
ワインラボと地下貯蔵庫へ
資料館が終わり、順路は再び下階へ。この階段の感じもまた良いですねぇ、ゴジラ一作目に出てきたオキシジェンデストロイヤーの研究所みたい( *´艸`)雰囲気だけですが
こちらは1階「
ボルドーに倣って作られたというこの部屋は、言うなればワインの開発研究を行うラボってわけですね♨
傍らに如何にもワイン入ってますっていうデザインの甕( *´艸`)
そしてそう、ワインづくりは葡萄づくり、葡萄づくりは土づくりってことで土壌の研究からされていたそうですよ( ゚Д゚)すごいよなー
棚の中には勝沼の土のサンプルや二代目傳兵衛が持ち帰ったというヨーロッパの土のサンプルまで保管されていました(^-^)
そんなラボの向かいには何故かSLの模型……しかもかなりでかいやつです。当時ここのワインを出荷してた機関車のモデルってことでしょうか(*´-`*)特に説明ないですけど
そして階段の踊り場奥のスペースからは現在の醸造設備が覗けます。今日はおそらく休みなので稼働してない様子ですが、普段ならワイン造りしてるところが見えるのでしょう( ;∀;)
さらに地下に降りるとそこはワインを寝かせるセラー。天然のセラーは良いですよね~いかにも酵母のねぐらって感じの独特の空気感があって(*´▽`*)自分まで発酵しそう
コツーンコツーンと足音が響くこの空間ですよ。たまらんですね( *´艸`)
てことでセラーで親子♨
あ、親いなかったやこの景色;つД`)
ここは現役……?なわけないか誰もいない日に開放してるのに( ;∀;)ワイン持ってかれっちゃーわ
ボトルセラー。うーん地下牢にしか(´・ω・`)
そして奥には先ほど上から覗いた醸造設備をもっと間近で見られるブースが(^^♪
いやーくそーここまで見せられたらハチブドー酒飲みたいおー飲みたいおー買いたかったおー⊂⌒~⊃。Д。)⊃
しゃーない後日別ルートで仕入れるかー(*´Д`)思い出だけ持ち帰ろう