紅葉の聖地その一!今宵は月待つ、月待の滝へ( ˘ω˘ )
ついにやってまいりましたこの季節に月待の滝!ここは前々から紅葉が色付いたらさぞすごいだろうな~と常々思っていた場所( *´艸`)
別名「くぐり滝」または「裏見の滝」と申しまして、つまり滝を裏から見られるという国内指折りの珍しい絶景スポットとなっております(*´ω`*)
そんな月待の滝にはもみじ苑という、これまたいつも混んでる蕎麦屋さんがありまして、今日はもちろんランチタイムに合わせてこちらにやってまいりましたので、手繰りますぞ~そりゃもう並んででも手繰りますヾ(≧▽≦)ノ
なんたって紅葉真っ盛りのシーズンと言えば、そう、もちろんお蕎麦も穫れ穫れのシーズンなんですねぇ~!もう完全に秋という季節の粋を集めたような趣向!これ以上の楽しみがありましょうや( ;∀;)
月待の滝近辺の山道は、まるで道路を覆い尽くすような紅葉のトンネル!ここから脇道に入り滝に降りていくんですが、もう否が応でも気分が高まるのです♨
月待の滝入り口の木製案内板。ほっこり里の秋という風情でございます(*´ω`*)
こちらは石碑のような案内板。「見落し八景」の文字がありますが、一体どういうことなのか?後でいろいろ説明を読んで意味がわかりましたが、これがけっこう意外なお話( *´艸`)
砂利道を下ったところでふと右手を見ると開運の水と水占いのおみくじが!この湧き水はもちろん、もみじ苑のお蕎麦を打つのにも使っている水でしょう!1口いただきましたが、いやぁ~まろやかでうまい水(^◇^)
しかしこうやってじわじわと滝と紅葉と蕎麦への期待を同時に高めていくなんて、本当に贅沢極まりございませんぜ~♨
そしてついにお目見え!これぞ月待の滝であります!あああしかしこの前面のモミジ!滝にかかって最高の位置なんだけど、日陰だからか実に青々としてらっしゃる~!これが赤だったら最高だったけど、きっとこの立地的に赤くはならないんだろうな~……残念だが仕方ない;つД`)
早速滝の裏側へ降りてみましょう~(*´▽`*)
ふおぉ~!こっちから見るとこれは何という絶景~!目前に落ちる涼やかな滝の音、そして透き通る滝壺の向こうには、光に満ちた鮮やかな紅葉が広がる!ここれはすごい~ヾ(≧▽≦)ノ
いやまったく動画に収めずにはおれぬ景色!白ずんじゃってるけど、だいたいこんな感じですわ~( ;∀;)
遠くから見ると細めの滝に見えるかもしれないけど、いざ目の前まで行ってみるとそりゃもう、ちょっと油断するとすぐさまびしょ濡れになること請け合い!岩肌の天井もけっこう低めなので、カメラに気を取られて頭をぶつけることもしょっちゅうでしたわや;つД`)痛いわぁ~
さ、そしてこれが問題の「見落し八景」の説明!なんとですよ、要約するとつまりですよ、この滝はもともとこのあたりの集落の信心の対象でこそあったものの、観光名所としては誰も見に来ない、まったく世に知られていない滝だったと言うんですよ!それをですよ、なんとこの「もみじ苑」の創業者がこの店を開くことによって世に知らしめたというのですよ( ゚口゚)=3
嘘のような本当の話!なんてこと!つまり「もみじ苑」の蕎麦はただの蕎麦ではない……この月待の滝そのものの涙と笑顔の歴史が詰まった蕎麦だと言うんですよ!;つД`)うおおぉー
もうね、さっそくもみじ苑の席を確保ですよ!室内の相席ですが混んでるからしゃーない!1時間待ちだそうです(´・ω・`)
ちなみにここでのルールはちょっと変わっていて、席の予約っていう形ではないんですね……普通に席について料理を注文してから、料理を待つ間に席を離れても良いというもの。つまり席を待って並ぶのが1時間ということじゃなく、注文した料理が運ばれてくるまでに1時間ということ……ええい座ってなんかいられるか~い(*´Д`)行ってきまーす
あ、でも席を離れる場合は料金は先払いなので要注意です♨
よーし、じゃあ今度は対岸から滝を見てみよう~ってことで、もみじ苑の脇から石段を下りて沢を渡ります!橋も何にもないんですが、あの滝の水量がなぜかこのあたりでは簡単に跨げるくらいの細さに(;・∀・)
うーん、深さがあるのかなぁ……それしか考えられない……しかしこの水、本っ当に綺麗じゃ~!それにこのあたりの流れは、これまた本当に「音」が良い!深めの水流が石に当たって、なんというか深みのある水音を立てる感じですよ( ˘ω˘ )
ちょっと風の音とかも拾っちゃってるんですけど、動画でなんとか音が拾えたので聴いてみてください~!いつまでも聴いていたくなるヒーリングサウンドですよこれは……♨
田舎の田んぼの畦道にある水路なんかでも、水を湛えるシーズンになるとよくこういう音が聴こえたりしますよね~……まさに日本の原風景の音。あ、そういえば「畦」って字も日本産の字かもな~!きっとそうだ( *´艸`)
しかし良い流れだ~!これ全部月待の滝からの贈り物ですよ~!落ち葉を運んできたり、本当に情緒ある清流です(^-^)
しかもですよ、触るとこの水すご~く冷たい~!普通はこれだけ寒い季節は、湧き水はかえって温かく感じることが多いように思うんですが、本当に冷所にあったかのようにキンキンですよ(;・∀・)ラムネが冷えそう
こーれは茹で上がった蕎麦をこのままの水でじゃばーっとするだけで、本当に最高の食感と香りが生まれそうです!いやいやいや~こりゃいよいよ本当にお蕎麦が楽しみになってきた~(*´▽`*)
そしてこれが対岸から見た月待の滝の姿!先ほど滝の裏から見たとき、ここでカメラを構える紳士が見えたのでもしやと思っていたんですが、こっちは本当に最高のロケーションですね~!でもほとんど人がいないってことは、もしかして隠れスポット?( *´艸`)
滝壺の透明感がこっちからだと本当にすごくよくわかるのです!太陽の角度もあるのかもしれませんが、水面全体が本当に透き通ってキラキラと輝いて、時折風が吹くと紅葉のシャワーがひらひらひら~と舞ったり……素敵すぎる……素敵すぎるよ月待の滝;つД`)
その姿は本当にルナティックの名を冠するにふさわしい、神々しいまでの美と哀愁に満ちた名勝なのでありました♨
あ、そろそろお蕎麦呼ばれるわ~!戻らないと~ヾ(≧▽≦)ノ