本日7月16日は駅弁記念日♨
本日7月16日は駅弁記念日!明治18年の今日、東北本線宇都宮駅の開業と同時に日本で初めて駅弁が売り出されたとされる日でございます( *´艸`)諸説ありですが
当時宇都宮にあった白木屋という旅館に日本鉄道の重役の人が泊まっていたらしく、記念すべき大宮までの鉄道開通と同時に駅で弁当を売ったらどうかと、宿の主人の白木屋嘉平に提言したことがきっかけと言われているのだそうな♨
そんな白木屋が発売した最初の駅弁というのはこんな日本昔話に出てきそうな竹皮包みのおむすびころりんだったそうな。ごましお振った梅おにぎり2つにたくあん2切れでお値段は5銭……明治38年の木村屋総本店のあんパンが1個1銭でこれが今で言う200円くらいってことなんで、つまりこの弁当は今だとおよそ1,000円ってこと?( ;∀;)うーん確かにちと高い
しかしこの再現食品サンプルがリアルサイズだとすると、実はこれけっこうバカでっけぇおにぎりなんですよね……まあ駅弁って今でも少し割高になるイメージもあるし、そんなもんでも意外とアリなのかもですけどねぇ( *´艸`)
とまあそんなこんなもあってーの先日行ってきた宇都宮日帰りぶらり。帰りの電車で宇都宮の駅弁を喰らうってのがもうかなりウエイトの高い命題だったわけでして(*´ω`*)
栃木は軍の糧食を賄うなどの事情もあって戦前から日光や小山や黒磯といった駅という駅にとにかく駅弁屋が軒を連ねまくった駅弁王国となったそうなんですが、中でも特に宇都宮には陸軍師団が置かれたこともあって白木屋、松廼家、富貴堂という3軒の駅弁屋が集中していたのだそうです( ゚ー゚)
そんな激動の歴史を超えて今でも現役稼働中なのがこの松廼家。もう宇都宮の駅弁と言えばって感じになってますね今や( *´艸`)
そしてこちらがその松廼家から出ている、当時の元祖駅弁の姿をイメージしたという「大人の休日倶楽部 駅弁発祥の地より 滊車辯當」(*´Д`)これを食わずして語れん
当時のをイメージと言ってもそりゃあ現代の駅弁ですからもちろんおかず付き!そしてこの真ん中の竹皮包みの部分がつまり先ほどのおむすびころりんがそのまますっぽりと収まっているってわけですね♨
当時はこの真ん中のおにぎり部分だけで1,000円してたわけですから、今はおかず付きで800円ってんなら当時に比べてけっこうリーズナブルになったとも言えなくもない……?(*´Д`)
でもあのサンプルほどの大きさはない……のか?……とはいえかなりでかいですけど。あとおにぎりはごましおおにぎりと梅おにぎりの2色に分裂していて、さらに香の物もたくあんから小ナス漬けに変わってるって感じですかねぇ。つまり風味は当時のままで現代風に彩りアップって感じのアレンジですかしら( *´艸`)素敵