節分豆もゲットできたので久々に米屋資料館をじっくり見学♨
節分豆のダイレクトキャッチ、そして思わぬところで常陸秋そばとの遭遇!幸先の良い2018年節分となった本日、この後は酔った勢いに任せて久しぶりに米屋本店をじっくり拝見してみようと思いますよ~(^-^)
お買い物の前にまずは裏口に直行!こちら側にはでっかい米屋の工場があって業務用チックなんですが、その他にもいろいろと見て回れるところが満載なのです♨
まずはこちら「不動の大井戸」。以前訪れたときはやたら風が強い日で、湧いてくる水がばんばん吹き飛ばされていたのを覚えていますね( ;∀;)
まぁ何はともあれ酔っ払いには水ですよ!「酔い覚めの水 千両と値が決まり」と申しましてな!湧き水ってのは冷たいイメージですが、こう寒い日にはむしろ温かく感じられるという不思議( *´艸`)
井戸の広場にはこの方、米屋創始者である諸岡長蔵氏の胸像も。数々の仏像と並んで置いてあるので、なんだか神々しく映りますね;つД`)
不動の大井戸ということでもちろん不動明王像も。成田山新勝寺のご本尊ですね。いわゆる昔から言われる「成田のお不動様」その方でございます(*´ω`*)
隣の工場の中が薄っすら見えましたが、ここは商品開発部門でしょうか……製造ラインというよりはなにやら秘密の研究でもしているような雰囲気が(;´∀`)
今は羊羹づくりもこんな風に行う時代なんですね~(*´Д`)
資料館見学でますます食欲増進
というわけでお次は千鳥足で羊羹資料館!昭和レトロに浸りましょう~!米屋名物の栗むし羊羹がどのように誕生したのかなど、食欲に直結すること請け合いの資料も多数展示されているんですよ~♨
お、これは現在の成田山本堂が完成したばかりのころの写真でしょうか。昭和43年!意外と古いんですねぇ!もう50年も経ってるんじゃないですか(;・∀・)
しかしこの伽藍の様子、今も輝きがちっとも変わらんものですねぇ……そもそもが良い材質で作られてもいるんでしょうが、やはり手入れがきちんと行き届いているというのがわかりますよね( *´艸`)
現在「総門広場」になっている場所にはかつてこんなホテルがあったんですね!場所的には本当に総門から参道を挟んで真正面の位置ということになるので、想像するに当時はちょっと圧迫感があったくらいかもしれませんな……(;´∀`)
成田山開基一千年行列が米屋の前を通過する様子!いやすごい人出ですね~!今も昔も成田山のイベントの雰囲気は変わらんものです(´・ω・`)
今日の節分会ではまさにこんな人込みの中で飛んでくる福豆をキャッチできたわけですから、本当に運が良かったと言わざるを得ませんよ( ;∀;)
イベント期間は3月28日から5月28日で、その間は開帳大法会なんていうでかい護摩焚きが何度も!特に初日のやつは相当に人出がやばかったであろうと想像できますね;つД`)芸能人とかも来たのかしら
そして記念スタンプでなく「記念スタムプ」の表記がほっこり!記念たばこなんてのも発売したんですね!今だったらきっと特別御朱印に長蛇の列が……( ^ω^ )
隅っこにサクラのランプ。思わずパシャリ。隅っこオブジェってほっこりで良いですよね♨
そしてなぜか「ZERO FIGHTER」の1/32スケール!後ろに立てられた写真がモデルでしょう、細部までよくできてますね~( ˘ω˘ )
2F、常設の羊羹の歴史コーナーへ。毎度気になるのが、この年表の冒頭に出てくる「成田山新勝寺の栗かん」という食べ物ですよ。前回の聞き込みでは、どうやらこのあたりにはこれを再現して食べさせてくれるお店はなさそうでしたが……('ω')
あれからいろいろと調べてみた結果、新潟の「里仙」という和菓子屋さんが季節限定で「栗かん」なる商品を出しているらしいのですよ!まぁそれが成田山のものと同じなのかどうかはわかりませんが、何はともあれすこぶる気になるのであります( ゚口゚)=3
練羊羹の原料!こういうの見ると食欲出ますよね~!とりあえず素人頭にすぐ思いつくのは砂糖、寒天、小豆くらいでしょうかね?いや寒天は原料ではないか……天草ですかね(*´ω`*)
そう、羊羹は海と大地の恵み!確かに!いや~そう考えながらいただくとなんだか一層贅沢な気分に!あ、でも考えたら焼き海苔を巻いたおにぎりとかもそういうことなのか……和食って総じて贅沢なもんですね( *´艸`)
ところで羊羹って字を見ると「羊の羹」なのでつまりもともと伝来時はマトンスープだったわけですが、精進料理では肉が食せないから小豆で代用したのがつまり今の羊羹の始まりなのだそうですよ(*´Д`)変わりすぎー
昔の羊羹製造道具。いやいや、先ほど覗いた工場の様子と比べてみてくださいよ!やっぱ羊羹づくりのイメージってのはこうでしょ!まぁ日本酒づくりとかも今や工場ですからね……高級志向のものが工業的に作られるってのも、逆に工業の進歩としてアリということなのでしょう( ˘ω˘ )
向こうの方にはソロバン勘定部屋の再現もありますね……今で言うオフィスワークですな!番頭さんがちょいちょいと帳面を胡麻化して……なんてーのは落語なんかでも語られますがね( *´艸`)
明治時代からの米屋総本店の変遷!場所はずっとここで変わってないようですね!明治期の大八車配達便、大正期のオート三輪配達便がまた味わい深くて良いですね!昭和期はもうほとんど今の姿のような?(*´ω`*)
落雁の木型!2色3色のグラデーションがかかった高級そうな落雁なんて、もはやショーケースでしか見たことないですよ!日本橋の超マダムとかがお買い求めになるものなんじゃないんですか、ああいうのは……( ;∀;)
見学のあとはお買い物
いろいろ見て回ると心のお腹がグ~ですよ!さっそくお買いもの~!そして今日は混雑した1階のベンチではなく、2階の静かなイートインスペースで落ち着いていただきましょう(*´ω`*)
あれだけ羊羹の勉強をしてきたのに羊羹は買わないんか~い!っていう。でも今回は新発見!ピーナッツ最中アイスなんてものを見つけたので楽しみなのであります(*´▽`*)
それにお馴染み塩豆大福に、今日は節分なので豆菓子で良いのがないか探したところ、福豆太鼓といういかにも甘くて香ばしそうな1品を発見したので食べてみたいと思います~♨
あ、そうかよく考えたら小豆も豆やんけ……ということはつまり羊羹も豆大福も豆菓子!逆にピーナッツは豆……なのか?いや、今日は豆ってことで行きましょう!なるほど総じて縁起が良いわけですね(∩´∀`)∩
まずは溶けないうちにアイスから!外側の最中部分は見た目からして共通な感じでしょうか……いや、1周り大きいかな?本家同様、ずっしりと重みがあります(*´Д`)
中はこのとおりアイス!ピーナッツ最中の餡が練り込まれているバニラアイスで、本家ほど濃厚な香りは感じられないものの、それでもすこぶるピーナッツ感!水羊羹的に夏仕様になったピーナッツ最中ですね(*´▽`*)
アイス以外の和菓子たちも順次いただきます!ピーナッツ最中あま~ん!塩豆大福もあま~ん!こやつらはもはやお馴染みすぎて言うに及ばず( *´艸`)
そして初物、福豆太鼓!「福豆」と冠するにやはり節分菓子ですな!ピーナッツ、アーモンド、そしてあられが「おこし」のように蜜で練られ、カシッとまぁるく納められた、見るからに粋なお菓子!カリッとかじると香りの共演が香ばしい~!そして適度に甘じょっぱくてウマイッ(^◇^)
あとはこの手にダイレクトキャッチしてきたこの正真正銘の福豆をいただくだけ!年の数の豆は入ってないけど、1粒1粒味わってカリカリカリカリ( ˘ω˘ )
よし!これで今年はもう病気一つせずに過ごせること請け合い!ありがとうございましたヾ(≧▽≦)ノ