甲子の酒蔵で食事ができるらしいので行ってみました♨
ずーっと気になっていた地元の酒蔵「飯沼本家」!今日はここで食事もできると知ったので、お腹を空かせて見学に向かおうかと思います(*´ω`*)
いや~しかしまだまだ名残雪の残る今日、底冷えのする寒さですのぅ~( *´艸`)息が白い
はい、到着~!仕込み樽っぽいオブジェの後ろに雪が~!まるで寒い地方の酒処みたいに見えますね( ;∀;)
もうお昼時はやや過ぎているものの、酒蔵レストランってところはいったいどんなごはんを振舞ってくれることでしょう( ˘ω˘ )
あ、ちなみにまがり家の奥にある門の先は、甲子ブランドを作ってる酒蔵でございます。見学には予約が必要なんで、今回はとりあえずパスで;つД`)
このいかにも日本酒って感じの暖簾が良いですね~!おそらく酒屋さんなんかがよくしている前掛けの生地だと思うんですが、ちょっと分厚いんですよね♨
暖簾は暖簾でも腕押しがややずしっと重いっていう♨
こりゃ何の人形でしょう??「Oh!No!」って感じの素振りに見えますが、この独特のフォルム、誰か有名な人の作品でしょうかねぇ?(^-^)
お、入り口前にさっそくメニューが出てますね!抹茶や紅茶なんかの甘味と、どうやら食事も軽食的なものがメインのようですなぁ(;´∀`)
カレーも良いけど、前情報的にはパスタがうまいということなので、このはっとパスタってやつを戴いてみたいと思います♨
新潟から移築したというこの「まがり家」は、この酒蔵で醸した日本酒などの物販ブースと、そして最近できたばかりの飲食ブースが併設されたほっこり空間となっております(*´ω`*)
やっぱり全体的に日本酒のかほりがぷ~んとしてくるんですよね~……お外が寒いのでこの温かみがなんとも沁みますわい(*´Д`)
ということでさっそく注文しましたよ。置いていった伝票にまで甲子の文字が('ω')
他にお客さんは誰もいなかったので、奥でかちゃかちゃ作ってる音がよく聞こえました。程なくして運ばれてきた「はっとパスタ」なるメニュー♨
ラー油の浮いたたまご雑炊みたいな感じに見えますね。パスタだというのにレンゲが付いてきてるし( *´艸`)
ところでパスタはどこじゃ?……あ、このかんぴょうみたいに見えるやつ、これがパスタみたいですな!ここれはまるで山梨のほうとうじゃないですか!?いや、それよりも太い一反木綿みたいな麺ですぞこりゃあ!?;つД`)
パスタだから勝手に普通の麺を想像してたんですが、こりゃあ一応麺だとしてもとても麺を食べてる気がしないですのん( ;∀;)
お味の方はこれまたなんと茗荷の効いた薬味スープに、ごまやラー油が効いた健康志向な感じのパスタなんですよ!しかもパスタには酒蔵ならでは、酒粕が練り込んであるというのが何とも!(*´▽`*)
かなり腹ペコにして来たので、ちょっと足りないかな~っていうくらいの量に見えたんですが、このパスタの食感がもちもちとしていて実にずっしり!お腹いっぱいです♨
そして食後にこの豆乳!酒蔵で豆乳ですって!?気になりますよこりゃあ( ゚Д゚)
もちろん寒いのでホットで!あらぁ良いですね酒蔵カフェのカップにほっこり豆乳!♨
あ!しかも案の定これはただの豆乳じゃない!甘酒と豆乳のハーフみたいな、なんとも自然な甘さと糀の香りが立った絶妙なドリンクですなぁ( *´艸`)
いやこれはホットで飲むのが絶対正解!軽くデザートとしても成り立つし、こりゃ~うま~い(*´▽`*)
そんなまがり家の箸袋はなんとまぁ紫な!一見上品なようでいてけっこうお酒のにほひがするデザインですな♨
食後は食休みがてらぶらぶらとお二階の展示ブースへ( ˘ω˘ )
まがり家の二階は季節のイベント開催中でございます。本日はお寒い中、版画と短歌のほっこりコラボレーション展示中( *´艸`)
スリッパに履き替えて細い階段をぎぃぎぃと上ると、早速素敵な版画がさりげなく照らされておりました♨
本日の中二階はイベント物販ブース。この屋根裏感が良いんですよ~まがり家の二階!(*´ω`*)
素敵な柄のお風呂敷と、これは札入れかな?♨
今回のイベントの絵葉書がご自由にって置いてありました~。4日からやってたんですね(*´ω`*)
「木々の中おさかなたちは静まりて透明のまま夢を見ている」とあります。なにやら古からの悠久の時を感じるような詩ですね♨
この本はなんじゃろ?なぜかこのページが開いてあるんですが、「家をも名をも」という謡の解説がされているようです('ω')ふむぅ
どうやら万葉集?の歌のようですな。周りを見ると確かに大和時代っぽいテーマの版画がいっぱい(*´ω`*)
まがり家のちょうど曲がっている部分。そういえば何となく大和時代だの万葉集だのっていう雰囲気にも通じるものがありますな( ˘ω˘ )
奥は何やら整然と版画が並び、中心には植物があしらわれ、まるで美術館のようなすっきりした空間となっております(^◇^)
両サイドの版画は乃上あつこという方の短歌がそのまま文字として彫られたもののようですね。かの有名な足利の詩人、相田みつをチックな雰囲気がぽかぽかと漂ってきます♨
あ、葉っぱのおさかな!なるほど葉っぱだから万葉集ってことなんでしょうかね?うーん短絡的にしかわからんですが、ほんとはもっと深い意味がありそう……;つД`)
一番向こう側には童のような画がありました。これはひょっとすると、手前の万葉集版画がどうやら男女の模様を描いているものだったので、子宝というか世代が受け継がれていくみたいな壮大なテーマを表しているのでしょうかね?(*´ω`*)
スターウォーズも昨今のエピソードVII~VIIIの流れはまさに後世への引継ぎのようなことが描かれているし、こういうテーマって深くて良いですよね……♨
さてはて戦利品のコーナーに参りましょう♨
さて一通り見終わって、もちろん帰りには物販ブースで戦利品調達です( *´艸`)
日本酒をあえて買わなかったのは、実は甲子には隠れた銘酒があることを知ってしまっているからなのです……( ˘ω˘ )
「一喜」という銘柄なんですが、何を隠そうこのお酒は酒蔵では手に入らないんですよね……造ってるところだというのにまったく日本酒ならではの不思議な物流です( ;∀;)
というわけで日本酒風呂、蔵元造りのかすていら、そして甲子の手ぬぐいをゲットしてまいりました♨
まずは手ぬぐいを広げてみましたよ!良いですね~日本酒って感じですね~この藍染めに酔っぱらった書体で酒酒酒!お酒呑む人花ならつぼみ、今日もさけさけ明日もさけ!( *´艸`)
はい、そして同じく藍染めチックなパッケージのこちら、いわゆる日本酒カステラというやつですね!(*´ω`*)
山梨の長坂というところに七賢という酒蔵があるんですが、その向かい側にある金精軒という和菓子屋さんが出した「大吟醸カステラ」がおそらく初出にして有名にしたであろうお菓子ですね♨
サイズはハーフなんですが、十分な食いでがありそうな予感がします(;´∀`)
外包装を剥がすと内側の箱には甲子正宗やら飯沼本家やらのいろんなロゴがばらばらと。これまたいかにも日本酒って感じが漂うほっこりデザインですのぅ♨
見た目はパンみたいですが、カステラです。そしてお味は……なるほどこれは!完全に日本酒味ですね!というかこれってアルコール入ってませんか!?リアルに苦みもあって、かなり大人の味( ゚口゚)=3
しかしこれ、口当たりは強いんですが一度食べ始めると癖になるというか、次々と頬張ってしまい気づいたらすっかりなくなっておりました……やっぱり酒入ってたのかなぁ?いや入ってるんですけど(´・ω・`)
そしてこれ!日本酒風呂!気になりますねぇ~これは!(^^♪
指折りの酒蔵が作った日本酒の入浴剤ですよ。お肌しっとり、身体ぽかぽか!一体どんなリアルな日本酒の香りなんでしょうか♨
ん?あれ?「清酒」って書いてあるんですけどこれ!?え、どういうこと?つまりこれって……(;・∀・)
パキュっと開けてみると、うん、これはつまり日本酒そのものってわけですね。ちょっと舐めてみましたが、ええ、しっかり呑めるお酒そのものです!;つД`)
いや~一見これ贅沢なようでいて、実は300mlくらい入れても湯船の量のお湯だと何の変化もないんじゃないかとも思うんですが……(;´∀`)
とりあえず湯桶に注いでみました。これくらいならまだ湯気と一緒に割とそれっぽい香りが立ちますね~( *´艸`)
しかしやっぱり湯船にざぼーんと混ぜてしまうとすっかり薄くなってしまいました;つД`)
これはひょっとすると湯桶に入れた状態で香りを楽しむっていう使い方なのかもしれませんな♨