湯気もうもうの製麺所でたまには釜揚げうどんなぞ♨
寒い夜だから胃に優しいあったかおうどんで今宵を凌いでいこうと思うんです……しかもたまには桶からうどんを掬いたいってことで今日は釜揚げうどんに致しとう存じまぬ(*´▽`*)まぬ
このねーやっぱ絵面が良いですよ釜揚げうどんってのは!特に冬場はね、こういう湯桶みたいなところから熱々のうどんを手繰るってのがいかにもほっこり温かいじゃないですかってんで♨
一見すると小ぶりな風呂桶ぐらいのサイズ感があるのでこんなにうどん満タンで食べきれるんかしらっと思うんですけど、これはまあトリックでして実はけっこう上げ底になっとるってな寸法なんですよ( *´艸`)
しかし良いですよねこの木の桶に泳ぐ真っ白なごん太……江戸の盛りそばがきりりと粋な涼の世界ならば、こちらはもっちり腹持つ温の世界……蕎麦とうどんという麺の対比もあってまるで対になっているかのようじゃあないですかってんで(*´-`*)
写真ACでダウンロードそんなおうどんはお蕎麦以上にこの持ち上げるのが大変でして。何しろ太くて長いもんですから、箸をいくら持ち上げても湯から上がらんわ重たいわでもって無粋な食べ方になりそな感じに;つД`)
しかし湯桶からのリフトアップも絵になります。まさにこの和の趣ってぇやつですよね。そもそも釜揚げうどんの釜揚げってな、茹でた釜からうどんを水洗いせずそのまま戴くという食べ方を言うらしいのですよ。水洗いした場合は湯だめうどんと呼ぶそうで(*´ω`*)へぇ~
写真ACでダウンロードそんな四苦八苦もまあ慣れてしまえばあっという間に畳んで取る箸捌きですよ。そうしてこのねぎを浮かべたお出汁の方に浸けまして、これをこう一息にゾゾゾっと。ん~んまぁ~い!やっぱうどんそのものを味わうならこれですよこれ~(*´▽`*)ほんとんまい
さらに毎度の揚げ玉と七味の方も加えてゾゾゾっと!いーやめっちゃコク出る~うめぇ~!いつものように色々トッピングしてあの絶品お出汁で頂戴するのももちろんですけど、こうして濃いめの浸けつゆで戴くとまた湯桶の湯気まで吸いこんでる感じでほんと温まりますなぁ~(^◇^)この時期に医者いらずですわい